現実と向き合って!夫婦の問題から逃げるパートナーとの末路

七味さや 漫画家・イラストレーター
更新日:2021-06-14 06:00
投稿日:2021-06-14 06:00
 結婚って幸せの入り口だと思っていたのに……結婚生活を重ねるほどに浮上してくる、現実的な問題の数々。もしパートナーがこの現実と向き合ってくれなかったら、どうしよう……?
 この漫画の主人公・リコちゃんは最近、彼氏の柏原さんよりも自分を評価してもらえる副業に熱心なご様子。彼氏・柏原さんはその様子に気が気ではないみたいで……!?

家族になるには、お互いの努力が必要

 入籍や結婚式は非日常な体験ですが、結婚生活は単なる新しい日常の始まりに過ぎません。家計管理から家事の分担、育児や両親の介護問題、etc……。次々と現実的な問題が、夫婦の前に立ちはだかってきますよね。 

 こうした問題を先送りにしたり、話し合いを回避したりする人は結婚向きではないように思います。問題を回避するタイプの人は、自分では責任を取りたくない、家庭の運営に主体的でない人です。または、人生なんとかなるとゆるふわ生きているタイプのいずれかでしょう。「仕事が忙しいから」「自分の方が収入が多いから」などと口実をつけて、あなたにワンオペ家庭運営を押し付けてくる未来が想像できます。

 個人的な話で恐縮ですが、私にとって「もし再婚するなら絶対に譲れないパートナーの条件」の堂々第1位は、「一緒に主体的になって家庭運営をしてくれる人」です。

 家族って、努力しないと家族になれないと思っています。たとえ血がつながっていたとしても、帰りたいと思える家庭をつくるには不断の努力が必要ではないでしょうか。将来子どもを家族として迎え入れるのであればなおさら、夫婦二人ともが主体的に家庭をつくっていく必要があるでしょう。

 これから結婚を考えている方は、相手が現実的な問題と向き合ってくれる人かどうか、見ておいて損はないと思います。

登場人物紹介

リコ
幸せの絶頂から一転、離婚から立ち直りたいアラサー。恋愛以外に夢中になれることがなかったけど、ダメ恋エピソードの執筆を任され、その才能を見いだされる。最近執筆の副業が忙しくて、彼氏の柏原さんのこと放置しちゃってたような……。

柏原さん
リコの会社の同僚。重度のアイドルオタク、アニメオタク。リコをまっすぐにリコを想う気持ちが彼女の心を動かし、念願の彼氏に昇格! でも……最近リコさんに避けられてる気がする!? 愛を感じたいよぉ……。

リコの職場の同僚たち
課長もお局社員も派遣女子も、み~んなうわさ大好き! 色恋沙汰とかもう、大好物ですッ!! そんなリサバ食品の総務部総務課(一部)でーす。同僚の変化に敏感すぎて、仕事が手に付かない!!!……久々に登場したんだから、仕事してください。

七味さや
記事一覧
漫画家・イラストレーター
離婚済アラサー漫画家。不注意型ADHD傾向ありの綱渡り人生。世界中からゆるされたくて、「ゆるし系」漫画やキャラクターを描いています。やさしい世界をつくりたい。Xでも随時漫画更新中。お仕事実績はこちら:https://shichimin.com/

