彼に嫉妬させたいはNG! 3つの“匂わせ”失敗例から学ぶこと

内藤みか 作家
更新日:2022-01-06 06:00
投稿日:2022-01-06 06:00

元カレから連絡が来たと打ち明ける

プロポーズ狙いのはずが別れ話に…(写真:iStock)
プロポーズ狙いのはずが別れ話に… (写真:iStock)

 C子さんはもう3年も交際しているのに彼がプロポーズしてくれないことに業を煮やし、「突然元カレから急に連絡が来た」と、彼に相談してみました。テレビドラマなどでは、元カレの出現に焦った彼が、自分の本当の気持ちに気づくというパターンが多いから、試してみたのです。

 しかし彼は「きっと元カレはヨリを戻したいんだと思うよ」と、むしろ復縁をすすめてくるのです。それどころか「実は僕たち、そろそろ潮時だと思ってたんだ」と別れ話を切り出されてしまいました。

彼を1番にしないとこじれてしまう

嫉妬心とコンプレックスで後ろ向きに(写真:iStock)
嫉妬心とコンプレックスで後ろ向きに (写真:iStock)

 どうして彼は追いかけて来てくれないのでしょう。実は最近は自信がない男性が多く、他の男と戦う意欲を持っていないというのが一番の理由にあると思います。出現した新たな男性が自分よりも顔が良かったり、お金があったり、高学歴だったら勝ち目がないと考え、負け戦はしたくないので、いっそ別れよう、という思考になってしまうのです。

 自信がない彼に、他の男性の影をチラつかせるのは禁物です。むしろ「そっちの男のほうがいいんだろ?」とこじれてしまうでしょう。もちろん嫉妬心はあります。けれどコンプレックスがある場合、その嫉妬心が彼を後ろ向きにさせてしまうのです。

 へたに彼を試すようなことをするより、常日頃から「あなたが一番」「あなたが大好き」という一貫した態度を持ち、彼を安心させることのほうがずっと大切です。そうすれば「この人なら断ることはないだろう」と、彼のプロポーズの可能性も高まるのです。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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