それでも顔で稼ぎたい!コロナ禍にイケメンはここにいる

内藤みか 作家
更新日:2021-01-28 06:00
投稿日:2021-01-28 06:00
 コロナ禍は芸能界を目指すイケメンたちにも容赦なく襲いかかっています。出演予定の舞台が感染拡大の影響で次々と延期や中止に追い込まれ、女性ファンと撮るチェキが大きな収入源となるメンズ地下アイドルもなかなかステージに立てず、苦境に陥る人も。そんななか、自称イケメンタレントがマッチングアプリにも現れ始めました。

イケメンが社会に出るために

 先日、ジャニーズ事務所がジャニーズJr.に「22歳定年制」を導入すると発表しました。22歳に達すると、事務所の合意がなければその時点で契約終了となるのだとか。厳しい判断のようにも見えますが、22歳というと、4年生大学を卒業して就職する年齢です。

 芸能界から離れ、社会に旅立つにはちょうどいい年齢なのかもしれません。けれど、今まで芸能のレッスンに打ち込んできた彼らになんらかの実務スキルはあるのでしょうか。

セカンドキャリアとの直面

 Jリーグにも似たような問題があります。若くして引退するサッカー選手は多いのですが、サッカーに集中してきたので、いきなり会社に就職するといっても難しく、簿記などの資格取得のキャリアサポートが行われていた時期もありました。

 芸能界にもそうしたセカンドキャリア指導が必要かもしれません。芸能以外にどのような仕事があるのか、そしてそのためにはどのようなスキルがあればいいのか、自分はどういう方面に進みたいのかなどを考える機会が必要です。

ウーバーは一時的なもの

 キャリアについて考える機会がないまま、コロナ禍に直面した芸能を目指すイケメンは、混乱しつつも自分の売りである「ルックス」で稼ごうとします。もちろん当座の稼ぎとしてウーバーなどの配達員をする人もいますが、それは顔の良さは関係ない仕事であるため、やっぱり芸能で稼ぎたい、と強く望んでいるのです。

 彼らは配達などのバイトは「世をしのぶ仮の姿」であり、芸能の世界でキラキラしているのが本当の自分の姿だと思っているため、どうしてもそちらに向かいたがります。けれど、コロナ禍で芸能の仕事量は激減しているため、新人が十分に活動できる状態ではありません。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


「ネットの出会い」罠だらけ!? 信頼できる“SNS垢”の見極め方
 コロナ禍の際にマッチングアプリ以外に登録し、その後も継続して使っている人は少なくないようです。けれど会ったこともない相...
内藤みか 2022-05-12 06:00 ラブ
「お金を出さない彼氏」のトリセツ!“ヒモ男”を卒業させる法
 楽しみにしていた彼氏とのデートで、「お金がないから」とケチなデート内容にされたり、割り勘になったりすると、なんとなくも...
恋バナ調査隊 2022-05-11 06:00 ラブ
「結婚のメリットがわからない」と彼 意識改革“必勝”術あり〼
 パートナーとの関係は良好で自分は結婚したいけれど、相手に将来のことを聞いてみると「結婚のメリットがわからないから……」...
若林杏樹 2022-05-11 06:00 ラブ
「恋愛と結婚は別」ラブラブが続くとは思ってないけども…!
 若い頃はラブラブな結婚生活が続くと思っていた人が多いでしょう。でも、実際に結婚してみると厳しい現実を知ることになります...
恋バナ調査隊 2022-05-11 06:00 ラブ
男にモテる「大人女性」を考察 愛されたいなら流行追うな!
 精神的に大人な女性には、男性の心をわしづかみにする魅力がありますよね。でも、ただ年齢を重ねただけでは、「男性に好かれる...
恋バナ調査隊 2022-05-10 06:00 ラブ
シングルマザーへの助成金に根強い偏見…でも優しい人もいる
 ステップファミリー5年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
彼氏が耳触った、何なん!? スキンシップの場所で分かる心理
 彼氏が何気なくしてくるスキンシップ。触れられるだけで、とても幸せな気持ちになってしまいますよね。実は、そんなスキンシッ...
恋バナ調査隊 2022-05-09 06:00 ラブ
夫に冷めた! 離婚の2文字がちらつく…最優先ですべきこと
 どんなに理想の男性と結婚しても、何年も一緒に生活するうちに嫌になってしまうことがあります。中には、夫に対して「冷めた」...
恋バナ調査隊 2022-05-09 06:00 ラブ
モテる天然女子とモテない天然女子 決定的な違いと見極め方
「天然の女性は男子にモテる」と思っていませんか? でも実は、“天然”には2種類あるようなのです。そして、その種類によって...
恋バナ調査隊 2022-05-08 06:00 ラブ
【女性の浮気】結婚後に遊び始めた“元・非モテ女子”の勘違い
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「浮気」といえば一昔前まで男性がすることがほとんどというイメージでしたが、今...
山崎世美子 2022-05-07 06:00 ラブ
薄給夫に不倫疑惑!証拠隠滅&ノー自白に翻弄される43歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-05-07 14:51 ラブ
妻に不倫がバレたけど…頑なに認めない43歳控えめ男性の主張
「冷酷と激情のあいだvol.89〜女性編〜」では、夫であるユウスケさんの不倫の証拠を掴みつつも、夫が認めないことに悩む妻...
並木まき 2022-05-07 06:00 ラブ
恋愛下手から恋愛上手になりたい!特徴5つ&注意点3つを習得
 好きな人ができてもなかなか恋愛に進展できない人や、せっかく彼氏ができても交際が長続きしない人は、「私は恋愛下手かも……...
恋バナ調査隊 2022-05-06 06:00 ラブ
【30代女の体験談】ほぼ毎日ささみ!モデル男と交際した顛末
 キレイめモデル系男子と付き合いたい! という女性は大勢います。けれど、実際にイケメン男性モデルとお付き合いしたら、想像...
内藤みか 2022-05-05 06:00 ラブ
男ドン引き!恋愛成就のお邪魔虫“マウント女”になってない?
「アラフォーになっても、なかなか結婚相手が現れない」と焦っていませんか。それ、もしかしたら、恋愛における“マウント女”に...
恋バナ調査隊 2022-05-05 06:00 ラブ
綾瀬はるかなら許せても…“干物女あるある”から脱却方法まで
 数年前、綾瀬はるかさん主演のドラマ「ホタルノヒカリ」でも話題になった「干物女」。何をするにも「面倒臭い!」が前提で、恋...
恋バナ調査隊 2022-05-05 06:00 ラブ