ママ友より平和!猫のおかあさんになって変わった交友関係

コクリコ 編集者
更新日:2021-06-27 11:49
投稿日:2021-06-20 06:00

猫を飼い始めて変わった交友関係

 猫が来てから、人がうちに遊びに来るようになりました(引っ越して我が家が最寄り駅から近くなったことも理由かもしれませんが……)。

 特に2匹が来たばかりの頃は、「子猫見せてー!」と毎週末、誰かが遊びに来ていたように思います。こちらも見せたくてたまらないので、とてもうれしい。そして新しいおもちゃやちゅーるをお土産に持ってきてもらえるのも、ありがたくて。遊びたいさかりの子猫とずっと遊んでいるのは疲れるので、友人が猫と遊んでくれている間に休めるのもよかったです。

 また、しばらく連絡をとっていなかった猫飼いの友達と頻繁にやりとりするようになったり、友人が猫飼いの友人を紹介してくれたり、話したこともなかった会社の猫飼いの先輩と食事に行くようになったり、と猫を介して交友関係が広がっていきました。広がったというよりも、変わっていったと表現するほうがいいのかもしれません。

LINEグループの仲間とあれこれ情報交換

 とくに独身40代女性4人のLINEグループ「猫会」の存在は大きいです。年齢も職業も近く、保護猫を2匹ずつ飼っているところも、猫の年齢も近い。ちょっと猫の様子がおかしければ写真を撮って送り、「こんな感じなんだけど大丈夫かな?」と相談。

「うちもそうだったけど、サプリでよくなるよー」

「それはすぐに病院に行った方がいいかも! 私の友達のところも猫も大変だったみたい」

 など、友人のそのまた友人の体験までもをアドバイスとしてもらえるんです。

 2カ月に一度くらいの頻度で、それぞれの家で猫を眺めながらお茶やお酒を飲んだり、その近所のおいしいお店で食事をしたり。話題は猫のことから仕事のことまで盛りだくさん。

「その爪とぎ、どこの?」

「へー、こんな猫砂(トイレの砂)使ってるんだ」

「このご飯、うちの猫は食べなかったからだれか持って帰らない?」

 と、情報交換に物々交換。ありがたい存在です。そして皆当然、うちの子自慢も忘れません(苦笑)。

ママ友のつながりより平和

 はじめての猫育てはわからないことばかり。ひとりで考えるよりも身近な人に相談することで、解決することもあります。ママ友みたいな関係ですね。ママ友と違うのは、猫は学校に行ったり、スポーツをしたりしないので、「〇△ちゃんちの子はいい学校に行ったのに!」という嫉妬などが起きません。平和な友人関係ですね。

SNSでも広がる“猫友の輪”

 今朝もオスの天ちゃんの片目が開いてなかったので、写真を撮って猫会にLINE。すると「喧嘩で眼球に傷がついてるといけないから早く病院に行った方がいいかも。ちょっと前にうちもそう言われたから」と教えてもらい、早々に近所の動物病院へ行ってきました。傷はなく、結膜炎だったので大事に至ることはなさそうですが、診察代は1万2800円。ゲボー。

 しかも目薬を点すとびびって天ちゃんが50㎝くらいジャンプして逃げていくので、これを2種類も点すのが大変。

 また、インスタグラムに猫の様子を投稿すると、「うちの猫とそっくりですね!」とか「そのおもちゃ、どこで買ったんですか?」といったコメントがたまにつき、SNS上での交流も楽しめます。うちの猫と、同腹きょうだいの猫の飼い主さんからコメントがついたときには感動しました。

 あいにく、その猫ちゃんは猫白血病FIPで亡くなってしまったのですが、少しだけでもきょうだいの様子が見られると嬉しいものですね。先方もうちの猫の投稿を楽しみにしてくださっているようなので、週に1回くらいは画像をアップするようにしています。

 そして気づけば自分がフォローしているのも猫アカウントばかり……。人脈ならぬ猫脈はさらに広がっていく気がしています!

