婚活成功への道♡ 結婚相談所を比較するなら?選び方11のコツ

コクハク編集部
更新日:2021-05-19 06:00
投稿日:2021-05-19 06:00
 突然のコロナ禍。人とのコミュニケーションが少なくなり、健康やお金、仕事への不安を抱えている人も多いでしょう。でも、そんな今だからこそ、「誰かと一緒に生きていきたい」と、婚活を真剣に考え始めている人も増えています。
「集まること」がNGという風潮ですので、どうしても新しい出会いは少ないものの、実は、結婚相談所業界が盛り上がっているのも事実。そこで今回は、安心できる結婚相談所の選び方をコクハク編集部で徹底リサーチ! 今年こそ結婚したいあなた、必見です♡

結婚相談所の選び方の5つのコツ! 種類・会員数・年齢層・費用で見るポイント

 実は今、結婚相談所は国内に2,000社以上もあるそうです。中には、「高いお金を払って入会したのに、ぜんぜん出会えない……」と、トラブルに発展するケースも。運命の人と早く巡り会うためにも、まずは選び方のポイントをチェックしていきましょう。

1. 大きく分けると3タイプ! 結婚相談所の「種類」で選ぶ

 結婚相談所は、大きく分けると以下の3つの種類に分かれます。

・データマッチング型

「データマッチング型」は、結婚相談所に登録をしている人の中から、コンピューターが自動的にマッチングをして紹介してくれるシステムです。スマホで操作できて、気軽なのもメリット。マイペースに婚活を行いたい人におすすめです。

 ただし、マッチング後はお見合いの日程調整や連絡先交換などのやりとりを自分で行わないといけないため、積極的にアプローチする必要があることを覚えておきましょう。

・仲人型

「仲人型」は、専任のコンシェルジュが相性の良さそうな相手を紹介してくれるシステムです。定期的にアドバイスやカウンセリングを受けることができますし、「コンピューター」ではなく「人」による紹介となるので、希望に沿った相手と出会いやすいのが特徴。

 また、仲人型の結婚相談所は、基本的に身分証明書などの提出が必須である場合が多いため、安心できるのもメリットでしょう。「自分からアプローチするのが苦手……」という人には、心強いシステムですね。

・ハイブリット型

 近年増えているのが、「ハイブリット型」。「データマッチング型」と「仲人型」の両方の特徴を併せ持つシステムです。データによるマッチングだけではなく、専任コンシェルジュからの紹介も受けることができるため、万能タイプだと言えるでしょう。

 サポート体制もしっかりしており、登録者数も多いですが、比較的費用が高いのも特徴。短期決戦で婚活を進めたいという人は、試してみる価値があると思います。

2.「大手 or 地元密着型」で選ぶ

 結婚相談所の規模は千差万別です。大きく分けると、「大手」で全国展開している結婚相談所、もしくは、「地元密着型(中小)」でエリアが限られている結婚相談所の2つ。

 多くの出会いを求めたいのであれば大手の結婚相談所が良いですし、地元で相手を選びたいということであれば、地元密着型の結婚相談所がおすすめ。

 また、大手の結婚相談所であれば、信用性の高い会社が運営しているのも安心ポイントですね。価格面でもいくつかのプランから選べる場合が多いですし、サービスの質にも期待できます。

3.「会員数」で選ぶ

 会員数も、結婚相談所を選ぶうえで重視したいポイントです。会員数は結婚相談所の規模の大きさに比例するため、出会いの数にも影響してきます。多くの出会いを求めているのであれば、会員数4万人以上のところを目安にすると良いようですよ。

 また、ここでチェックするべきは、その結婚相談所がきちんと情報を開示しているかどうかです。「成婚率業界NO.1!」と謳われていても、定義が曖昧。下記で詳しくご紹介しますが、成婚率の高さにはカラクリがある場合もあるので注意しましょう。

4.「費用」で選ぶ

 結婚相談所を選ぶ時には、費用面もしっかり見る必要があります。注意が必要なのは、「無料」「入会料0円」など、安さにつられてしまうこと。

 結婚相談所では、入会費、月会費、お見合い料、成婚料……など、成婚までのタイミングによって費用がかかります。つまり、初回無料だったとしても、結果的に膨大な費用がかかってしまう可能性があるので注意が必要です。

 費用面で選ぶ場合のポイントとしては、やはり価格がわかりやすい結婚相談所を選ぶことが肝心。サービス内容によっていくつかのコースが用意されている結婚相談所も多いため、自分のお財布と相談しながら最終的にどれくらい費用がかかるのかを計算して決めるようにしましょう。

5.「年齢層」で選ぶ

 それぞれの結婚相談所では、会員数の年齢層が違います。一般的には男女ともに30〜40代の登録者が多いようですが、たとえば、年下がいい、年上がいい、など、自分が希望する年齢層の相手が多いかどうかもチェックしてみると良いでしょう。

 また、あなたが20代での登録の場合、リーズナブルなプランが用意されている結婚相談所もあります。お得なキャンペーンなどもあるようですので、資料請求などを行って吟味してみると良いですね。

