相手に期待しすぎると陥る罠…希望をハッキリ言うべき理由!

七味さや 漫画家・イラストレーター
更新日:2021-02-22 06:00
投稿日:2021-02-22 06:00
 相手が自分の思うように動いてくれない……なんだか不満がたまってモヤモヤする! パートナーに対して、そう感じた経験はあるでしょうか。不満との戦いは、親密な人間関係につきものなのかもしれません。でも、ちょっとした心がけで関係を良好にするための努力ができるかも? この漫画の主人公・リコちゃんも、近ごろ彼氏の柏原くんに不満を感じる機会が多いみたい……この蓄積していく不満、一体どうすればいいの!?

“自分の常識”と“他人の常識”は違う!言葉にして伝える努力を

 相手に期待しても、だいたいは期待通りにいかないんですよね。期待しすぎてしてしまうと、相手が期待通りの反応をしてくれなかった場合に、裏切られた期待が「不満」に変化します。

 勝手な期待をして、相手に伝えないまま勝手に不満を蓄積していく。「女性は察してちゃんが多い」なんてよく言われますが、私の観測範囲では男女関係なくこのタイプはよく見かけます。お互いにこの応酬が続けば、話し合いができない夫婦の完成です。

 せっかくなら、パートナーのことが大好き!信頼してる! って思える関係でありたいですよね。そのためにはできるだけ相手に期待をしすぎず、自分の希望はハッキリと伝える必要があります。

 自分の中の常識って、他人の常識とは全然違うんです。なので相手の常識を否定するのではなく、この人はこういう考え方をするんだな……と一度受け止めてみましょう。その上で、自分はこういう考えだからこうしてほしい、という希望を伝えられたら理想的です。

 とはいえ、育児や仕事で余裕のないときは不満をため込んでしまう場面も多いかと思います(偉そうにこの記事を書いている私自身も不満をため込むことがしばしばあり、目下、改善努力中……)。

 それでもパートナーとの良好な関係を維持していくには、双方の努力が不可欠。相手に期待しすぎず、希望を伝える(=話し合いができる)ように心がけることは、末永く関係を続けていくために必要な努力だと思うのです。

登場人物紹介

リコ
離婚から立ち直りたいアラサー。同僚の柏原さんと付き合ってみたんだけど……なんか最近不満がいっぱいたまっていくような……。今まで付き合ったことのないタイプってむずかし~い!!

柏原さん
リコの会社の同僚。重度のアイドルオタク。彼のまっすぐにリコを想う気持ちが心を動かし、念願の彼氏に昇格! でも女心ってよくわからなくて、付き合うってむずかしいです……。

七味さや
記事一覧
漫画家・イラストレーター
離婚済アラサー漫画家。不注意型ADHD傾向ありの綱渡り人生。世界中からゆるされたくて、「ゆるし系」漫画やキャラクターを描いています。やさしい世界をつくりたい。Xでも随時漫画更新中。お仕事実績はこちら:https://shichimin.com/

ラブ 新着一覧


気になる彼と初対面デートの沈黙を回避! 仕込んでおきたい4つのモテ話題
 マッチングアプリなどで知り合った初対面の男性と初デートをするとき、「どんな話をすれば盛り上がる?」「好印象を残せる話題...
恋バナ調査隊 2023-12-08 06:00 ラブ
色恋営業? マッチングアプリに潜むホストの見分け方3つ
 ホストクラブの高額な売掛金が問題になっています。そのせいなのか、ホスト達も集客に苦労している模様。一部のホストはホスト...
内藤みか 2023-12-07 06:00 ラブ
上原多香子の“子連れ不倫”が物議…子供は全部知っているかも
 テレビでは、女優の広末涼子さんや、タレントのMEGUMIさんの夫でDragon Ashの降谷建志さんなど、芸能人の不倫...
恋バナ調査隊 2023-12-07 06:00 ラブ
“身体の関係”から沼に…本命になりたい時はどうすればいい?
「あの日、彼と寝てしまったけど、今、私たちってどんな関係なのかな?」  どちらかがちゃんと告白して付き合う前に一晩...
若林杏樹 2023-12-06 06:00 ラブ
貴女の度数は? カレに好かれるクリスマスver.「フェロモンジャッジ」
◇  素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高...
太田奈月 2023-12-11 19:22 ラブ
30女40女たちの大後悔! 恋は盲目とはいえ、貢いだ私のバカ話4選
 あなたは、男性に貢いだ経験がありますか? 「好きな人を振り向かせようと頑張っているだけ」と、自分を納得させて大金を使う...
2023-12-05 06:00 ラブ
いま彼との恋愛、見切らないと時間の無駄かも?「損切り基準」6項目
 アラサー・アラフォーになると「今の彼を失ったら結婚できないかも……」と不安を抱えるときもあるでしょう。  でも彼との...
恋バナ調査隊 2023-12-04 06:00 ラブ
運が悪かっただけ? 私が出会ったクズすぎた九州の男の特徴
 九州の男といえば、豪快で男気があり、人情に熱いイメージがありますよね。男らしい人がタイプの女性にはたまらないでしょう。...
恋バナ調査隊 2023-12-04 06:00 ラブ
「今度は生ませるから」自分の元から去った元カノに再び妊娠を迫る40男
「冷酷と激情のあいだvol.171〜女性編〜」では、交際中のモラハラを理由として、ドロ沼の末に恋人と別れた明美さん(38...
並木まき 2023-12-02 06:00 ラブ
「中絶費用払って…」復縁を懇願するモラハラ元彼に38歳女の切ない願い
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-12-02 06:00 ラブ
あんた何様ですか? いい加減つら、理想が高い夫を持つ妻たちの愚痴5選
 夫の理想が高ければ高いほど、妻たちの不満は膨らむ様子。「なんなのコイツ!」と怒りがこみあげ、離婚を考えるようになる女性...
恋バナ調査隊 2023-12-01 06:00 ラブ
コロナ後のいま“レス不倫”増殖中! 2度目も3度目も食事だけデートのワケ
 コロナが5類に移行してから、くすぶり始めているのが、不倫です。濃厚接触を避けていたコロナ禍では自粛傾向にあった禁断の関...
内藤みか 2023-11-30 06:00 ラブ
不倫も人生経験、不倫してよかったと語るツワモノたち 一体何を学んだ?
 誰もが「不倫はいけない恋愛」と思っているでしょう。でも「不倫してよかった」「不倫も人生経験の1つ」と考えるツワモノもい...
恋バナ調査隊 2023-11-30 06:00 ラブ
あなたは何のため? 女性が入籍・結婚を望む5つの理由を考えてみた
「大好きな人とずっと一緒に過ごしたいから」「子どもが欲しいから」などなど、結婚したい理由は人それぞれ。あなたが結婚したい...
恋バナ調査隊 2023-11-29 06:00 ラブ
男の「よく食べる人が好き」発言に裏ナシ? “食好き女”アピる前に読んで
「好きな女性のタイプは?」という質問に対して、「よく食べる女の子が好き!」と答える男性って結構いますよね。でも、その言葉...
恋バナ調査隊 2023-11-28 06:00 ラブ
家事をしない夫への「プチ仕返し」私ばっかりしんどいの、おかしくね?
 男女平等が常識になってきた現代ですが、まだまだ男女の差は存在します。その差が特に顕著なのが家庭の中。夫婦共働きであるに...
恋バナ調査隊 2023-11-28 06:00 ラブ