更新日:2021-11-05 06:00
投稿日:2021-11-05 06:00
長引くコロナ禍では「コロナ離婚」と呼ばれる不測の離婚に至った夫婦も珍しくなくなっています。これまで水面下に問題を抱えていた男女ほど、コロナ禍によって問題があぶり出され、その結果として別々の道を歩む選択を迎えているのも現実です。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、コロナ離婚を経験した人たちにその実態を聞くこの連載。今回は、ずっとくすぶっていた感情を動かした女性の離婚事情をご紹介します。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、コロナ離婚を経験した人たちにその実態を聞くこの連載。今回は、ずっとくすぶっていた感情を動かした女性の離婚事情をご紹介します。
決定打はないけれど、離婚願望はあった
コロナ禍2年目の夏に離婚をした優佳さん(仮名・31歳女性)は現在、2歳になる娘と暮らすシングルマザーです。結婚生活を4年ほど送った元夫と離婚をして心機一転、親子ふたりで新生活を始めたばかりです。
「離婚の原因は、“コレ”という決定打があったわけじゃなくて、コロナ禍になる前から『この人とは、いつか離婚しよう』って思っていたのを、いよいよ行動に移したって感じです。
子どもが小さかったので、私が働けなくて、仕方ないから離婚せずに我慢していたんですが、コロナ禍になったことでテレワークメインの求人が増えて、小さな子どもがいる私でも働けるところを見つけられたことが、離婚に踏み出した理由です」
コロナ禍で浮き彫りになった虚しさ
結婚前は、保有している資格をいかした仕事をしていた優佳さんは、妊娠と同時に前職を退職。たまにアルバイトをしていたものの、フルタイムでの仕事はおよそ5年ぶりとのこと。
「元夫は家庭より外で遊びたいって感じで、子育ても家事も非協力的でした。妊娠してからはレスにもなっていたし、夫婦間でのコミュニケーションもほとんどなく、日々の事務的な連絡をLINEし合う程度でしたね。
結婚生活に虚しさを感じて生活をしてきたところ、コロナ禍に入り、元夫と家族3人で過ごす時間が増えたんですが、家にいても元夫はスマホゲームばかりで、家事や子育てに協力しないので、ほとほと愛想がつきました」
たまたま見た求人サイトで、自分にピッタリの仕事を見つけた優佳さん。その会社に採用されたことで自信がつき、ずっとくすぶっていた自分の感情と向き合った結果、元夫に離婚を切り出したそうです。
ラブ 新着一覧
「冷酷と激情のあいだvol.64〜女性編〜」では、憧れの仕事を手にした自分を応援しない夫・ケンイチさんに苛立つ妻・愛佳さ...
男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。可愛くなりたい、綺麗になりたいと願うオトナ女子の美へ執着は尽きることなく、美...
女子の中でも「肉食系女子」と呼ばれる人たちは、とにかく恋に対して貪欲で押しが強いですよね。「愛しの彼を手に入れるためな...
片思いと思いきや、実は相手も片思いだと思い込み、お互いに気持ちを伝えぬまま進展しないことがあります。でも、これでは、せ...
大好きな人とカップルになれても、常に男女の間を取り巻く「浮気」という不安……。浮気の定義は、男女でも差があるようですね...
人の趣味はさまざまで、何を趣味にするかはそれぞれの自由です。中には、「腐女子」と呼ばれるBL好きな女性だっているでしょ...
仕事で多忙なカレのことが好きになってしまったことはありますか? もっと仲良くなりたいと思っても、「迷惑になったらどうし...
もともと男友達が多いタイプの女性は、彼氏ができたとき、男友達に会いに行くことを言うべきかどうか悩んでしまうでしょう。そ...
長引くコロナ禍では「コロナ離婚」と呼ばれる不測の離婚に至った夫婦も珍しくなくなっています。これまで水面下に問題を抱えて...
特に彼氏と喧嘩をしたわけでもないのに、彼氏と別れる夢を見てしまうと「別れの前兆?」「浮気される前触れ?」など、不安な気持...
気になる男性ができたら、どうやって自分のほうに振り向かせようかと、悩んでしまいますよね。できることなら、巧みな恋愛テク...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.63〜女性編〜」では、転職を繰り返す夫・タダシさんに、ついに愛想をつかした女性・芽美さんの決...
夫や妻がいる同僚や上司との社内不倫。その多くが、LINEを使ってこっそりやりとりをしているようです。その内容はさまざま...
気になる男性ができても、その男性の態度を見て「もしかして脈なしかも……」と悩んでいる人も多いでしょう。そこで今回は、男...
バツイチ女性の中には、「恋愛がしたい」と思いながらも引け目を感じ、恋愛に積極的になれない人がいます。「一度、結婚に“失...