結婚相談所を比較する時の注意点! トラブルを避ける6つのコツ

 せっかく結婚相談所に入会したのに、さまざまなトラブルに遭遇してしまう人もいます。実際にありがちなケースとしては……

・入会前に言われていた費用と違う
・紹介される人数が少なすぎる
・希望条件の人から断られてしまうが、条件以外の人からアプローチされる
・専任コンシェルジュからのサポートが少ない
・退会ができない

など。これらのトラブルを避けるためにも、以下の6つのポイントを確認するようにしてください。

1. 口コミはあてにならない!? 無料相談や資料請求は必須

 結婚相談所を選ぶ時に口コミを参考にする人は多いですが、あまりおすすめできません。結婚相談所との相性はもちろん、出会いにはタイミングや運もあるため、人によって満足度の捉え方が違うからです。

 そこで、おすすめしたいのが、各結婚相談所で行っている「無料相談」を活用すること。雰囲気や担当者との相性、そして、信用できるかをチェックすることができます。無料相談に行く前には、事前にリサーチしておくことがポイント。資料請求をして、熟読しておきましょう。わからないところがあったら、無料相談の際に質問できるので安心です。

 また、できれば一度で決めずに、いくつかの結婚相談所と比較してみましょう。自分に合った結婚相談所だとストレスも減りますから、婚活へのモチベーションが保ちやすくなりますよ。

2. 実は罠かも? 成婚率だけで選ぶのはNG

「成婚率◯%」と、多くの結婚相談所で謳われていますが、これを鵜呑みにするのは危険。そもそも、「成婚」の定義は「真剣交際が始まったら成婚」「婚約したら成婚」など、各社で違うため、比較することができないからです。

 また、成婚率の算定方法についても、カラクリがあります。よく使われている算定方法を見てみましょう。

・CASE1:1年間の成婚退会者数30人÷現在の在籍会員数100人=成婚率約30%
・CASE2:1年間の成婚退会者数30人÷1年間の全退会者数50人=成婚率約60%

 成婚退会者数は同じでも、成婚率を高く表記しているCASE2のほうが良く見えてしまいますよね。大手は算出方法が明らかにされている場合が多いので安心ですが、中には成婚率を非公開にしているところもあるため、注意しましょう。

3. 料金プランは重要ポイント! 安さにつられすぎてはNG

 結婚相談所の費用は、各社ピンキリ。あるデータによると、半年分で15万円〜60万円ほど幅があるとも言われています。料金は安いに越したことはないですし、また、安いからと言ってサービスが悪いとも一概には言えません。

 費用面から結婚相談所を見る時、チェックしたいのが料金プランです。以下3つのポイントは、必ずチェックするようにしましょう。

・各プラン、必要な費用がきちんと明示されているか
・活動中、どのタイミングでお金が発生するか
・プランによって、サービスはどう変わるのか

 婚活する期間を決め、成婚までにどれくらい料金がかかるのかをシミュレーションして、自分の理想的な婚活が行えるプランを選べると良いですね。

4. 活動内容や退会について書面で説明してもらう

 結婚相談所を選ぶ時、上記でご紹介した「無料相談」を利用する人は多いでしょう。その際、金額やシステム、活動内容について口頭で説明してもらうだけではなく、書面を使って説明してもらうことをおすすめします。万が一トラブルに発展した時、「言った言わない」の水掛け論になってしまう可能性もあるため、必ず確認しておきましょう。

 また、退会する方法についても同様。違約金によるトラブルは、とても多いのです。特に、クーリングオフの期間、退会する時に返金があるか、違約金は発生するかなど、明確にしておきましょう。

 また、詳しい資料を求めた際、出し渋るような様子が見られるのであれば、「信用できない」と判断しても良いかもしれません。一度持ち帰って検討する勇気を持つことも大切です。

5. 出会いの数に影響する! 会員の平均年齢は要確認

 結婚相談所を選ぶ時には、会員の平均年齢、年齢層も確認しておきましょう。多くの結婚相談所では、男性は20才〜75才くらいまで、女性は18才〜75才くらいまでの入会が認められており、会員の年齢には大きな幅があります。

 シビアな話になりますが、女性の場合、結婚相談所では若い年代の人のニーズが高いのも事実です。たとえば、50代の人が30代の会員が多い結婚相談所を選んでしまうと、マッチングしづらくなってしまうことは想像できますよね。

 一般的には、自分と同じくらいの年代の人が多い結婚相談所のほうがマッチングしやすいと言われているので、選ぶ時の参考にすると良いでしょう。

6. 通いやすい店舗があるかもチェック

 結婚相談所に入会した後は、定期的に通うことになります。自宅から遠い結婚相談所を選んでしまうとどうしても婚活しづらくなってしまううえ、結婚相談所からのサポートを十分に受けられなくなってしまう可能性があります。通いやすい店舗があるか、事前に確認しておくと安心ですよ。

結婚相談所選びが婚活成功のカギを握る! 自分に合う相談所へGO♡

 人との出会いが少なくなっている今だからこそ、結婚相談所を利用して婚活をはじめる人は増えています。もちろん、結婚相談所に入会したからといって、必ずしも成婚できるとは限りません。でも、ご紹介した選び方のポイントを押さえておけば安心! 出会いの数も増え、婚活成功にぐっと近づくはずです。

 結婚相談所というとハードルが高いというイメージがあるかもしれませんが、今ではオンライン上でのお見合いや、データマッチング型など、気軽に婚活が行える世の中になってきています。結婚相手を探している人は、ぜひこの機会に婚活に取り組んでみてはいかがでしょうか?

