佐久間由衣×奈緒 運命の共演!<前>お互いの愛を伝え合って…

内埜さくら 恋愛コラムニスト
更新日:2021-09-19 06:07
投稿日:2021-09-19 06:00

 ドラマ『彼女はキレイだった』(カンテレ・フジテレビ系)での桐山梨沙役を好演し、注目度上昇中の佐久間由衣さん(26)が主演。友人役を“怪演女優”と呼ばれる奈緒さん(26)が演じた映画『君は永遠にそいつらより若い』(Atemo配給)が、9月17日から全国公開。お2人のインタビューを前編と後編でお届けします。とても仲がよく、こちらが質問をする前から会話が始まります!

「2人でお茶を飲んできて」という監督の指示がきっかけで…

 佐久間由衣(以下、佐久間) 髪の毛切ったんだ? かわいい~!

 奈緒 そうなの、バッサリ切ったんだよ。褒めてくれてありがとう!

 佐久間 あ、すみません。私たち2人でいるとずっとしゃべってしまうんです。

 ――仲良しですね(笑)。お2人は本読みのとき、吉野竜平監督に「今から2人で30分ぐらい、お茶をして仲良くなってきてください」と言われたとか。どんなことをお話しされたのでしょうか。

 佐久間 私は会う前から奈緒ちゃんの作品をかなり観ていたので、作品について熱く感想を述べたりとか。

 奈緒 たしかに! 『あな番』(ドラマ『あなたの番です』日本テレビ系)のこととか言ってたよね。私は由衣ちゃんの顔がすごく好きという話をした記憶が。

 佐久間 あははは! そうそう、うれしかった!

「由衣ちゃんの顔が好き!」

 奈緒 キレイでかわいくてタイプということもあるのですが、それだけではないものも顔にはにじみ出ると思うんです。同い年で同じ年月を生きてきて、こういうお顔立ちをしているのが私はとても好きで、「由衣ちゃんの顔が好き!」と、何度も伝えていました。

 佐久間 お互いへの愛を伝え合ったんです(笑)。言葉にするのは難しいですが、奈緒ちゃんは一緒にいると心地いい空気感を醸し出してくれるんです。私の中では、信頼関係を築くことができた、大切な時間でした。

 奈緒 私も遅かれ早かれ、話をすれば由衣ちゃんとは仲良くなれると思っていましたけど、あの時間を過ごせてよかったです。人としても仕事をする仲間としても、長くおつき合いできると確信できました。そういう、いい状態で現場に入ることができて、すごくうれしかったです。

鳥肌が立つ瞬間があった津村記久子の原作

 ――現場のいい雰囲気が伝わってくるようです。先ほどから、どちらかがお話しされると、どちらかが相手を熱く見つめていますし。

 佐久間奈緒 あはははははは!

 佐久間 (大笑いしながら)でも、そうかもしれないね。

 奈緒 (大笑いしながら)たしかに。気づいたら由衣ちゃんのほうを向いてた。

 ――作品に話を戻しましょう。本作は小説が原作ですが、普段お2人は小説を読みますか?

 佐久間 私、小説は好きなんですけどそれほど詳しいわけではないですし、ジャンルも偏っていて、同じ小説を何度も読む感じなんです。とくに何度も読んでいるのは、西加奈子先生の『サラバ!』や川上未映子先生の『あこがれ』、中村文則先生の『遮光』です。

 奈緒 中村文則先生は私も好きな作品があります。由衣ちゃんが読んでいるといま、初めて知ってうれしいです。きっかけがないと何が好きとか話す機会がないので。

内埜さくら
記事一覧
恋愛コラムニスト
これまでのインタビュー人数は3500人以上。無料の恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い(現在休止中。準備中のため近日中にブログにて開始を告知予定)。恋愛コメンテーターとして「ZIP!」(日本テレビ系)、「スッキリ」(同)、「バラいろダンディ」(MX-TV)、「5時に夢中!」(同)などのテレビやラジオ、雑誌に多数出演。

URL: https://ameblo.jp/sakura-ment

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


“神たま”のそば、羨ましいでしょ? 進むたび揺れる「にゃんたま」をソッと撮るお仕事です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
わかるけど…LINEの「疲れた」アピールにウンザリ。愚痴って対応に困るんです!
 何気なくする“疲れたアピール”は、ときに人を困らせてしまうもの。相手に遠慮や我慢をさせてしまったり、無理させたりする場...
仕事一筋の私が『対岸の家事』詩穂に共感した理由。くだらない「専業主婦vsワーママ」対立してる場合じゃない
 多部未華子さん主演のドラマ『対岸の家事』が6月3日に最終回を迎えた。毎回放送されるたびに話題になり、SNSを中心に視聴...
ストゼロでも消えない死への恐怖。介護に離婚…友人それぞれが歩む人生に救われた夜。人が最後に行きつく先は
 学生時代から今に至るまで赤羽に20年住む百恵。非正規雇用、独身だが、行きつけのスナックが居場所となり、不自由なく暮らし...
48歳、乳がん検診の「要精密検査」に衝撃。独居暮らし男の孤独死に重なる…誰にも看取られない恐怖
 学生時代から今に至るまで赤羽に20年住む百恵。非正規雇用、独身だが、行きつけのスナックが居場所となり、不自由なく暮らし...
40代は“知人の訃報”がくる年齢だ。憎んだ男の「死亡通知書」で20年ぶりに集う同級生、独身の私はどう映る?
 板チョコのような重い扉を百恵が開けると、真っ赤な口紅を施したママさんがいつものように明るく出迎えてくれた。 「い...
「20年モノのフライパン」がかっこいい? 貧乏戦線に異状あり!
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
お酒の席の“あのルール”に物申したい! グラスに注ぐベストタイミングは…
 働く側としても、お客さんとしても大好きなスナック。今後も良いところをどんどん書いていければと思っているのですが、今回は...
若者が『めおと日和』の“昭和な恋愛”に胸キュンするのは何故? タイパ重視じゃないもどかしさ
 アラフィフ独女ライターのmirae.です。前回のコラムでは、「50代の恋愛にときめきは必要なのか?」というテーマについ...
婚活に介護…もう頑張れない。アラフォー女性が抱えがちな問題、6つのケースを聞いた
 今回ご紹介するのは、アラフォー女性の悲鳴。「もう頑張れない」と思っていることを教えてもらいました。同じ悩みを抱えている...
怒った中年の顔は「ブス」だと知った。更年期世代がイラついた時にするべき大事なアレ
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
ゴロンする一瞬♡ 奇跡のモフモフ“にゃんたま”とプニプニ頬っぺが尊すぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「現金がよかった」ってそりゃないよ~!『母の日』のガッカリエピソード
 日頃の感謝を伝えるために贈った母の日のプレゼント。なのに微妙〜な反応をされたら悲しいですよね。今回はそんな“母の日のガ...
女性の「理想の顔」ランキングが発表。石原さとみや新垣結衣を抜いた第1位は、上品なイメージのあの女優!
 もしも憧れの芸能人の顔に近づけるとしたら……あなたは誰を「理想」だと感じますか?
好きならやってよ…って、それ「やりがい搾取」されてない? 職場で警戒したい言葉5つ
 ここ数年でよく見聞きするようになった「やりがい搾取」。仕事や日常生活で相手のやる気を利用して低賃金で働かせるような言動...
ぷにぷに肉球が愛おしい♡ 青空に映える癒しの“にゃんたま”爆弾
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...