親に結婚を反対される理由は? 確認すべきポイント&説得方法

恋バナ調査隊 ライター女子部
更新日:2021-07-08 06:00
投稿日:2021-07-08 06:00
 親に結婚の報告をしたのに「反対されてしまった……」と落ち込んでいる人は、今、とても辛い気持ちですよね。反対される理由によっても、悩みの深さは変わってくるでしょう。そこで今回は、結婚に反対されるおもな理由や、反対された時に確認すべきポイント、親の心に届く説得方法までをご紹介します。

結婚に反対される理由はそれぞれ

 親が結婚に反対する場合、多くはざっと以下のような理由があるようです。

・相手の素行の問題……暴力や浮気、ギャンブル癖など
・年齢の問題……2人が若すぎる、年齢差がありすぎるなど
・収入面の不安……無職、または職を転々としているなど
・健康の問題……生活に支障のある病気や病歴など
・見た目の問題……だらしない、親から見て気に入らないなど
・その他、家庭環境や離婚歴、子供の有無など

 どの理由も、娘を心配しているからこその反対だとは思うのですが、当人同士にしかわからない事情だってあるはず。それをどこまで伝えられるかも、ポイントになってくるでしょう。

結婚に反対される理由がわかったら「確認すべきポイント」

 両親がなぜ結婚に反対するのか、その理由がわかったら、まずは3つのポイントを整理してみると良いかもしれません。

1. 親が反対する理由を「深く掘り下げて」確認

 上記でご紹介した親が結婚に反対する理由を見ていくと、「2人が若すぎるから結婚には反対」「収入面で問題があるから反対」など、まだざっくりしていますよね。そこで、「なぜ若すぎると反対なの?」「収入面の何が問題なの?」と掘り下げて話し合うのです。

 そうすると、たとえば「◯歳になったらOK」「年収◯◯円になればOK」など、最低限の具体的なOKの条件が見えてくるはずです。深く話すことで、時には「自分たちがその若さで結婚した時に、苦労したから」など、別の感情や問題が見えてくることも。「何が引っかかっているのか」を明確化することが、解決への近道になるでしょう。

2. 反対される理由は「解決できるもの」かを確認

 反対される理由を具体的に知ることができたなら、今度はその問題が解決できるものかどうかを考えてみましょう。もしも、解決できるものであれば、2人で解決に向かって進む姿を見せることで親の心が変わるかもしれません。また、解決することで、結婚に反対する理由はなくなるでしょう。

 しかし、逆に解決できない問題であれば、その問題を抱えたままでOKしてもらうしかありません。その場合、最大限理解をしてもらうよう努力し尽くした上で、「2人の人生だから自分たちで決めたい」ということを、誠意を持って伝えましょう。案外、結婚した後に和解が進むことだってあるようですよ。

3. 「2人の気持ち」を再度確認

 結婚に反対されて、2人でその理由を見つめ直す際、あらためて2人の気持ちを確かめ合いましょう。親から条件が出されている時には、その条件を受け入れてでも結婚したいのかを、しっかり話し合うことが大切です。

 2人の意思が固ければ固いほど、親も「そんなに好きなら、もう何を言っても仕方がない」と思ってくれるかもしれません。反対に、その問題によって2人が争い合ってしまうようなら、親はますます反対したくなるでしょう。

心を動かす! 結婚に反対される時の親への説得方法

どんな理由があるにせよ、両親も人間です。どうにかして心を動かすことができるかが、ポイントになるのではないでしょうか。そこで、両親の心に届くような説得方法をチェックしてみましょう。

親の意見をしっかり聞く

 自分の親となると、つい「なんでわかってくれないの!」と強気になってしまいがち。でも、それでは心は動きません。自分たちを受け入れてほしいなら、まずは相手のことを受け入れることが先です。

 親の話を途中で止めないで、しっかりと傾聴する姿勢を見せましょう。そして、否定はせず、気持ちを理解したことを伝えた上で、自分たちの意見を述べるようにしてくださいね。

彼の人柄を伝える努力をする

 結婚の報告の場だけで、彼の本当の人柄を伝えることは難しいでしょう。結婚を認めてくれていない状態でも、たとえば食事の場をセッティングしたり、旅行をプレゼントして一緒に出かけたりなど、少しでも彼の人柄が親に伝わるような努力をしてみてください。

 案外、大切な娘をとられたくない、という気持ちから反対している可能性だってあります。彼が良い人だとわかれば「娘を預けてもいいか」と思ってくれるかもしれませんよ。

妥協案を提示する

 親と2人の意見が真っ向から対立している状態でも、間をとって解決策を提案することはできます。両者の言い分を限界まで取り入れながら、「この提案ではどう?」「これなら許してくれる?」と、いくつかの選択肢を提案してみてください。それによって、親の考えが変わる可能性だってあるはずです。

結婚に反対される理由を掘り下げて上手に説得しよう!

