目指せ開運!節分は“最強の魔除けカラー”赤色の花を味方に

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-01-26 06:00
投稿日:2022-01-26 06:00

見えない未来が不安ですが…

 ワタクシ、お花屋さんという商売をさせていただいておりますが、今の状況になにがしかの不安があるときや新しいことを始める際には、毎度お得様でもあり、お世話になっているお寺の住職に相談に伺いにあがります。

 都合上、宗派は申し上げられませんが、そのお寺のご住職は修行の賜物なのか、あるいは、念力なのか……お寺のご本尊に拝むことと、毎年変わる「暦」と呼ばれる小冊子を読み解くことで、ワタクシのような見えない将来が不安すぎる迷える子羊(?)に、近い将来起こりうる出来事を受け入れる心構えとそのための準備を、的確なアドバイスで導いてくださるのでございます。

 まぁ、大概が「気をつけることは多少あるけど、何があってもアンタは大丈夫!」で終わってしまうのでは、ございますが(笑)。

 ただ、ご住職が読み解く「暦」に書かれたワタクシの「来年一年間の出来事」は、年が明けたお正月からではなく“節分が明けてから”という前置きがございます。

 一年の始まりは一体いつが正解なんでしょうか? と、気分的には毎度迷うワタクシでございます。

 ということで、今回は「新しい年の始まりは厄払いから」、そう『節分』の解説でございます。

節分って何ですか?

 節分とは、新しい季節の始まりの日の前日のこと。本来は季節の始まり(立春・立夏・立秋・立冬)の前日に「季節を分ける」ことを意味しております。

 一般的には2月の節分がポピュラーですね。二十四節気において冬の終わりと春の始まりである「立春」は新年の始まりであり、その前日の2月の節分(2月3日)は旧暦の大晦日とも日が近いこともあって、いろいろな意味でもまさに、一年の締めくくりの大晦日的存在なのでございます。

 日本ではいにしえより季節の変わり目には、さまざまな邪気が生じると考えられており、厄払いや邪気を払う行事が執り行われておりました。特に「鬼は外、福はうち」で知られる節分は、一年の始まりに厄神が家の中に入り込まないようにおまじないをしていたことから、魔除けや厄除けの意味を持つものが多いのでございます。

 例えば、節分に欠かせないアイテムとして、イワシと柊(ひいらぎ)がございます。節分に玄関先に飾られるイワシの頭は魔除けのため。地域にもよりますが、西日本に多く見られる風習のようで、ワタクシの住む関東では、ちょっと珍しい光景ではございます。

 イワシのあの生臭い独特のニオイを鬼が嫌がるということで、炙って更にニオイを強烈にしたイワシの頭を、同じく葉に棘がある柊にぶっ刺して玄関に飾るという、なかなかのグロな光景でございます。

 また、焼くときのもくもくとした煙も鬼が苦手とされ、イワシを食べて魔除けするという風習もあるようでございます。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


ぐにょっとした虫の感触が恐怖! トラウマ級エピと嫌いを克服する方法
 この季節、頭を悩ませるのが「虫」です。特に虫嫌いの人にとっては、生活するのに支障が出るくらい虫の存在は恐怖そのもの……...
猫のたまり場でパチリ! 憧れの茶トラ兄貴の立派な“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
街の「表と裏」 バックヤードからしか見えない風景がある
 人が行き交う華やかな表通りの裏の顔。  すべてがピカピカってわけじゃないけれど、人も街も一面的ではないからね。 ...
子育てしながら“がっつり”働く最適なタイミングは「年長さん」の結論
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
「色の白いは七難隠す」の「七難」は何を指すの?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や表現、地名など...
お嬢様、「ニーゼルミューカス」って何ですの? 上品すぎる“おLINE”3選
 育ちのいい女性は、言葉遣いも上品ですよね。特に、裕福な家庭のお嬢様は異次元に上品すぎる言葉遣いをしているもの……。  ...
何歳で片付ける? リビングに置いたベビーゲートを撤去した
 5歳と2歳半の子どもを育てています。先日、子どもが生まれてから設置していたベビーゲートをついに撤去した我が家。きっかけ...
ぽっちゃり体型見て妊娠と断言するなんて…ドン引きした「親戚エピ」5選
 非常識な人を見ると「あんな風にはなりたくないな」と距離を置いたりするものですが、非常識なのが親戚となると話は別。身内と...
耳がちょっぴり痛いかも?「世間知らずの大人」がたどる怖~い末路
「自分は世間知らずだな」と最後に思ったのはいつですか? もしも思い出せないくらい昔なら、ちょっと自分の住む世界が狭くなっ...
最後に乗ったのは誰? 観覧車の思い出と窓の中に見えた夢
 最後に観覧車に乗ったのはいつだったろう?  かつては親にせがんだものだけれど、いつの間にか自分がその立場になって...
共働きなのに不公平! 妻の不満が爆発する「育児の負担割合」問題
 近年では、夫婦共働きの家庭が増えています。実際に、夫の稼ぎだけで生きていくのは難しい時代になったと感じる人は多いはず。...
もうプレゼント選びに迷わない! 40代女性が欲しいものテッパン5選
 欲しいものは、年齢によって変化するものです。だからこそ、プレゼントを贈る時には、年齢に合わせた好みがわからないと迷って...
「ChargeSPOT」活用で充電忘れてもブルー回避! 2023.8.31(木)
 外出先でスマホのバッテリーが切れそうでピンチ! だからと言ってモバイルバッテリーを常に持ち歩くのも重いし、荷物になりま...
猫が優勝! 鹿との“たまたま”脳内対決で「奇跡的可愛さ」を実感した報告
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ガチとの線引きはどこ? 嫌われやすい「にわかファンあるある」6選
 スポーツ界やアイドル界には、多くのファンがいますよね。ファンについて最近よく言われるのが「にわかファン」の存在。ガチフ...
【花選びの新常識】高感度な人たちは「豪華すぎない切り花」が好き!?
 猛烈に暑い今夏。暑すぎて「切り花は日持ちがしない」という買い渋りの声はよく聞かれますが、それでも植物はなんだかよく売れ...