不安で行動ムリ…恐怖心克服の秘訣は“根拠のない自信”にあり

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2022-05-20 06:00
投稿日:2022-05-20 06:00
「根拠のない自信」って、みなさんは持っていますか? なんとなくうまくできる気がする、そういうふうに導かれている気がするーーそんな感覚のことです。
 今回は、知り合いのママから聞いた「根拠のない自信」の話です。営業後のどろんぱでは、久しぶりにモジョ子がママに泣きついているみたい。

 

 

 

「できる気がする、知らんけど」でオッケー

「確固たる自信」を持つためには、裏付けとなる成功体験が欠かせません。どんな小さな出来事でも、成功したという経験が「自分はできる」というポジティブな考えに繋がっていくからです。

 じゃあその成功体験をするにはどうすればいいのでしょう? 答えはやっぱり、「動き続ける」しかないんです……っていうのは、み~んな分かってますよね。

 それが簡単にできれば、誰もが自信に溢れるキラキラ人生を送れてるはず。頭では分かっていても、怖くて行動できない……。それは私にもよく分かります。

 実際に確固たる自信がある人の話を聞くと、最初に行動する時は「怖い」と言います。けれど、初動の前段階には、いつも根拠のない自信の話が出てくるんです。

「なんとなく」とか「気づいたら」とか、そんな言葉がポンポン出てきます。ということは、根拠のない自信こそが実際に行動するためには必要なのではないでしょうか。

 ぜひ考えてみて欲しいんです。具体的な理由はいらないですし、不安定で空っぽのままでもいいんです。自分の中に「なんとなく」感じる自信みたいなものはありませんか?

「あるかも」と思ったのであれば、あとは行動するだけ。「それもない」と思っても大丈夫。今まで生きてこられたならば、この社会でなんとかやっていける証拠です。気づけたことで、実際に行動するハードルはグンと低くなると思いますよ!

登場人物紹介

モジョ子:自信が欲しい主人公。最近はちょっとずつ凹むことが減ってきたけれど、まだまだ自信がある人には程遠い。情けなくて泣くこともしばしば。こんな日は、家で映画を観るに限る。

ママ:どろんぱのママ。生まれた時から自信しかない女。自分の美貌と聡明さには若い頃から気づいていたらしい。「分かんないけど、大丈夫じゃない?」の精神で生きている。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

ライフスタイル 新着一覧


【女偏漢字探し】「唱」の中に紛れ込んだ漢字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
友達、同僚、彼氏…重い話LINEの角の立たない返し方3選。会話できない時間を狙い、着信履歴を残す!
 友達や同僚、彼氏など、身近な人から重い話をされたとき、大抵は「力になってあげたい」と思うはず。  でも時間がなかった...
共学なんてバカじゃないの! 暴走するお受験妻が「娘の反抗」でようやく気付けたこと
 横浜に暮らす経営者の妻の愛子。小学生の長女・美愛と横浜山手御三家と呼ばれる女子校に狙いを定めて、中学受験に臨んでいる。...
東京の「Fラン大学」を出たママの誇り。お受験戦争の渦中、優秀な娘に人生を重ねる傲慢な願い
 横浜に暮らす経営者の妻の愛子。長女の美愛はまだまだ甘えん坊の小学生。横浜山手御三家と呼ばれるお嬢様女子校に狙いを定めて...
娘の名門合格を喜べない…男に依存してきた妻が「女子校進学」を強いる理由
 冬の突き刺すような西日が差すリビングに、不安げなマウスの音が響いた。  時計の秒針が12を指したことだけを確認し...
ウェブ連載なのにやり取りはイエデン? 64歳、超アナログおじさんの「何やら新しい現象」
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
アルハラ回避! スナック嬢が実践する「酔わない飲み方」3つ。お酒嫌いは「あの飲み物」を垂らしてみて
 みなさんはお酒好きですか?もちろん種類によって好き嫌いがありますよね。実は私、水割りと呼ばれるものが苦手です。焼酎でも...
育休明けのフルタイム復帰、育児家事と両立できるか不安…。キャパオーバーの悲劇を回避する3つの方法
 育休明け、いざ職場にフルタイム復帰することになった時、ママたちの脳裏にはさまざまな不安が押し寄せますよね。子供のことや...
職場バレンタインのトホホなエピソード6選。今年はどうなる? あげても地獄、あげなくても地獄だよ…
 もうすぐ恋する女性の一大イベント、バレンタイン! 好きな男性や彼氏にどんなチョコレートを渡そうか、今からソワソワな女性...
また値上がり!? 40代主婦が物価高を痛感した瞬間と節約サバイバル術4選。買い物は私一人で行きますよ
 続く物価高で、家計のやりくりを頑張っている主婦は多いはず。それでも追いつかないくらいに、物価高の実感は日々高まるばかり...
ねこプロレス第2弾! 挑戦者の尊すぎる“たまたま”ぽろりに延長戦希望
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
春と幸運を呼ぶ「球根付き切花」を長持ちさせる意外な注意点。あー、見るだけでワクワクが止まらない!
 立春を迎え暦の上でも春。猫店長「さぶ」率いる我がお花屋の立地は神奈川の片田舎ですが、1月の終わりごろからど偉いエネルギ...
事例ありき? お役所仕事だな。街路灯ランプをLEDにするだけなのに、なぜかてんやわんや…
 本コラムは、地元の“幽霊商店会”から「相談がある」と言われ、再始動の先導役を担う会長職を拝命することになったバツイチ女...
ホットフラッシュvsニット。“セーター”に恋焦がれる更年期世代から「エアリズムニット」の提案
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
誕プレで発覚! 親友と思ってたのは私だけだった…思わず虚無感を抱いた切ないLINE3選
 友達とLINEをしている時に、思わず虚無感を抱いてしまったことはありませんか? 人は、あまりにも自分の気持ちを無視され...
計算されたような曲線美! 塀の上の“たまたま”が放つ怪しい魔力
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...