 親が結婚を反対するのは、その多くが娘を心配する気持ちから来ているのです。まずは、その愛情に感謝の気持ちを伝えて誠意を込めて説得すれば、親の心も変わるかもしれません。ぜひ、もう無理だと諦めず、親や彼を信じて、前向きに進んでいってくださいね!

恋バナ調査隊
記事一覧
ライター女子部
趣味:恋愛、特技:恋愛――。3度の食事よりも男女の話題が大好き。日々、恋愛や結婚について考え、あれこれ調査しているアラサー&アラフォー女性集団。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「世にいうセフレ?」酒に酔っては元カノとHする男性の後悔
「冷酷と激情のあいだvol.113〜女性編〜」では、足かけ4年間もの間、お酒の勢いで肉体関係をもち復縁を繰り返している恋...
並木まき 2022-10-22 06:00 ラブ
今さら聞けない「ガチでリアルな離婚話」それは幸せか不幸か
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「私、バツつきました!」と誰かの話を聞いても驚かない時代ですが、離婚する時の...
山崎世美子 2022-10-22 06:00 ラブ
信頼の証とはいえチョイ面倒…愚痴が多い彼氏の心理と対処法
 彼氏と過ごしている時間に愚痴ばかり聞かされると、気分が滅入ってしまいますよね。また愚痴が多い男性は、将来出世しなさそう...
恋バナ調査隊 2022-10-21 06:00 ラブ
セックスレスの彼がその気になる寝室3カ条 お勧めの香りは?
 セックスレスに悩む女性が少なくありません。恋人やパートナーと一緒に眠る時、セックスに至らない時、女としての魅力がないの...
内藤みか 2022-10-20 06:00 ラブ
絶対家に行っちゃダメ! LINEで学ぶモラハラ彼氏との別れ方
 世の中には、女性に偉そうな態度をとり、精神的苦痛を与え続けるモラハラ彼氏が存在します。でも、ストレスが溜まり心も傷つく...
恋バナ調査隊 2022-10-19 09:42 ラブ
好きなのになぜNG? スキンシップが苦手な女性と男性の本音
 好きな男性には自然と「触れたい」と思う女性が多いでしょう。しかし一方で「好きでもスキンシップは苦手……」と、悩む女性も...
恋バナ調査隊 2022-10-19 06:00 ラブ
LINEの返信が来ない…仕事で忙しい男性と連絡をとる方法は?
「片思い中の男性から連絡が来ないっ」  スマホを握りしめ、通知が来るたびにカレじゃないとガッカリして連絡を待ち続ける…...
若林杏樹 2022-10-19 06:00 ラブ
30代女子なぜ恋愛が億劫に?男性への理想は切り捨てられます
 30代以降の恋愛って、よくも悪くも20代の頃とは変わってくる。世間の30代女子を見る目は、やっぱり20代とは違う。 ...
ミクニシオリ 2023-01-08 19:30 ラブ
文化系男子の好きなタイプは?流行追うよりmyセンスで勝つ
 ワイルドな体育会系男子も魅力的ですが、物静かで知的、自分の世界観やセンスを持っている文化系男子も根強い人気がありますよ...
恋バナ調査隊 2022-10-17 06:00 ラブ
【LINE】指先までお前でいっぱい…ポエマー彼氏にドン引き!
 あなたは、好意を抱いている男性からポエマーのようなLINEが届いても、変わらずに好きでいられるでしょうか?  今回は...
恋バナ調査隊 2022-10-16 06:00 ラブ
40代婚活女子必見「年下彼氏の将来性を見極める」方法とは?
 40代になって婚活をしている女性は、多くの経験を積んできたからこそ「年下彼氏」ができた時に、頼りなく感じて将来を不安に...
恋バナ調査隊 2022-10-16 06:00 ラブ
抜いたヒゲを並べて楽しいの?夫の許せないクセを暴露します
 無意識にしてしまう「ささいなクセ」は、男女問わず誰にでもあるもの。そうとはわかっていても、一緒に暮らす夫の「不快なクセ...
恋バナ調査隊 2022-10-15 06:00 ラブ
「事実婚は既婚者ではない」独身と偽る夫にモヤモヤする女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-10-15 06:00 ラブ
「戸籍汚れずラッキー」事実婚の夫は独身だと偽りリスク回避
「冷酷と激情のあいだvol.112〜女性編〜」では、事実婚の手続きを終えている夫・タカノリさん(仮名)が、今でも外に対し...
並木まき 2022-10-15 06:00 ラブ
なんなん?男も服も「人の物が欲しくなる女」の心理と対処法
「隣の芝は青く見える」といいますが、よく見えるだけでなく我慢できなくなってしまう人もいますよね。恋愛においては、人の彼氏...
恋バナ調査隊 2022-10-15 06:00 ラブ
「離婚したいけど心配」なら独身に戻ってよかった話を読もう
「一生を共にする」と誓った相手でも、さまざまな理由から離婚という選択をする夫婦は少なくありません。ただ離婚に踏み切る前は...
恋バナ調査隊 2022-10-14 06:00 ラブ