見ごたえ抜群!ご利益がありそうな輝く「パンパスグラス」

斑目茂美 開運花師
更新日:2021-08-18 06:00
投稿日:2021-08-18 06:00

ドライフラワーとしても大人気!

 パンパスグラスの旬はドライフラワーを作りやすい季節でもあります。秋にはお月見やハロウィーン、収穫祭などパンパスグラスがますます活躍しそうなイベントも控えており、印象的なドライフラワーのパンパスグラスをSNS等でご覧になった方が、スマホを片手にお買い求めにやってくるのでございます。

 昨今のブームで、フレッシュなものばかりではなく、ドライフラワーとして販売なさっているお花屋さんもございます。金色から黄土色へと変化したものや、人工的に着色したものもあったり、従来のフレッシュなものと比べるとドライフラワーは数段ボリュームUP! さらに魅力的な商材へと変化してまいります。

 お手ごろなご予算で見ごたえのあるパンパスグラスのドライフラワーは、長い期間アナタを楽しませてくれるはずでございます。

 アナタがご自分でパンパスグラスをドライフラワーになさろうと思うのなら、作り方はカンタン。水を切り、風通しの良い場所に保管すれば勝手にドライフラワーになります。

 ただ、ここで気を付けていただきたいのは、水を切るタイミングでございます。咲き進んだ段階で水を切り、ドライフラワーにすると、イライラするほど散って飛んでいきます。

 最終的にドライフラワーをご所望であれば、早い段階でのドライフラワーへの移行をご決断なさることをオススメいたします。

飾る場所にはご注意を

 そしてもう一つ気をつけていただきたいのは、飾る場所でございます。

 昨今のドライフラワーブームでは、お手製でリースやスワッグ(壁掛けの花束)をお作りになる方も多く、特にドライフラワーのパンパスグラスはスワッグ向きの商材と言えます。

 ですが、ドライフラワーは残念ながら「死んだ花」とみなされ、飾る場所を選ぶ花でございます。ドライフラワーのスワッグやリースを飾る場所は、廊下や窓辺、階段など常に空気の流れが良い場所が最適とされております。

 良い気の入口である玄関を避け、家族が集うリビングやエネルギーを養う寝室を避けていただけたら……とは言いますが、例えば厄除けの赤い花やリボン、花瓶などと一緒に飾る、というのも運気ダウンの回避には役立つ、とも言われております。

 ですがそれより、すでに枯れているからと安心してホコリが付いてもそのまま……ということが一番よろしくないのではなかろうか、とワタクシ思うところでございます。

 日々の暮らしと自分に気を配り、掃除をすることで、大抵のことはきれいサッパリ回避できると思っておりますし、なによりアナタの視界に入ることで気分良くワクワク前向きになるのであれば、それがドライフラワーでもなんでも良いに決まっています。

 ドライフラワーがホコリを被ってしまったら……「今までありがとね」と言って捨てればよいのです。

 我が花屋もドライフラワーを天井にディスプレイしており、定期的に入れ替えながらお客様をお迎えしておりますよ。

 色や花材の組み合わせをあれこれ考えながらの入れ替え作業は、絶好の気分転換! 猛烈な量のドライフラワーの下で、お客様も楽しめてワタクシたちスタッフも毎日元気に働かせていただいております。

 何事も前向きにキチンと暮らせば、コワいものなんてないのでは?とワタクシ思うところでございます。お試しあれ。

 光輝なパンパスグラスがアナタに雄大な愛を与えてくれますことを、遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


お客様は神様…じゃないよ! 地獄の“カスハラ”5連発。「400万払え」の脅しで転職に追い込まれ
 接客業をしているとお客さんから理不尽なクレームを受けたり、必要以上のに暴言を吐かれたりなど、カスタマーハラスメントを受...
一目惚れした“にゃんたま”様に会えるかな、美しい島で奇跡の出会い。ふと見上げた先に…いた!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「最後の命を燃やしてるみたい」海中カメラマンの話に植物の“終わり”を思う。花が教えてくれた“命”の使い方
 「やっぱり生態系が崩れていると実感する」  猫店長「さぶ」率いる我がお花屋に、沖縄の友人が数年振りに遊びにやって...
おばさんが目撃した「奇妙な痴漢」。若い女性を守るため、どうするのが正解だった?
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
令和の嫁は泣き寝入りしない! 姑への仕返し経験談4つ「私への暴言を録音して流しました」
 息子を奪われた気になって、嫁に嫌がらせをしたり嫌味を言ったりする姑は令和にもいるものです。  しかし嫁たちだって...
SNSの誹謗中傷、なぜするの? こじらせアンチ勢の心理8つ。冗談のつもりが攻撃に…
 SNSには匿名であることを利用して、批判や否定、誹謗中傷のコメントなどを繰り返す人がは一定数いるものです。そんな“アン...
ちょ…「パチンコ通ってそう」ってどういう意味!? 身近な女のイラつくLINE6選
 口調や仕草で可愛らしさをアピールする「痛い女」に、気遣いができない「自称サバサバ女」。女の敵はやっぱり女? あなたもこ...
にゃんたま総長、おやつをどうぞ! 猫族の頂点に君臨する風格はさすがです
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第102回「夏のバカンスだワン!」
【連載第102回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
【漢字探し】「妍(ケン)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
夫の「相手」と直接対決した結果…妻が抱いた不思議な感情。ベッドでありえない“未来”を夢想する夜
 亜理紗は夫・慶士の不自然な泊り大阪出張の真相を探るべく、浮気相手である女のインスタを見て、大磯のプールリゾートへやって...
“清純系”女の視線にゾッ…地獄を見せるはずだったのに。29歳の妻が企んだ稚拙な復讐
 亜理紗は夫・慶士の不自然な泊り出張の真相を探るべく、浮気相手である女のインスタを見て、大磯のプールリゾートへやってくる...
「なめられてたまるか」出産直前、夫は女と沖縄へ…密会場所に乗り込む“元ギャル妻”の計画
「明日の本社への出張さ、やっぱ早朝に出て新幹線で行くわ」  1カ月前から予定されていた夫・慶士の大阪出張。 ...
「ウチは犬派だ」で険悪に…義両親との会話がハードモードすぎ! 帰省時のテッパン会話5つ
 お盆の帰省で、頭を悩ませるのが義実家との付き合いです。義実家とは年に数回、長い休みの時しかにしか会わないという方も多い...
65歳の男が「完璧な人間=幸せ」じゃないと気づいた瞬間。やっぱり人間は好きなことでしか頑張れない
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
スナックで見た! 実際にあった“ホステス同士”の陰湿なバトル「京都の女、嫌いなんだよねー」にヒヤッ…
 夜の世界を描いたドラマや漫画、きっとみなさんも一度は見たことありますよね。  その中に出てくる女同士のケンカって...