子なし夫婦は不幸ですか? つらいだけ? いいえ、違います

コクハク編集部
更新日:2022-06-06 06:00
投稿日:2022-06-06 06:00
 一昔前までは、結婚すれば子供を持とうとするのが当たり前のような風潮でしたが、今は時代が変わり、子供を持たないことを選択する夫婦も増えています。しかし、中には子供を欲しいけれど授かれず、“子なし”となってしまう夫婦も……。
 そんな夫婦の中には、日常生活の中でつらさを感じている人も少なくありません。今回は、子なしが「つらい」と感じる瞬間と子供がいないことで得られるメリットをご紹介します。

子なしが「つらい」と思う5つの瞬間

 子供がいないことで「つらい」と感じているのは、きっとあなただけではありません。子供を持たない多くの男女が、こんな瞬間につらさを感じているようです。

1. 友達から妊娠報告された時

 友達からの妊娠報告は本来おめでたいことであり、心から祝福すべき瞬間です。しかし、子なしの人にとっては、心からお祝いするのはなかなか難しいかもしれません。

 特に、子供が欲しいのに授かれない人にとっては、人の妊娠は羨ましくもありながら、「つらい」と感じる人が多いようです。

2. 「子供は?」と聞かれた時

 現代は、結婚をするしないに限らず、子供を持つかどうかも自由な時代。しかし、まだまだ「結婚=子供」と考えている人も少なくありません。

 実際、結婚していると分かると「子供は?」と普通に聞いてくる人も多くいます。悪気はなかったとしても、その質問をされるたびに「つらい」と感じてしまう人は多いでしょう。

3. 子持ちの友達と話が合わなくなってきたと感じた時

 学生時代からの友達とは気心が知れていて、一緒にいると楽しいものです。しかし、女性は環境が変わると価値観も考え方も変わってきます。

 その結果、子持ちの友達と話が合わなくなるケースがほとんど。子持ち同士の会話に入っていけず、居心地の悪さを感じ、つらさを感じてしまいがちです。

4. 親に「孫が見たい」と言われた時

 結婚が決まった時、親御さんは喜んで祝福してくれたでしょう。それと同時に、孫を楽しみにしはじめる人も多いですよね。

 結婚後に「孫の顔が見たい」なんてせかされる人も少なくありません。子供が欲しいけれどできない夫婦にとっては、言われるたびに申し訳ない気持ちになるでしょう。

5. 老後を考えた時

 子供がいる人は、あまり老後の不安などを感じる人は少ないでしょう。何かあれば、子供や孫がいるから……と思っているはず。

 しかし、子なし夫婦は老後も二人きりの生活のため、不安を感じる人が多いです。「お墓はどうなるのだろう?」などと考えては「つらい」と感じる人もいるかもしれません。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


グループLINEで嫌われる人には特徴があるらしい。職場、ママ友、同窓会…やらかしていませんか?
 グループLINEが苦手で、気を遣いながら適度な距離感で参加している人は多いようです。でもなかには、空気が読めなさすぎて...
“雑談”はカネになる!生まれて60ウン年、「下ネタ」に磨きをかける男がたどり着いた境地
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
「デパコスじゃないんだ」って、メイクや美容でもマウント取りたいのね…。賢くかわす方法は?
 女性社会では、相手にマウントをとることで自分を優位に立たせようとする人が多いですよね。  今回は、メイクや美容に関し...
「人生楽しまないと損」メンタルにシビれる、憧れるゥ! イケオジたちの好感度爆上がりLINE3選
 世間的に「おじさん」にカテゴライズされる生き物には、頑固で気難しいイメージがあるかもしれませんが、同じおじさんでも「イ...
庶民の味方のダイソーにゾッコン♡ シニア猫も40女の財布も大満足!おすすめのペットアイテム3選
 我が家の可愛い可愛い2匹の愛猫、もんさま(15歳)とこっちゃん(14歳)。早いもので彼らもすっかりシニア猫になりました...
ありがたま! 非の打ち所がない完璧な“たまたま”様がご降臨
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
眠りが浅くて心がザワザワ…熟睡したい!【専門家監修】「安眠」のための簡単ストレッチ&呼吸法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
花屋とお客様の間で断トツに多いトラブルは? 7万円の花束事案を振り返る
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋に、毎日のように悩めるお客様がいらっしゃいます。花の管理や花合わせ、年中行事に冠婚葬祭の...
マウント女、人工天然女をスカッと撃退LINE7選。我慢は美徳の時代ではありません!
 女の敵は女。とにかくマウントを取らないと気が済まない人や、計算高く天然キャラを装う人…。  今回はそんなウザい女たち...
「人の仕事までやる人」の心理と対処法。しごできアピール?嫌がらせ?
 仕事を押し付けてくる人はウザいですが、逆に自分の仕事を奪ってくる人も厄介。スケジュールを立てていざ取り組もうとしたら、...
「更年期じゃね?」「おばさん、更年期(笑)」適当な情報を鵜呑みした女子大生たちが悪いのか?
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
「性的合意」を描く舞台に主演俳優が思うこと。傷に蓋をしても「消える」わけじゃない【内田慈インタビュー】
 2024年、ドラマ『お別れホスピタル』や『Re:リベンジ-欲望の果てに-』などで深い印象を残した俳優の内田慈さん。現在...
子どもを産まない、欲しいと思えないのは人間失格? 51歳独女ライターの恐怖と願いと幸せ
 パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。この歳で独身だと「子どもは欲しくないの?」「子どもがいた...
夢の中へ行ってみようか
 その景色は、上を見上げた時にあるものだと思い込んでいた。  常識に縛られるな。
冬の港でイケニャンを発見! クールなたたずまいと“たまたま”にシビレる!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【女偏漢字探し】「姑」の中に紛れ込んだ漢字は?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...