マウンティングしてくる人への対処法は? お悩みに答えます

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2021-05-28 12:21
投稿日:2021-05-28 06:00
 マウンティングの被害にあったことはありませんか? 全く知らない他人ならスルーできるかもしれませんが、職場や学校など生活環境の中にそういう人がいると大変ですよね。今回はそんなマウンティングをしてくる先輩に悩んでいる方からの相談にどろんぱの面々がお答えします!

(漫画:おくげちゃん)
(漫画:おくげちゃん)

他人を通じて自己認識をする人には自信がない

 お悩みメールは一部抜粋ですが、原文ママです(ゴリラで笑ってしまいました)。

 うーん、マウンティングってほんと困った行為ですよね……。職場の先輩となると無下に扱うこともできないし、相談者さんは相当疲れるだろうなあと思います。

 ただそういうことをしてしまう人には決まって“あるもの”が足りていません。それは「自信」です。

 そもそも人間関係におけるマウンティングとは、自分が他より優秀であるとアピールする行為のこと。つまり「私はあなたより優れているでしょ?」と確認しているのだと思います。でも、自信がある人はそんなことする必要がありません。

 だから今後またマウンティングされたら「ああ、この人は自信がないんだな」と思ってみてください。ちょっと冷静に対応できるのではないかと思います。相談者さんを通じて承認欲求を満たそうとしているかもしれないので、その欲求を満たせないようにするのも有効なはず。「へえ! そうなんですね! 話は変わるんですけど~……」って感じで、”あなたの話には興味がありません”というアピールをするのも重要です。

 しばらくそんな対応を続けて、それでもやめてくれなければ、もしかして相談者さんと仲良くなりたいのかもしれません。本当は、あまのじゃくなだけの心優しいゴリラかもしれないし……。

 また悩んだらどろんぱに来てください。いつでも大歓迎です。

登場人物紹介

(漫画:おくげちゃん)
(漫画:おくげちゃん)

モジョ子
自信がほしい主人公。気が弱いのでマウンティングの標的にされがち。

コミ
モジョ子の先輩。女の園で生きてきたのでマウンティング耐性高め。

マキさん
どろんぱのナンバーワンホステス。スルースキルの高い3人の子持ち。

ママ
どろんぱのママ。マウンティングの意味がよくわかっていない。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ぽかぽか陽気♪ ノスタルジーな小道で見つけた“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「立ちんぼ女子」は売春行為や街娼を指すことばではなかった
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
朝立ち、オマン湖、チンチン!普通の会話なのに下ネタかました的なLINE
 普通に会話しているだけなのに、相手からしたらどう考えても下ネタにしか聞こえない言葉ってありますよね。引きつった相手の表...
大谷の“一平ちゃん騒動”で不安 友人との金銭トラブルQ&A~弁護士解説
 ドジャースの大谷翔平(29)の専属通訳を務めていた水原一平氏(39)が、違法賭博に関与したとして球団から今月20日、電...
【スナック超入門編】どんな場所?若葉印のホステスが実感する5大特徴
 みなさんは、そもそも「スナック」がどんなところかご存知でしょうか?  キャバクラやガールズバーとは何が違うの?...
高級クラブのホステス→ギャラ飲み嬢に 面識なしで突然10万円ギフトが…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
「正しくないこと」が「美しくない」とは限らないと知った
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
松田聖子まさかの中大法学部を卒業! 通信制の学び直しで成功する人は?
 先日、歌手の松田聖子さん(62)が中央大学法学部の通信教育過程を卒業したことが話題になりました。近頃、通信制大学で学び...
瞬き厳禁! 春到来の歓びを表現する黒“たまたま”を見逃すな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スタレビの名曲が聞きたい!仏教と深い関係のある「木蓮」とその仲間たち
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ただいま卒業式や送別など春特有のイベント仕事で、いつにも増して花まみれの毎日...
“炎上常連”麻生さん級の「ルッキズム失言」していませんか?
 最近、よく耳にするのが「ルッキズム」という言葉です。政治家や芸能人が、何気なく言った一言で「ルッキズム発言だ」と叩かれ...
女の敵は女だから?忘れた頃にぼっ発する「専業主婦論争」をガチで考える
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  X(旧Twi...
職場の同僚ランチが苦痛すぎる…一人の時間を確保する4つの冴えた処世術
 業務内容へのストレスより、職場でのランチタイムが苦痛という人は多いですよね。正直、仕事で疲れているのに、休憩時間まで同...
離婚→シンママになり、心底よかったこと4つ 我慢は美徳っていつの話?
 世間では、離婚してシンママになった女性に対して「かわいそう」「大変そう」といったイメージがあるかもしれません。  で...
春まであと少し?
 残雪の甲斐駒ヶ岳を背にすっかり葉も落ちた葡萄畑  春まであと少しが意外と長い
春のお花と記念撮影にゃ! ウサギみたいなしっぽの“たまたま”
 きょうは、ウサギ君みたい! しっぽの短いにゃんたま君に出逢いました。  しっぽが短い猫は長い猫と比べると、臆病で...