コロナ禍でデートできない…恋愛上手な女性がとった作戦とは

内藤みか 作家
更新日:2021-09-23 06:00
投稿日:2021-09-23 06:00

彼が出かけたくなるポイント

 彼がデートに乗り気ではないのは、あなたを嫌いになったからではない可能性が考えられます。なので、ひとりよがりな妄想的決めつけをまず止めることです。そして、どうしたら彼は出かけたくなるだろう? と楽しい作戦を練るほうに頭を使いましょう。

 そして、お部屋にこもりがちな彼が「出かけてみようかな」と思うポイントは、食べ物です。とはいっても、いきなり屋内レストランに向かうというのは、ハードルが高いかもしれません。ではどうしたら彼がデートをする気持ちになるでしょうか。実は、彼の胃袋が「食べたい」と感じた時がチャンスなのです。

なぜ食べ物に反応するの?

 なぜ、彼は食べたいという感情には素直に従うのでしょうか。家にいても、お取り寄せや出前を利用して食べたり、自炊したりして、それなりに自由に美味しいものを食べることはできています。けれど、だんだん同じようなものばかりになり、日常の食べ物に飽きてしまっているのです。

 コロナ以降、外の世界での飲食はかなり制限されてしまいました。特に都市では夜間の飲酒や飲食が禁じられ、屋内に大勢が集まることがなかなかできなくなっています。そのため、外での飲食については強い渇望があるため、そこを刺激されると強く反応するのです。

彼が食べたいと思うもの

 では、彼が食べたいものとはどんなものでしょうか。一人暮らしの男性の場合、なんといっても家庭料理です。特に自炊が苦手な男性の場合は、女性の手料理は喜んで食べたがるはず。実家暮らしの彼であっても、手作りの料理には反応するでしょう。このようなご時世なので、豪華なレストランのスペシャルディナーよりも、素朴な温かみを求めているのです。

 男性が好きな料理は、ハンバーグや生姜焼きやから揚げなど、お弁当や定食屋のメニューによくあるようなもの。贅沢な素材の凝った料理ではなく、シンプルだけどごはんを何杯でもおかわりできるようなタイプの料理が歓迎されます。そしてこうした品目なら、クックパッドなどのレシピアプリに簡単な手順が最近は動画付きで公開されているので、すぐにマスターできるはずです。

どうやって食べてもらうか

 恋愛上手な女性は、この手料理を武器に、コロナ禍でも彼とのデートを実現させてきました。たとえば「お弁当を作るから、一緒に公園で食べようよ」とピクニックデートをしたり、「私がごはんを作るね」と彼のお部屋で会ったりなどです。手料理が食べられると思うと彼はそわそわし、会う約束に応じる可能性が高くなるのです。

 デ―トと言っても行くところも限られているのですが、一人暮らしの女性の場合、自分の部屋があるので「ごはん作り過ぎちゃったから食べにきてくれる?」などと言って彼を招きやすいのです。なかには彼と会いたいあまりにコロナ禍にひとり暮らしを始めた女性もいます。それほどに手料理は男性の重い腰を上げることができる強力な武器となるのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ラブ 新着一覧


