バッグや靴などの革製品を長持ちさせる!お手入れ法&注意点

コクハク編集部
更新日:2022-03-19 06:00
投稿日:2022-03-19 06:00
 購入したばかりの革のバッグや靴にはオイルなどが留まっているため、そのまま使用できます。でも長く愛用していくためには、お手入れが必須! 時々メンテナンスによって、見た目も持ちも変わってくるんですよ。そこで今回は、革製品のお手入れ方法と注意点をご紹介します。

バッグや靴など革製品の基本のお手入れ方法5STEP

 バッグや靴などの革製品を「長持ちさせたい」と思いながらも、お手入れ方法を知らない人は多いのではないでしょうか。そんな人は、これからご紹介する5STEPを参考にしてお手入れをはじめてくださいね。

1. ブラッシングで汚れを落とす

 バッグや靴は思っている以上に汚れているものです。そのため、まずはその汚れを落としていきましょう。

 革のお手入れには、革専用の馬毛ブラシを使うのがおすすめ。ブラッシングによって革の表面の細かいホコリなどが落ちるだけでなく、キメが整いますよ。

2. オイルやクリームを塗る

 ブラッシングで汚れを落としたら、次は柔らかい布やメンテナンス用クロスにオイルやクリームを付けて、革のメンテナンスをしていきます。量は、小指の爪半分くらいの量でOK。目立たない部分から丁寧に塗っていきましょう。

 このお手入れは革製品の使用頻度によっても異なりますが、月イチから3カ月に一度行うのが理想的です。

3. 乾かす

 クリームやオイルを塗ったら、その後30分から1時間程度陰干しで乾かします。急いでいる時に早く乾かそうとドライヤーなどを用いる人もいますが、これは革のひび割れの原因となるため、注意が必要です。

 また、乾かす前に再度ブラッシングをすれば、馴染みもアップします。

4. 乾拭きする

 革が乾いたら、クロスで余分なクリームやオイルを落とすために乾拭きしましょう。このひと手間で、乾かしている間についてしまった汚れも落とせますよ。

5. 防水スプレーで水漏れ予防をする

 最後は、防水スプレーでケアしましょう。防水スプレーをすると、汗や雨、雪などの水濡れを防げますよ。

 防水スプレーは30cmほど離して、目立たない場所からまんべんなく噴射しましょう。2回のスプレーで、防水性はより高まります。

バッグや靴など革製品のお手入れの3つの注意点

 革製品を長持ちさせるためにはお手入れが必要ですが、間違ったやり方をしてしまうと逆効果に! そこで、革製品をお手入れする際の注意点をご紹介します。

1. 革の種類によって道具を使い分ける

 バッグや靴などの革製品には、牛革、馬革など、さまざまな革が使われます。

 お手入れの際には、その革の種類に合わせて道具の使い分けが大切。クリームやオイルなどを購入する時は、持っている革製品に合っているか確認しましょう。

2. 道具もお手入れが必要

 革製品をお手入れする際に使うブラシや布、クロスなどの道具も、定期的なお手入れが必要です。

 汚いブラシや布でお手入れすると、逆に革を汚してしまうので、注意するようにしましょう。

3. オイルやクリームの使用量

 革のバッグや靴を長持ちさせようと、クリームやオイルをつけ過ぎてしまう人がいます。でも、実はクリームやオイルのつけ過ぎは、逆に革の質感を悪くさせたり、シミやカビの原因となってしまいます。オイルやクリームは適量で、全体にまんべんなく伸ばしましょう。

バッグや靴などの革製品を長持ちさせるのはお手入れ次第!

 お気に入りの革のバッグや靴は、誰だって長く使っていきたいと思うものです。そのためには、日々のお手入れが欠かせません。今までお手入れをしてこなかった人も、これを機会に定期的にはじめてみませんか。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


最後に乗ったのは誰? 観覧車の思い出と窓の中に見えた夢
 最後に観覧車に乗ったのはいつだったろう?  かつては親にせがんだものだけれど、いつの間にか自分がその立場になって...
共働きなのに不公平! 妻の不満が爆発する「育児の負担割合」問題
 近年では、夫婦共働きの家庭が増えています。実際に、夫の稼ぎだけで生きていくのは難しい時代になったと感じる人は多いはず。...
もうプレゼント選びに迷わない! 40代女性が欲しいものテッパン5選
 欲しいものは、年齢によって変化するものです。だからこそ、プレゼントを贈る時には、年齢に合わせた好みがわからないと迷って...
「ChargeSPOT」活用で充電忘れてもブルー回避! 2023.8.31(木)
 外出先でスマホのバッテリーが切れそうでピンチ! だからと言ってモバイルバッテリーを常に持ち歩くのも重いし、荷物になりま...
猫が優勝! 鹿との“たまたま”脳内対決で「奇跡的可愛さ」を実感した報告
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ガチとの線引きはどこ? 嫌われやすい「にわかファンあるある」6選
 スポーツ界やアイドル界には、多くのファンがいますよね。ファンについて最近よく言われるのが「にわかファン」の存在。ガチフ...
【花選びの新常識】高感度な人たちは「豪華すぎない切り花」が好き!?
 猛烈に暑い今夏。暑すぎて「切り花は日持ちがしない」という買い渋りの声はよく聞かれますが、それでも植物はなんだかよく売れ...
抱えきれない気持ちは外に出したほうがいい 2023.8.30(水)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
メンタルと財布を死守! 大人女性の「心が荒まない」節約術
 物価が上がり続け、日々の生活にかかるお金が増えていることを意識しつつも、生活の満足度は下げたくないのが大人世代。過剰な...
初対面でも距離感ゼロ民! ズカズカと踏み込んでくる“クセ強”LINE3選
 人は千差万別でいろいろな性格がありますが、初対面で戸惑ってしまうのが「距離感ゼロで近づいてくる人」。普通は少しずつ仲良...
彩どりの中の暮らし 2023.8.28(月)
 モノトーンを身に着けた若い女性。  これからたくさんのことを経験して、いろんな色を取り込んでいくのだろう。 ...
カメラマンの珠玉の1枚!台風一過の純白“たまたま”を見て♡
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
30代40代からでも「褒め上手」になれる?円滑な人間関係を構築するコツ
 あなたは人を褒めることが得意ですか? 「すごい!」と思っていても、どう伝えたらよいのか分からず、スルーしてしまう人もい...
【セリア&ダイソー】人気定番3品でイライラ激減! 2023.8.27(土)
 引っ越しをして生活環境が変わり、顔を洗うだけでも無駄に時間がかかり、とにかく鈍くさい。なぜかって? 洗顔フォームの定位...
「ひとつ前の季節」を懐かしく思う不思議 2023.8.26(土)
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
ほっこりする動物漫画/第56回「散歩道 ワンが心とアキノソラ」
【連載第56回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、...