更新日:2021-08-04 06:00
投稿日:2021-08-04 06:00
気が付けば8月を迎え、あっという間に令和3年のお盆シーズンでございます。
夏が来るたびに思い出すのは、信心深いワタクシの実家の者が亡くなって初めて迎えたお盆のこと。精霊棚の前でお坊さんが質問に答えてくれた、「あの世」と「戒名」についてのお話でございます。
「戒名って、亡くなった方があの世に行ったときに使う身分証明書みたいなもんでね、短い戒名の文字を見ただけで俗世でのこの人の生き方がわかる文字になってなきゃダメなのよ。つまり、生きてる時にどんな人だったかを知ってる人が戒名の文字を考えてあげるっていうのが本来は正しいのよ。言ってる意味、分かる?」
この一言で、ワタクシのモヤモヤは一気に吹っ飛びました。故人をよく知るお坊さんから頂戴した戒名に、新盆で久しぶりに帰ってきた故人の「あの世での暮らし」に少し安心したワタクシでございます。
コロナ禍の今、お葬式を含め法要などの「死者とのかかわり」も、その他さまざまな行事と同じく薄らいでおり、なんとなく今のこの状態がこれからのスタンダードになっていくような予感がいたします。
ですが、昔から受け継がれてきた「しきたり」は、多少の変更があったとしても大事にしていきたい美しい文化でございます。
7月から始まっております日本の美しい夏の文化とは……。
ということで、今回は「ご先祖がいたからこそ今のアナタです お盆」の解説でございます。
ライフスタイル 新着一覧
女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
息子を奪われた気になって、嫁に嫌がらせをしたり嫌味を言ったりする姑は令和にもいるものです。
しかし嫁たちだって...
SNSには匿名であることを利用して、批判や否定、誹謗中傷のコメントなどを繰り返す人がは一定数いるものです。そんな“アン...
口調や仕草で可愛らしさをアピールする「痛い女」に、気遣いができない「自称サバサバ女」。女の敵はやっぱり女? あなたもこ...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【連載第102回】
ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!
「しっぽの...

知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
亜理紗は夫・慶士の不自然な泊り大阪出張の真相を探るべく、浮気相手である女のインスタを見て、大磯のプールリゾートへやって...
亜理紗は夫・慶士の不自然な泊り出張の真相を探るべく、浮気相手である女のインスタを見て、大磯のプールリゾートへやってくる...
「明日の本社への出張さ、やっぱ早朝に出て新幹線で行くわ」
1カ月前から予定されていた夫・慶士の大阪出張。
...
お盆の帰省で、頭を悩ませるのが義実家との付き合いです。義実家とは年に数回、長い休みの時しかにしか会わないという方も多い...
コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
夜の世界を描いたドラマや漫画、きっとみなさんも一度は見たことありますよね。
その中に出てくる女同士のケンカって...
実の親子であっても分かり合えなかったり、親に苦しめられたりする人もいるもの。場合によっては、縁を切る選択がふさわしいケ...
「アラフィフ独女、51歳、フリーランス」この3点セットで生きていると、ふとした瞬間に「このまま、ひとりで歳を重ねていくの...

夏本番。朝から照りつける日差し、ムワッとした湿気、汗が止まらない毎日…。そんな中で「今日も仕事か…無理かも」と思ってし...