コロナ禍で婚活市場に変化が…地味な女性がモテ始めたワケ

内藤みか 作家
更新日:2021-04-22 06:00
投稿日:2021-04-22 06:00

インドアな女性が好まれる

 ある日、1番人気の男性とマッチングすることができて、Mさんはむしろ戸惑ったといいます。他の美しい女性たちでなく自分が選ばれてしまったからです。その男性に「どうして私なのですか?」と聞くと「あまり出かけないと言っていたから」というのです。

 元々Mさんはインドア派で、休日も外出せず、配信で映画を観たり、読書をしたりと、家の中で過ごしていました。なので、コロナ禍でも大きなダメージを受けず、淡々とひとりの休日を送っていたのです。

「他の女性たちは旅行や買い物に出かけると言っていて、少し心配だった。あなたみたいに家にいてくれる女性がいい」と言われ、Mさんは仰天しました。

 今までは男性から「家にばかりいないで、出かけたら?」と言われることが多かったからです。

インドアな女性が選ばれる

 突然の感染症の流行。いつかは収束するだろうと言われているとはいえ、今までの遊びスタイルを崩さず、旅行にレストランにと外出を続けている女性を不安に感じる男性は少なくないようです。

 結婚し、一緒に暮らすようになった際に、妻があちこち出歩くと、感染リスクは高まるかもしれません。妻が感染すれば、夫も家庭内感染するリスクがあり、仕事を休む可能性も出てくるでしょう。

トロフィーワイフはもういらない

 長引く自粛生活で、外出は最小限にとどめることができる女性を男性は求めるようになりました。今まで華やかに外出していた女性の場合、急に家にこもるとストレスが溜まってしまうかもしれませんが、インドア派の女性だったら家にいることが苦にならないので、かなりの高ポイントなのです。

 以前は、美しく目立つ妻を連れ歩くことがステイタスとされていましたが、今はそうした出かける機会もあまりありません。そのため、家にいてもうるさくない物静かな女性がモテるようになったのです。

 M子さんは先日、1番人気だったエリートサラリーマンとデートしました。高級外車で彼女を迎えに来た彼を見て「本当に私でいいの?」とますます不安になったそうですが、彼が熱心に誘ってくれるため、交際は順調に進んでいるそうです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


信じたいけれど…不安にさせる年下彼氏の特徴3つ&対処法
 年下彼氏のいる女性は、若くてフレッシュな男性と付き合えて嬉しい反面、やはり心配がつきもの。でも、年下彼氏と付き合ってい...
恋バナ調査隊 2022-01-10 06:00 ラブ
気になる彼を落としたい♡ 男性が喜ぶあざといモテテク6選
 女性にとってはマイナスのイメージが強い、あざとい系の女性たち。しかし、男性ウケは抜群にいいと言われているのが現実ですよ...
恋バナ調査隊 2022-01-09 06:00 ラブ
都合がいい女性にならない方法3選! こんな男性には要注意!
 呼び出せばすぐに来てくれる、終電を逃したら泊めてくれる、いつでも体を許してくれる……。男性にとっての都合のいい女性って...
恋バナ調査隊 2022-01-08 06:00 ラブ
未婚独身アラサー女子、はじめての結婚相談所へ♡ 〜シーボン マリアージュサロン 体験記〜
 時世も相まって、出会いそのものが限られている生活に「もう慣れてしまった」という人も多いかもしれません。未婚・独身・恋人...
ミクニシオリ [PR] 2022-01-12 01:11 ラブ
交際2年も…実家に紹介してくれない恋人に不信感を抱く女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-01-08 06:00 ラブ
口うるさい両親に辟易…恋人の存在を隠し続ける男性の事情
「冷酷と激情のあいだvol.71〜女性編〜」では、交際2年目を迎えているのに、実家に自分の存在を隠し続ける恋人・ケイタさ...
並木まき 2022-01-08 06:00 ラブ
職場の彼…「彼女いない」って本当? 見抜く方法&確定行動
 職場に好きな男性がいる人は、「彼女がいるのだろうか?」と気になってしまいますよね。中には「彼女いない」と言っているくせ...
恋バナ調査隊 2022-01-07 06:00 ラブ
カップルで価値観が違ったらどうしたらいい?合わせ方5STEP♡
 価値観が合うかどうかは、カップルにとって重要なポイントでしょう。どんなに見た目がタイプの男性でも、価値観が合わなければ...
恋バナ調査隊 2022-01-07 06:00 ラブ
実は天然で計算なし? 思わせぶりな女性の恋愛心理&言動3選
 男性に対して思わせぶりな態度を取る女性に、「計算高い」「あざとい」という印象を持っている人も多いようですが、実は天然で...
恋バナ調査隊 2022-01-06 06:00 ラブ
彼に嫉妬させたいはNG! 3つの“匂わせ”失敗例から学ぶこと
 彼が全然プロポーズしてくれない、もしくは彼が全然付き合おうと言ってくれないと悩んだ時、ついやってしまうことがあります。...
内藤みか 2022-01-06 06:00 ラブ
恋愛と仕事が両立できない人の共通点&うまくいくポイント5つ
 恋愛も仕事も上手に両立させている人を見ると、「羨ましい」と思う女性も多いでしょう。仕事に没頭することで恋愛どころではな...
恋バナ調査隊 2022-01-05 06:00 ラブ
彼のことが好きすぎる…勘違いしやすい“好き”と“依存”の違い
 恋愛関係において、恋人も自分も思い合っている状態が好ましいですよね。お互いのことを大事にできたり、助け合える仲でありた...
若林杏樹 2022-01-05 06:03 ラブ
別れを考えてるの? 既婚男性が冷める5つのサイン&対処方法
 誰を好きになろうが、誰と付き合おうが自由ですが、既婚男性との恋愛は別です。彼の妻や子供など、誰かを傷つける可能性のある...
恋バナ調査隊 2022-01-04 06:00 ラブ
逆プロポーズをしたのに断られた…男性心理&5つの対処方法
 彼との交際が順調に進んでいると、自然と結婚を意識するようになるでしょう。しかし、中には、女性から勇気を出して逆プロポー...
恋バナ調査隊 2022-01-03 06:00 ラブ
イケメンなのに…残念彼氏の特徴&本当のイケメンにする方法
 イケメンの彼氏ができれば、友達に自慢したくなる人が多いでしょう。でも、付き合ってみたら「魅力的なのは、見た目だけだった...
恋バナ調査隊 2022-01-02 06:00 ラブ
会ったばかりで? ハイスペ男性に交際を迫られ困惑する女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-01-02 05:56 ラブ