ラブ 新着一覧


結婚1カ月目だけど、もう離婚したい! 二股発覚、暴言の嵐…新婚夫婦が早くも後悔したこと【男女別】
 友達から「結婚して1カ月」と聞いたら、ラブラブな新婚生活をイメージしますよね。でも、「もう離婚したい」と思うほど悩んだ...
恋バナ調査隊 2025-08-02 08:00 ラブ
「絶対に許さない!」妻がナイフを突きつけて…夫が“家庭を守るため”に叫んだ一言
 世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-08-01 11:45 ラブ
あれ買って♡→“金のかかる女”認定で疎遠に…私のトホホな「買い物デート」失敗談5選
 意中の彼や彼氏と買い物デートを控えている女性はご注意を。失敗したら彼との関係が悪くなるかもしれません。みんなの失敗談を...
恋バナ調査隊 2025-08-01 08:00 ラブ
“初対面キラー”が伝授! 地味女でも男に「また会いたい…」と懇願させる2つのテクニック
 男性との出会いは、初対面で好印象を持ってもらうことが大切だとよく言われます。  では、どうやったら初対面で好印象...
内藤みか 2025-07-31 11:45 ラブ
男性に聞きたい。自分よりずっと「若い女」と本気で付き合いたいんですか? 中年女の“やっかみ”と言われても
 最近、とある有名編集者が人気YouTuberの20代女性と不倫していたことが週刊誌で報じられました。X界隈では広く知ら...
豆木メイ 2025-07-31 11:45 ラブ
「母も一緒に」ってなんで!? 松坂桃李似との初デートは“ママしか勝たん”の連続に衝撃。地雷ワードを無視した女の後悔
 マッチングアプリでの出会いには、少なからず予想外の展開があります。その日、彼女が遭遇したのは、想像のはるか斜め上を行く...
おがわん 2025-07-31 08:00 ラブ
可愛いだけじゃだめですか?→だめでしたー! 自信あり女子の失敗談。好きぴ「楽しくない」ってマジか
 今回は「可愛いキャラを演じたのに失敗した」「可愛さには自信があったのにだめだった」、そんなエピソードを公開。後半では「...
恋バナ調査隊 2025-07-30 08:00 ラブ
義母からってアリ!? 私が「プロポーズ」をやり直してほしい5つの理由
 大好きでかけがえのない存在である彼氏からのプロポーズは、一生の思い出になるでしょう。でも、そのプロポーズに納得いかなか...
恋バナ調査隊 2025-07-29 08:00 ラブ
33歳の“できる風”男が語った夢に呆然…「好きなことで生きていく」に騙された!
 いまやマッチングアプリやSNSでの出会いは当たり前。でも、相手の背景が見えにくいぶん、隠された真実に後から気づくケース...
おがわん 2025-07-28 11:45 ラブ
「それ以上でも以下でもない」結婚を“合理的”に決める40歳男性の計算。物価高を乗り切るためには正解?
「冷酷と激情のあいだvol.256〜女性編〜」では、同棲8年目にして、突然パートナーであるカズマさん(仮名)から、“ペア...
並木まき 2025-07-26 11:45 ラブ
「納得がいきません」未婚主義の彼から突然のプロポーズ。同棲8年目で決意した男の呆れた仰天理由
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-07-26 11:45 ラブ
これ、うちの夫? マチアプで妻が発見。ミニスカ姿にまんまと釣られ…仕掛けた“おとり捜査”の行方は
 世の中が不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
蒼井凜花 2025-07-25 11:45 ラブ
どこでもいいよ…って丸投げは困る! 経験者が語る“カップル旅行”で喧嘩になる7個の理由
 いよいよ夏本番。旅行を計画しているカップルも多いのでは。今の彼との結婚を考えているなら、旅行がおすすめ。これまで見たこ...
恋バナ調査隊 2025-07-25 08:00 ラブ
芸能界志望のイケメンに近づくチャンスは? 年上女性がハマる「恋愛」と「応援」の落とし穴
 最近、芸能人を目指す男性が、これまで以上に増えています。美容意識が高く、ファッションや髪型にも気を使うイケメンたちです...
内藤みか 2025-07-24 11:45 ラブ
「ディズニー女は無理」ってなんで!? マーケター男の独特すぎる“マチアプ”攻略法に仰天。顔出しNGは美形説も
 世田谷乃たらこと申します。30歳でフリーランス(とは名ばかりのフリーター寄り)ですが、この度婚活を始めることにしました...
論破男にイラ~!妻たちが明かした「夫の嫌いなところ」それでも離婚しない理由ってなあに?
 情熱的な恋愛を経て結婚したはずの夫。結婚生活が長くなり「気づけば嫌いになっていた」なんて人も多いのではないでしょうか。...
恋バナ調査隊 2025-07-23 08:00 ラブ