イケメン俳優・竜星涼の株が爆下がり中
なんということでしょう。ここ1、2カ月の間で急激に竜星涼の株が爆下がりしています。原因はアレですよ、アレ。NHKの朝ドラ「ちむどんどん」。
竜星演じるニーニー、ヒロイン暢子の兄・比嘉賢秀がとんでもない野郎で、“中の人”竜星にまで批判の矢が飛びまくるという、「まさかやー」な事態が起こっているのです。
「クズっぷり」プレイバック
ではでは、ここまでのニーニーを振り返ってみましょう。まず、四人兄妹の長男で、父親(大森南朋)は若くして亡くなり、母親(仲間由紀恵)が女手ひとつで家族の生活を支えるだけでなく、家には多額の借金があるという状況にありながら、ニーニーといえば定職にもつかず、喧嘩をしてはお巡りさんに捕まり、(非は相手側にあるとはいえ)怪我をさせた相手に謝りもしないなかなかのクズっぷり。
母親が仕事を掛け持ちし、肉体労働までして働いているのだから、長男だったら率先して働け、と思うのですが、その気配はまったくなく、一攫千金を夢見て、1ドル360円を返還前の今なら720円、倍で換金するという詐欺に遭い、比嘉家の借金をさらに増やし、雲隠れしてしまいます。
上京しても借金で雲隠れ
ところが、沖縄編の終わりに、そんなニーニーの株が一瞬だけ上がる出来事が……。沖縄から逃げたニーニー、なんと東京でボクサーになって、初戦KO勝ち。そのファイトマネーが家族の元に届けられ、借金を返済するという大逆転を。
そんな喜びもつかの間。ヒロインの暢子(黒島結菜)が上京し、ニーニーの所属するボクシングジムを訪ねると……。そこにニーニーの姿はなく、ジムの会長(具志堅用高)からは前借りし、ジムの仲間たちからも借金しまくって、またもや逃げてしまったのでした。
その後、暢子が下宿する横浜・鶴見の沖縄料理屋で感動の再会。暢子と枕を並べて、兄妹水入らずの一夜を過ごしたかと思えば、翌朝、暢子が目覚めると、ニーニーの姿はなく、そこには空っぽになった財布が……。上京したばかりの妹の財布にまで手をつけるとは、ゲスの極み、これはもうクズを通り越して、犯罪者では? の声も。
ここまでクズギャラにする必要はあるの?
さらに、暢子の姉・良子(川口春奈)に地元のお金持ち縁談話が持ち上がった際、相手の父に、妹は元彼にしつこくされているので、自分が話をつけるから手切れ金10万円を用意してくれ、と持ち掛けて、まんまとせしめる始末です。
NHKのサイトによれば、“比嘉家のトラブルメーカー”とありますが、いくらなんでもここまでクズキャラに仕立てる必要があるのか疑問です。
“竜星涼まで嫌いになってきた”の声
前作「カムカムエヴリバディ」の兄・算太(濱田岳)、「おちょやん」の父・テルヲ(トータス松本)もなかなかのものでしたが、ニーニーは彼らを遙かに超える朝ドラ歴代NO.1のグズ男に……。
おかげで、“竜星涼まで嫌いになってきた”などという声が聞こえてくると胸が痛みます。
有村架純の「ひよっこ」では、有村演じるみね子の行方不明の父(沢村一樹)を一緒に探してくれる誠実そうなお巡りさんの綿引を好演し、短い登場シーンながら、がっちり視聴者のハートを掴みました。「アンナチュラル」(TBS系)の葬儀屋の男も、「昭和元禄落語心中」(NHK)の有楽亭与太郎も色気たっぷりで最高でした。
映画「トイ・ストーリー4」も、フォーキーの声を聞くために、吹き替え版を見に行き、劇団☆新感線の「修羅天魔~髑髏城の七人 season極」も“生”竜星を見たくて豊洲くんだりまで行ったというのに……。
オーディションを突破し、パリコレにも出演
パリコレにも出演したことがある竜星、立ち姿も殺陣も決まっていて、今、思い出してもニヤケてしまうほど素敵でした。
朝ドラでヒロインの兄をやると聞いた時は、ホップ、ステップ、ジャンプで、いよいよ次はヒロインの相手役!? と朝ドラ内昇格を期待していたのに……。
エンタメ 新着一覧