会ったばかりで? ハイスペ男性に交際を迫られ困惑する女性

並木まき ライター・エディター
更新日:2022-01-02 05:56
投稿日:2022-01-01 06:00

ハイスぺ男性の好意に困惑

「モテそうなのに、独身って言うのも気になるし、そんなハイスペ男子っぽい人が、なんで私を口説くの?って不信感です(笑)。

 自慢じゃないけど、私はこれまで“ハイスペ”と呼ばれる部類の男性から好かれたことはなく、どちらかと言うと、そういう人を私が好きになったときには 相手にされないできました。

 なので、そういうタイプの男性が出会ってすぐに私を口説くということには、なにか“裏”があるのではないかと思ってしまうんです」

 これまでお付き合いした男性は、どちらかというと「地味で目立たないタイプ」の男性が多く、収入も「平均か、それ以下くらいの男性が多かった」と振り返る愛美さん。そういった背景からも、キラキラした生活を好みそうな成功者の男性から、スピード感のある交際の申し出を受けていることに、戸惑いを隠せません。

「その人と出会ったホームパーティーに誘ってくれた年上女性にも、相談したんです。その女性は、私が“おねえさん”と呼んで慕っている女性経営者です。

 その“おねえさん”は、『彼とは何度か遊びの場でご一緒しているけれど、悪い人じゃなさそうだから付き合ってみてもいいんじゃない?』と言っていましたが……。私はそこまで気持ちを割り切ることができなくて、ウジウジ悩んでいます」

チャンスと思いつつも踏み出せない

 シンイチロウさんに対して、直接「あなたみたいにモテそうな人が、なんで私にそんなことを言ってくるんですか?」と質問をしたこともあるものの、本人からは明確な答えが出てこなかったので、それも愛美さんが交際を決断できない理由になっているのだそうです。

 しかし一方で愛美さんは「このチャンスを逃したら、もうこんなハイスペな男性とは付き合えないかもしれない」とも感じているそうで、早く答えを出したい思いもあるとのこと。

「シンイチロウさんが、なんで私と付き合いたいのか、その本当の理由を知ることができて、さらにその“理由”に私が納得できれば、迷いなく交際できると思うんです。

 でも、それがわからない限りは、モヤモヤした気持ちばかりが大きくなるだけで、答えが出そうにないんですよね……。

 彼の本当の考えを知りたくて仕方ありません」

 では、愛美さんに交際を申し込んでいるシンイチロウさんは、どんな理由で愛美さんと交際したいのでしょうか。実はそこには、愛美さんが不信がっても仕方がないとも言える驚きの事情がありました。次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


結婚13年目・レス歴9年目の子持ち女が妄想する「身勝手婚」計画
 結婚はゴールではなくスタートだ、とよく言われます。  確かに結婚13年目、セックスレス歴9年目に突入した私にとっ...
豆木メイ 2023-04-04 06:00 ラブ
“ギャルカノ”率高いのなんで?「ガテン系男子あるある」5選
 ガテン系男子といえば、黒く焼けた肌にたくましい筋肉が男らしくてかっこいいですよね。今回は建築関係やドライバー、職人など...
恋バナ調査隊 2023-04-03 06:00 ラブ
意外といるみたい セックスレスでも仲良しな夫婦の3つの特徴
「え? うちはセックスレスだけど旦那と仲良しだよ」って本当?「セックスレスなのに、仲良しなわけないじゃん!」なんて思って...
恋バナ調査隊 2023-04-03 06:00 ラブ
顔の次は胸を「いじって…」恋は盲目? メンタルが心配になるLINE3選
 恋愛は、人の心や感情を大きく揺さぶります。なかには恋愛のだいご味でもある最高に幸せな気持ちを感じる人がいる一方で、恋愛...
恋バナ調査隊 2023-04-02 06:00 ラブ
ポイ活が楽しいくせに!逆ギレ夫の仰天エピと3つの賢い対処法
「夫が悪いのに、問い詰めたら逆ギレされた!」  こんなとき、相手の対応に呆れてしまうことってありますよね。夫の逆ギレエ...
恋バナ調査隊 2023-04-01 06:00 ラブ
「アプリ婚1年で離婚したい女」夫は友達0、“かまってちゃん男”だった
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-04-01 06:00 ラブ
「夜の営み」は夫婦の義務ですか? 結婚を急いだ40男の失敗
「冷酷と激情のあいだvol.136〜女性編〜」では、マッチングアプリを通じて出会いスピード婚をした夫と結婚1年目にして離...
並木まき 2023-04-01 06:00 ラブ
キュン死から苦痛に直滑降! 男の料理を迷惑と感じる瞬間8つ
 最近は、料理をする男性が増えていますよね。キッチンに立つ彼の姿はいつもの3割り増しで魅力的♡ でも、手際が悪いと一気に...
恋バナ調査隊 2023-03-31 06:00 ラブ
人気ジワリ これからは女装男子がモテるかもしれない理由3つ
 近年、女装男子が増えています。コロナ禍で部屋にいる時間が長かったからなのか、セルフでメイクもネイルもして、女性向けのL...
内藤みか 2023-03-30 06:00 ラブ
喧嘩からの大逆転! 彼にキュンとさせちゃう仲直りの方法
 喧嘩してしまった彼氏と仲直りするためには、一度感情的になってしまった自分を見つめ直し、相手の気持ちを理解しようと考える...
若林杏樹 2023-03-29 06:00 ラブ
主婦が投資に挑戦する理由 お金以外に得られるメリットとは
 皆さんは投資していますか? 今はNISA(ニーサ/少額投資非課税制度)やiDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金)など、...
豆木メイ 2023-03-28 06:00 ラブ
男版かまってちゃん、こわっ!ドン引きした返信催促LINE3選
 好きな彼からLINEが来ていても、すぐには返せないときってありますよね。それなのに、相手から返信を催促するようなLIN...
恋バナ調査隊 2023-03-28 06:00 ラブ
同じ過ちは繰り返さない!バツイチ女性が離婚から学んだ4つのこと
 離婚率の高い日本では、多くの夫婦が離婚の道を選択しています。離婚する理由はさまざまですが、少なからずつらく苦しい時間を...
恋バナ調査隊 2023-03-28 06:00 ラブ
夜の誘いを断ったらいつの間に…仮面夫婦の実態とバレる言動
 夫婦の仲は良いに越したことはありませんよね。でも、お互いのペースで過ごしているうちに実は愛がない仮面夫婦になってしまう...
恋バナ調査隊 2023-03-27 06:00 ラブ
全否定はNG!彼氏に「専業主婦になってほしい」と言われたら
 男女平等の時代になりつつあるとはいえ、まだまだ結婚生活では「男が働きに出て、妻は家を守る」というイメージを持っている男...
恋バナ調査隊 2023-03-27 06:00 ラブ
「金払ってるし、パパ活は浮気じゃない」夫のトンデモ主張に疲弊する女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-03-25 06:00 ラブ