違いは何? 相手に反論をしても“好かれる人”と“嫌われる人”

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2021-12-31 06:00
投稿日:2021-12-31 06:00
 あなたが誰かと会話をしていて、間違いを指摘したくなったり、反論したくなった時にはどうするでしょうか。多少のことなら聞き流す、という人も多いかもしれません。私もそうです。でも仕事の重要な局面など、時にはちゃんと反論したり指摘しなければいけない場面もありますよね。さて、どろんぱでは今年最後のお客さんをコミとマキさんがお見送り中です。

否定の前には必ずワンクッションを挟んで

 基本的にはどんな人でも、反論されたり指摘されたりするのは嫌ですよね。私ももちろん嫌だし、指摘されるのは怖いです。だけどやっぱり間違っていることは教えて欲しいし、違う意見も聞きたい。これも本当の気持ちです。

 だから私は、自分が反論や指摘をしなければならない時、とても慎重に言い方を考えます。そして必ず「そうだよね」など、相手の意見を受け入れる言葉を使うんです。

 これは個人的な経験則なのですが、頭の回転が早く、会話の展開を読める人ほどこのワンクッションを飛ばす傾向があるように思います。「でもさ」「逆じゃない?」など、否定の言葉から入ってしまうと、やっぱりあまりいい気分になる人はいません。それはどんな人でも同じですよね。

 たった一言、されど一言。ワンクッションあるかないかで、会話の雰囲気は変わります。そして最終的には、人としての印象にも関わってくるため、人間的評価も変わってきてしまうはずです。反論や指摘をしていても好かれる人というのは、やっぱり言葉に気を使っているんですよね。

 もし今年「ああ、そういえばやらかしたかも……」と思い当たった人は、ぜひ来年からワンクッション入れることを意識してみてください。今年も一年、どろんぱを読んでくださってありがとうございました! 良いお年をお迎えください。

登場人物紹介

コミ
どろんぱのホステス。楽観的な性格だが、時々自分の至らない点に落ち込んだりもする。マキさんの接客スタイルに憧れているので、来年はもっと頑張って近づけるようにしたい。

マキさん
どろんぱのナンバーワンホステス。たまにふらりと来ては大金を稼いで帰る。肝の座った毒舌家だが、お客さんには評判で愛される性格。3人の子持ち。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「専業主婦は文句ばかり」戦略的バリキャリママの主張。家庭と仕事、手に入らないのは“努力不足”でしょ?
 山森麗菜はタワーマンションが林立する街に暮らしている。  と、いっても豊洲や有明などの湾岸エリアでもなく、武蔵小...
そうそう、これが欲しかった。『リンネル』付録が大容量で使い勝手も良き♡ バッグは軽いほどいいですからね
『リンネル』2025年5月号の付録は、人気アウトドアブランド「コールマンの収納ポーチ付きバッグ」です。  大容量な...
「ただで済むと思うなよ」にゾッ! 距離を置きたくなるママ友の怖い言動
 今回は、距離を置きたくなった“ママ友の怖い言動”をピックアップしました。明るいママ友だと思っていたのに裏があったり、嫌...
タイプロ候補生で話題に…“歯ブラシ1時間”は有意義か?【歯科医監修】40代女性「正しい歯磨き」の方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「ミルキー味の胡麻どうふ」はおやつかおかずか。誤解が生んだ美味コラボ、無限の可能性に震える!
 もっちり食感と香ばしさが魅力の胡麻どうふ。何となくとっつきにくい食材だと思っていませんか? 個人的にはちょっといい和食...
40代、このままでいいの? アラフォー女性が抱える漠然とした5つの不安
 40代になって「このままでいいの?」と悩みを抱える女性は少なくない様子。すでにプレ更年期に突入している30代後半の女性...
猫島の特設ステージにようこそ! “たまたま”の華麗な見返りに惚れぼれ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
雑草対策にもなるよ! ほっぽらかし園芸の超絶おすすめ草花は?【春植え付け編】
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋の仕事には、歩道や公園の脇に造成された花壇への草花納入もあります。その中には近隣も含まれ...
性悪“ルッキズム女子”嫌われる人あるある6選。見た目も大事だけど心がズキズキする…
 最近何かと話題になる「ルッキズム」。近年、美容医療が芸能人だけでなく一般の女性にとっても身近な存在になったせいなのか、...
渋谷はちょっと苦手になった更年期おばさん。着実に老化現象が進む予感!
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
自称・丁寧な暮らし派のいい嫁アピールLINE6連発!梅仕事に針仕事、新聞に毎朝アイロンがけまで…
 SNSを覗いてみると、「丁寧なくらしをする私はいい嫁アピール」が激しい投稿をよく見かけます。  そりゃあ、日々の生活...
Amazonで☆4つの高評価!「激落ちくん」お手軽価格&耐久性バツグンの神モップ“唯一”の弱点は?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
気高きプリンスが降臨! 黒豹“たまたま”のお手入れは今日も完璧
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
とある路地裏で
 路地裏に立ち、しばらく観ていると、何かの絵に見えてくる気がする。
【女偏漢字探し】「性」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
子なし夫婦はつらいだけ? 子どもを産まない理由と5つの決断
「DINKs」という言葉があるように、「子どもを産まない」ということが近年では夫婦の選択肢の一つとして普通になってきまし...