花と色の相乗効果! ビタミンカラーで心も身体もポジティブに

斑目茂美 開運花師
更新日:2021-10-13 06:05
投稿日:2021-10-13 06:00

「ビタミンカラー」ってなんですか?

 ビタミンカラーとは、ビビットカラーと呼ばれる鮮やかな色の黄色やオレンジ、ピンク、青など明るい蛍光系の色の総称のことでございます。

 その中でも鮮やかな色の皮を持つオレンジやレモンなどの柑橘系の色は、ビタミンが多く含まれていることから、別名“ビタミンカラー”と呼ばれるようになったのでございます。

 そして、“ビタミンカラー”は和製英語。外国の方にまったく通用しないことは、我が店の「ジジィ社長」で実証済でございます。

 基本的にビタミンカラーといえば、色に詳しくなくとも、見るからに「つばが出るようなさわやかな柑橘類」を連想させる、明るい黄色やオレンジ色と答える方が多いかもしれません。

 また、健康的にビタミンが摂取できそうな柑橘類というだけでなく、”太陽”をイメージするっていう点もポイント高し。

 そしてそのほか、ライムなどの明るいグリーンや、ピンクグレープフルーツを輪切りにしたようなちょっと落ち着いたピンクなどもビタミンカラーの類ですが、意外にも真夏のさわやかな青空や美しい海を連想させるスカッとした青なんぞもその類に入るのでございます。

ビタミンカラーの効果ってなんですか? 代表的な4つの色

 最近「世の中、ビタミンカラーがずいぶん浸透してきたもんだ」と、実感しております。以前なら花屋にご来店なさったお客様から「オレンジ色と黄色でアレンジ」とご注文いただいていたものが、具体的に「ビタミンカラーでアレンジ」というリクエストに変わってまいりました。

 元気がないとき、落ち込んだ気分を明るくしたいとき、そして誰かを励ましたいときに添えられるビタミンカラーでまとめられたお花は、色が持つチカラを借りて、人をポジティブな方向へ導く職務を全ういたします。

 今までなんとなく万人受けする“ビタミンカラー”を選んできたアナタ。なぜビタミンカラーが人を明るくするのか……謎ではございませんか?

 ワタクシのような花屋が“職務上知っているお話”ということで、代表的な4つのお色別にご説明をさせていただきます。

1.「赤」

 血の色を連想させる「赤」は交感神経を刺激し、ガーッと血圧を上げ、生命力旺盛でエネルギッシュなアナタに変身させる色なのでございます。

 ここ一番!という勝負のときに身に着けたい色ってなに?と言われれば、「もちろん赤!」とお答えいただきたいお色でございます。

 また、元気!やる気!だけでなく、勝負運や仕事運を上げる色といわれております。

2.「黄色」

 太陽の光をイメージする色。花でいえば「ひまわり」のような、見るだけで明るく幸せを感じるのが「黄色」の特徴でございます。

 また自律神経を活性化させ、意欲と元気を取り戻す活力を与える色ともいわれており、お見舞いや落ち込んでいる友人を励ますためにの花束などに良くセレクトされるお色でございます。

 アナタやアナタの家族が「ちょっと元気がないなぁ」というときには、程良い量の黄色をリビングに置くと、明日頑張るための気力回復が期待できます。

 そしてご存知、金運アップの色としても有名でございます。

3.「オレンジ色」

 赤と黄色の中間色でもある「オレンジ」は、ビタミンカラーの代表色。 

 元気で健康的、陽気で明るい印象のオレンジを「この色キライ」と思う人って、果たして存在するのでしょうか。

 緊張をやわらげ、リラックス効果もバツグンのオレンジ色は、人を優しい気分にもさせてくれる色でございます。また食欲を促す色ともいわれており、色彩感情を考えると、まさに家族が集うリビングや食卓にオレンジ色を置くことは理屈に合っております。

 また、財産運と子宝運を上げる色ともいわれております。

4.「グリーン」

 自然や植物を連想させる色で、安らぎや癒しの色としても、すっかり定着いたしました。眼精疲労の回復にも期待できるとされる「グリーン」は、見ているだけで心身ともに落ち着いてまいります。

 どんな色とも相性が良く、インテリアグッズにも取り入れやすく、リビングだけでなく職場などの休憩場所でも用いられるグリーンですが、「ビタミンカラー」としてのグリーンは明度の高い、フレッシュなグリーンを指します。ダークグリーンやモスグリーンなどの暗くマットなお色味は、「ビタミンカラー」の仲間からは少し外れます。

 ひらめきと才能を開花し、仕事運を上げる色ともいわれております。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


結局いらなかった家電6選。空気清浄機は広い家ならいいけどれど…!
 近年では多種多様な家電に心惹かれ、つい買ってしまうなんて人も多いのではないでしょうか。でも、実際に買ってみたはいいもの...
ライバルに差を付けろ! 木登り上手な“たまたま”のアピールタイム
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
いい香りから紅葉まで♡ お花屋さん太鼓判!「秋を感じる花」5選
 10月に入り、涼しい風が感じられる日が増えてきました。秋と言えばまず紅葉が思い浮かびますが、気持ちのいい気温は植物にと...
球根をお得に買うなら秋! でも植えるのは“待ち”が正解。「秋植え」のベストタイミングはいつ?
 もー、いきなりの秋! その秋は「ほっぽらかし園芸」の明暗を左右する宿根・多年草を植えるベストシーズンです。
商店会勧誘で実感。この町は「超ヤカラ的おじーおばー」の⽣息地だった!
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
ま、まじか…。価格最重視で選んだ大バズり中の「解凍プレート」で牛肉切り落としの運命が変わった!
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
【45歳からの歯科矯正】ワイヤー矯正終わったのにマウスピースを装着。毎日キッチン泡ハイターが手放せない
 ワイヤー矯正が終了し、1年半装着していた矯正器具を外しました。食後の歯磨きのしやすさに感動するのもつかの間、今度は「マ...
子育ては「完璧主義」だと詰む! SNSの“キラキラママ”に振り回されないためには?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
小馬鹿にする人って実は…。隠された心理とメンタルを死守するための3つの対処法
 会話の節々で「私のことを小馬鹿にしてる…?」と感じるような言動をとってくる人、いますよね。今回は、他人を小馬鹿にする人...
「寝香水」って知ってる?【10月前半】調香師が睡眠の質を高めるアロマをタイプ別に解説
 少しずつ寒くなる季節の変わり目は、しっかり睡眠をとって自律神経を整えましょう。今回は、調香師ならではの裏ワザ【幸福感に...
秋の祭りを共に過ごす時間
 このひと時が宝物だなって気が付くのは、  まだまだ先の話。
老化、苦労、ボトックスとも無縁な御年50のハローキティちゃん
 踊り子として舞台に立ち、エッセイも書く新井見枝香さんの月イチ連載です。アラフォーいろいろあるけど、楽しいよ…!
見せ場もばっちりにゃん! プロレスごっこの“たまたま”が可愛すぎる~
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ほっこり癒し漫画/第82回「ウシオの大変身」
【連載第82回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「破瓜」って何歳? バージン喪失の意味もある!?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
昭和レトロぎゃふん!「ほの字のカレのため、がんばりマッスル」あえての昭和言葉がエモいLINE3選
 令和の今、昭和は遥か昔の時代に感じますよね。40代女性の皆さんは、必死に「昭和感」が出ないよう、細心の注意を払ってきた...