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「人生設計が狂いました」妊活に失敗した妻、浪費家の夫といる意味が見いだせない。離婚願望が強くなる日々
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-23 11:45 ラブ
「宝塚の男役みたいで…」夫には秘密、女性同士の濃密な関係。昂ぶる想いが“執着と嫉妬”に変わるまで
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-22 11:45 ラブ
「ほんと、ちょろい」裏アカが暴いた彼の本性。優しい言葉は全部ウソだった…SNS二重人格男の恐怖
「優しそうで誠実な人がいいな」――そんな言葉を繰り返していた友人のマキが、「まさに理想通りの人に出会った」と目を輝かせて...
おがわん 2025-08-22 11:45 ラブ
イケメンより優しい人より「筋肉男子」好き! 今、そんな女性が増えているワケ。背景は“社会情勢”にあり?
 筋トレ男子が人気です。今までは「マッチョはちょっと怖い」と言っていた女性も、「やっぱり逞しい人がいい」と気持ちが切り替...
内藤みか 2025-08-21 11:45 ラブ
なんで付き合ってるの? 友達の彼氏に“ドン引き”したエピソード。カスハラに束縛男って無理すぎ!
 友達の恋愛は応援したいですよね。でも「その彼氏はやめておいたほうがいい!」と思うときもあるはずです。今回はそんな体験談...
恋バナ調査隊 2025-08-20 08:00 ラブ
「優しい男はモテない」説の真実…女が語る“ガッカリした”5つの瞬間。神対応は私だけじゃなかったの?
 多くの女性が理想の男性像に“優しい人”を挙げるものの、“優しいのにモテない男性”が存在します。この矛盾はいったいなぜ生...
恋バナ調査隊 2025-08-19 08:00 ラブ
彼氏に「見知らぬ土地で置き去り→バックレ」って最悪じゃん! 人間性終わってた男の最低エピ5連発
 恋愛は、人の数ほどストーリーがあります。胸が熱くなる純愛エピソードもあれば、時には信じられない最低最悪彼氏に出会うこと...
恋バナ調査隊 2025-08-19 08:00 ラブ
「ホテル行かん?笑」にキモッ!男友達との友情が崩れたLINE3選。冗談でもムリだけど
 あなたは、男女の友情はあると思いますか? もちろん「ある」と答える女性もいるでしょう。でも、友達だと思っているのはあな...
恋バナ調査隊 2025-08-17 08:00 ラブ
「女の役目でしょ」帰省を拒む妻がムカつく――47歳夫の譲れない家族観。絶対に同行させたい理由とは
「冷酷と激情のあいだvol.259〜女性編〜」では、コロナ禍に定めた「夫の実家にはもう帰省しないでいい」というルールを、...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「夫と子どもで帰省してよ!」妻から“夫婦のルール”を破る男への抗議。義母と相性最悪なのになんで?
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-08-16 11:45 ラブ
「私と結婚してほしい」障害のある恋、成就した女が決めた5つのルール。捨てられる女との違いはどこに?
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-15 11:45 ラブ
鈴木亮平似のアドバイス男、“頼りがいがある”のは幻想だった。「いい女になれないよ」に絶句…!
「もっと痩せた方が可愛いよ」「笑うときに口元を押さえると品が出るよ」  そんな“アドバイス”を、あなたはどこまで許...
おがわん 2025-08-15 11:45 ラブ
ダメ男を“理想の夫”にアップデート! 5つの成功例を教えます。プライド激高→「洗濯したよ♪」に変えたテク
 夫に対して「家事を積極的にやってほしい」「考え方を変えて欲しい」と思っている女性は必見! 今回は、夫を進化させる方法を...
恋バナ調査隊 2025-08-15 08:00 ラブ
イメージと違う!“写真詐欺”をどう回避する? 肩にフケ、明らかにおじさん…プロにお願いする時のコツ
 近頃話題の女性用風俗。ドラマやマンガでは、イケメンが気持ちよくマッサージしてくれるので、利用したくなるかもしれません。...
内藤みか 2025-08-14 11:45 ラブ
違うのに~! 彼氏に「浮気」を疑われた5人の体験談。首元のこれ、キスマークに見えちゃうの?
 男性に彼女の浮気に寛大なのかと聞くと「彼女が浮気をしたら別れる」と考える男性はかなり存在します。  そんな相手に...
恋バナ調査隊 2025-08-14 08:00 ラブ
イケオジが豹変!暴走する“勘違いおじさん”のリアル。「今日もキレイだね」大量に届くメッセージに戦慄…
 SNSで頻繁に話題にのぼる“勘違いおじさん”。自己評価がやたら高く「まだまだ俺は若い、イケる!」という勘違いのもと、だ...