そりゃあ「熟年離婚」も増えるワケだ…夫と妻は“水と油”。子育てがひと段落したときに大事にしたいこと
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
豆木メイ 2025-03-04 06:00 ラブ
「主夫になりたい」発言裏に5つの真意。注意が必要なメッセージが隠れている場合も
 夫、あるいは結婚を考えている彼氏から突然「主夫になりたい」と言われたら、あなたはどうするでしょうか? 「なにを言ってる...
恋バナ調査隊 2025-03-03 06:00 ラブ
LINEのやり取りで見抜く! メンヘラ系、モラハラ系、浮気常習…「地雷男」に共通するサイン
 キレポイントがわからなかったり、モラハラやマザコンだったりする危険な「地雷男」とは、できればお付き合いしたくないですよ...
恋バナ調査隊 2025-03-02 06:00 ラブ
「責任とれ?なんで?」3年逢瀬を重ねた不倫相手を捨てて“第3の女”と再婚する51歳男の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.235〜女性編〜」では、3年間の不倫の末に離婚が成立したものの再婚へといたらないお相手・コウ...
並木まき 2025-03-01 06:00 ラブ
3年間必死に耐えたビジネス禁断愛。「責任とって」離婚した不倫相手に入籍を迫る44歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-03-01 06:00 ラブ
「毎月、性病検査してでも人生のステージを上げたい」パラサイト不倫に懸ける40代婚活セミナー講師 #3
 悦子さん(仮名・48歳婚活セミナー講師/既婚子供アリ)は「リッチな成功者の男性」「承認欲求高めのハイスぺ男性」としか不...
蒼井凜花 2025-03-14 13:48 ラブ
不倫してる? 怪しい旦那の泳がし方5選。感情的になる前に“多くの証拠固め”をするのが得策
 女の勘で「旦那が不倫をしている気がする…」と察知しても、いきなり詰め寄ったりしないで。旦那の挙動に女の陰がチラついてシ...
年下彼氏からアラフォー女性がコクられても即別れを告げられる理由…鬼門はアナタの「誕生日」にアリ
 やっとできた年下の彼。けれどその幸せもつかの間、1カ月もたたないうちに彼から別れを告げられてしまう年上女性が続出してい...
内藤みか 2025-02-27 06:00 ラブ
お泊りデートの失敗談7選。ワキ処理忘れの惨劇、冷たい賢者タイム、謎のはい!はい!掛け声コール…
 大好きな彼とのはじめてのお泊まりデート。肝心なところで「やらかしちゃった!」と真っ青になったり、愛を確かめ合っている中...
恋バナ調査隊 2025-02-27 06:00 ラブ
友人の彼氏のED告白を聞いて思うのは、「正直、いいな」。
 踊り子として全国各地の舞台に立つ新井見枝香さんの“こじらせ”エッセーです。いつでも、いついつまでも何かしら悩みは尽きな...
新井見枝香 2025-02-27 06:00 ラブ
「好きだけど、もう疲れた」恋愛でも燃え尽き症候群にご用心! なりやすい人の特徴と解決法
 それまで熱心だった人が急に意欲をなくしてしまう「燃え尽き症候群」は、恋愛でも起こるといいます。恋愛で燃え尽き症候群にな...
恋バナ調査隊 2025-02-26 06:00 ラブ
離婚しないけど一緒に過ごすのも嫌だ…そんな夫婦が選ぶ「家庭内別居」の原因・実態は?
「離婚はしないけど一緒に過ごすのも嫌だ」と、家庭内別居を選択すしている夫婦は少なくありません。でもなぜそうなったのか、気...
恋バナ調査隊 2025-02-25 06:00 ラブ
前科発覚! 好きな人が過去に浮気していたら…許せる派? 許せない派?
 今アプローチしている相手や、狙っている好きな人。その人が過去のお付き合いで浮気の前科があったら、あなたは許せる派? そ...
恋バナ調査隊 2025-02-24 06:00 ラブ
「結婚するわけがない。観察対象としては面白い」美意識ゼロな恋人に冷めた目を向ける50歳男性
「冷酷と激情のあいだvol.234〜女性編〜」では、シングルマザーとして子育てと仕事を両立させる洋子さん(47歳・仮名)...
並木まき 2025-02-22 06:00 ラブ
「男性にモテるために、わざとプチプラ服を選んでいます」床上手を自負する47歳女性の再婚計画
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2025-02-22 06:00 ラブ
井桁弘恵は男友達と2人で旅行もオッケー。「男女の友情」がガチで成立する条件とは?
《恋愛のことも仕事のことも話せるのが男友達》――。モデルで女優の井桁弘恵(28)が、18日放送の日本テレビ系「踊る!さん...