 次回に続きます。

コクリコ
記事一覧
編集者
実用書の編集者(社畜)。アラフォー未婚のがんサバイバー2年生(進級しました!)。2018年、子宮頸がんにて広汎子宮全摘出術を受ける。現在ホルモン補充療法をしながら経過観察中。SNSをパトロールするのが趣味。“Twitter探偵”とも呼ばれる。でも幸せになりたい。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


斎藤元彦知事案件で炎上! キラキラ広報女子の天国と地獄、「叩かれる自慢」と「許される自慢」の境界線は?
 兵庫県知事選で再選された斎藤元彦氏をめぐる公職選挙法違反疑惑。選挙期間中に「広報戦略を全般を担当した」とPR会社「me...
「アンパンマン嫌い」の親が“強要”するのは虐待? 炎上騒動に思うアンチと子育ての妥協点
 先日、Threads(スレッズ)において、生後6カ月の赤ちゃんを育てている女性が「(我が子に)アンパンマンを徹底的に避...
好奇心が止まらない! チビッ子ギャング“たまたま”は次の遊びを模索中
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「綿花」は冬の超絶人気商品!コットンフラワー、コットンツリーの値段は? どう楽しむ?
 12月の足音が聞こえ始めると、クリスマスとお正月商材の準備でお花屋さんは大爆発! 猫店長「さぶ」率いるわが愛すべき...
「体目当てだって気づかないと」菊池風磨構文でぴしゃり!友達の心にしっかり刺さった神LINE3選
「菊池風磨構文」とは、Sexy Zoneから改名したtimelesz”が新メンバーを募集するオーディションで生まれた構文...
残念ばーさんにはなりたくない! 平均年齢70代の“おじさまの海”で学ぶ
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
更年期め、50代手前で不眠で悩むとは…「大変だ、眠れない!」試行錯誤の睡眠導入術
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
通りがかりの小さな秋祭りで①
いつか主役になっていくのだろうと思わせる眼差し とっても頼もしい
野生炸裂! 躍動感たっぷりなワイルドハンター“たまたま”の雄姿
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
男も女も絶対信用できない言葉7選「行けたら行く」ほど当てにならないものはない
 今回は、信用できない言葉を特集! コミュニケーションにおいて本音と建前を使い分けるのは大切ですが、ここで紹介する言葉は...
アラフォーは「ウケる笑」でやり過ごしていいですか? 友達とのLINEで実感した老い3選
 友達とLINEしているときに「私、年取ったな…」と感じた経験はありませんか? 今回は、そんな“老化を実感したLINE”...
夜更かしをやめたい時の5つの処方箋。ダラダラスマホで寝不足の後悔
 SNS時代の現代では、大半の人が暇な時間をスマホいじりに費やしていますよね。そのせいか、夜にスマホをダラダラといじり続...
トラウマ、復讐…人生3度の挫折。後妻業に染まった女はどこで間違えたのか【後妻業の女・筧千佐子#3】
 親のことばに従って大学進学をあきらめ、大手銀行に就職して恋愛結婚した千佐子。しかし、夫の親族から田舎者扱いされ、夫婦で...
中卒の夫と愛し合って結婚。47歳で未亡人となり結婚相談所へ…【後妻業の女・筧千佐子#2】
 一滴の血を見ることもなく、遺産目当てに10人もの男性の命を奪って、疑われもしなかった後妻業の女・筧千佐子。逮捕時、千佐...
60代ふつうのおばさんが資産家シニア男性を虜にした「2つのモテ」【後妻業の女・筧千佐子#1】
「いつまでも可愛い女性でいたい」「男性から大切にされたい」――誰もが思うことだろう。ところが、男性を狙って凶行におよんだ...
スタンプばかりなLINEを送ってくる女の心理。こちとら嫌われてる?orただの変わり者?
 LINEをしていて、返信がスタンプばかりの女にイライラしたことがある人は多いはず。  イライラするばかりでなく、...