氷川きよしさんも衣装に愛用!高貴な「紫色」の花で格上げを

斑目茂美 開運花師
更新日:2022-02-16 06:00
投稿日:2022-02-16 06:00

美しく変身した氷川きよしさんにドキドキ

 ワタクシごとで恐縮ですが、ここ最近、氷川きよしさんから目が離せません。某公共放送の園芸番組で毎月務めてらっしゃるMCのぶっ飛んだ天然ぶりに、もはや内容そっちのけで釘付けになって以来、好感の持てる素直で優しく穏やかなお人柄にすっかり虜になってしまいました。

 それまでは興味が無かったのに今では「きよしチェック」に余念がございませんが、美しいドレス姿だけでなく、チョッピリ異次元さを感じる彼の着る衣装の色にも大注目しております。

 フォルムもさることながら、とある色の濃淡で作られた衣装のバリエーションの多さに“にわかファン”なワタクシでも彼の変化を感じずにはいられません。美しさと高貴さ、こだわりを感じるその色とはいかに……ということで、今回は「ひと味違う美しさ、高貴で神秘な紫色」の解説でございます。

芸術性と精神性を高める色

 色の中でもスピリチュアルなイメージが強い紫色は、神秘的で気品高く、知的で冷静な印象がいたします。紫色を上手にファッションなどに取り入れている女性は、個性的でおしゃれ上級者。思慮深く知的で都会的なイメージがするのも、紫色という色が持つ力なのかもしれません。

 紫の染料が貴重ということもあってか、いにしえより紫色は高貴で身分の高い人に許されていた色でもありました。日本史で習った聖徳太子が定めたといわれる冠位十二階。朝廷内の序列を示す最初の制度とのことですが、冠の色で位の高さを定めておりました。中でも一番位の高い色は紫色。お坊さんも結構な位が高い方は紫色の衣を身にまとい、神社仏閣の祭事でも紫色の布が使われているのを目にします。それだけ紫という色は、貴重で特別な色であった、ということでござんすよ。

 五行思想でいうところの「火」の気に対応すると言われ、強いパワーで精神性を高め、芸術性などの感性に効果的なパワーを発揮する、ともいわれております。

 また紫色は身につける者の心を穏やかにしてくれる効果が期待できるといわれており、紫色を好んで身の回りに活用している方は、感受性が鋭く、競争や争いを好まず、人とのつながりを大事に考え、穏やかで思慮深い方が多いともいわれております。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


とことん落ちないと浮上できない 放っておいてあげる優しさ
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
球根いつ仕込む?「秋」の今でしょ!植えっぱなしにオススメの花は7種類
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の真ん中の片田舎で商売をさせていただいておりますが、今年も悩ましい秋でございま...
「花屋前にいる」「どこ?どこにでもいる顔だから」実は傷つきLINE3選
 誰かの何気ない一言に深く心が傷ついた経験は誰しもあるはず。  相手の性格にもよりますが、ほとんどは相手に悪気がな...
お疲れ様はNG、お元気様はOKのナゼ…職場のうざいローカルルール5選
 社会一般ではない通じない「職場独特のローカルルール」が存在する会社って多いですよね。入社したての社員からすれば、ドン引...
青空に踏切の音が映える 季節は秋でも絶対に手放せないもの
 ここ数年ですっかり浸透したものに男性の日傘がある。 「男が日傘なんて」という謎の気負いも、死を覚悟する日差しには...
たまたまもゴロンと全開!幸せそうなにゃんたま様に昭和CMを思ふ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
中年のババア、もとい「中年女性」になった私たちへ
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「聞いてよ!」「で、結論は?」せっかち君のLINEはタイパ重視ですって
 世の中には、1秒でも時間を節約したい「超せっかちな人」が存在します。なぜ生き急いでいるのかはわかりませんが、とにかく少...
#1 芸能界に執着する35歳女の密かな楽しみ。裏アカで吐き出す腹黒い本音
「いらっしゃい、シゲさん今日は早いんだね」  阿佐ヶ谷駅の北口の飲み屋街・スターロードにひっそりたたずむ小さなスナ...
#2「普通の女」に負けた美人は怨念まみれのSNSがバズり快感を覚える
【#1のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな彼女の...
#3「バカにされてる?」元彼のイヤミがつらい。女が椎名林檎を歌う理由
【#1、#2のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな...
「鉛筆なめなめ」「セクハラはやめて」悲しきおじさんビジネス用語3選
 会社に勤めている人なら、50代以上のおじさんたちが「おじさんビジネス用語」を使っているのを聞いたことがあるかもしれませ...
平日夜8時、話題のオーケー銀座店の惣菜コーナーに行き完全敗北した件
 10月17日、東京・銀座3丁目のマロニエゲート銀座2内に「オーケー銀座店」がオープンして話題になっていますね。銀座の一...
あなたにとっての「過去」はいつ? 過去を閉じ込めた空間で
 過去という言葉の意味が広すぎて、思い浮かべるイメージがまったく違うと気づいた。  ある人は自分が小さかった頃を、...
経験は「ナマモノ」…感情も感度も“錆びた大人”になっていませんか
 人生において経験は重要ですよね。これから先の未来や、あるいは後輩たちを助けられるかもしれません。  だけど昔の経験に...
15キロ太ったからつまんないの? “サイズ44”に教えられた自分の本音
 2度の出産と加齢と腰のヘルニアを経て、5年をかけて15キロ太りました。実はそれについては人が思うほどは気にしていない…...