第1回目はコチラ。
次の予約は4週間後
――予想以上に素敵なデートを楽しみ、T子さんは「次も指名したい」と告げていた。その後をお聞かせください。
「タクミ君(29)との2時間のデートはあっという間でした。別れ際は本当につらくて……で、帰宅後に次の予約をしようとHPを見ました。迷わずタクミ君のルームをクリックすると、この先3週間「×」がついていたんです……」
――それは予約不可と言うことですね?
「はい、これには胸がざわめきましたね。
私が感じたトキめきデートを他の誰かも味わっていると思うと、嫉妬心がわいてきたんです。もちろん、出張ホストのお仕事ばかりではないかもしれません。本業の役者の仕事やプライベートだってあるでしょうし……。ただ、3週間は確実に会えないと思うと切なくて……。
で、4週目にやっと予約ができました。時刻は前回と同じ16時。場所は恵比寿。
前回のデートで「2時間はあっという間」ということが分かったので、今回は最初からムード満点のレストランバーをリザーブしたんです」
レストランバーでのひそやかなスキンシップ
――続けて下さい。
恵比寿駅の西口に現れたタクミ君は、前にも増して輝いていました。細身のパンツ、ブラックのシャツにシルバーアクセサリーとシンプルな身なりですが、元々が韓流系の長身イケメンですから、そのオーラは絶大です。
私は、今の心情を伝えるかのように真っ赤なシルクのブラウスに、フレアスカートというフェミニンなファッションで行きました。
彼は私に歩みよると、にっこり笑って『ご指名ありがとうございます!姫』ってジョーク交じりに話しかけてきて……。私も笑いながら、まっすぐに彼を見つめ、『やっと逢えて嬉しい』とつぶやいていました。
タクミ君も『T子さんにまたご指名を頂けて、本当に幸せです』と最初から手をつないでくれたんです。
一気に心拍数あがり、肌熱も上昇していくのが分かりました。
その後、徒歩3分の場所にあるレストランバーに入りました。店内はほの暗く、赤とブラックを基調にしたムード満点の空間です。
カウンターに並んで座り、食事やお酒を楽しみました。
前回と同じように他愛のない話をしていたのですが、ひとつだけ大きく違うことがありました。
彼のひざと私のひざがカウンターの下で密着してるんです。
どちらから先に接近したのかは定かではありませんが、気づけばずっとひざを密着させ、笑った拍子などに、彼が「ひざをトントン」と優しくぶつけてくるんです」
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