恋人時代みたいに話すのに…元彼と復縁できない女性の苛立ち

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-04-10 05:48
投稿日:2021-02-27 03:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、元カレと復縁したいのに、あと一歩のところで関係が進まない女性の苛立ちをお届けします。

「あけおめ」LINEから再び始まったやりとり

 今回登場するYさんは30代前半で、1年ほど前に別れた元カレKさんとの復縁を希望している女性です。

「コロナ禍になってしばらくして、今までみたいにデートができなくなったあたりから、Kとはなんとなく歯車が噛み合わなくなってしまって。

 電話で話してもお互いにテンションが上がらず、会話も噛み合わないし、デートもしなくなったし……ってことで、話し合いの末に別れました」

 別れた直後は、連絡すらとらなかったというふたり。しかし年が明けて2021年になってから「あけましておめでとう」のLINEをきっかけに、再び頻繁に連絡を取り合うようになったそうです。

恋人時代のようなやり取りに復縁を期待するも

「2月に入ってからは、ほぼ毎日LINEしています。内容は、付き合っていた頃のような感じで、その日に起きた他愛もないことを報告しあったり、面白いと思ったネットニュースをシェアしたりしてきました。

 別れた直後は、もうヨリを戻すことはないだろうなと思っていたのですが、そんなふうに再びKと頻繁に連絡をするようになって、ちょっと恋人時代っぽい話もするようになったし、私は当然のように、ヨリを戻すつもりでいたのですが……」

 復縁したい意思はあるものの、自分から伝えて振られるのは怖いと口にするYさん。できれば、Kさんから復縁の話をしてもらいたいそうで、これまで何度も、電話口でその言葉を誘導する会話を心がけてきたそうです。

 しかし、“あと一歩”の感触はあるものの、Kさんから復縁の提案が出たことはなく、なかなか進まないふたりの関係に苛立ちを覚えてきたと言います。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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