ヤンキードラマ「ナンバMG5」にイケメンあり!
4月スタートの連ドラが店じまいする時期ですが、今期、ぶっちぎりの1番は誰がなんといおうと「ナンバMG5」(フジテレビ系)でしょう。
視聴率が低いのが不思議でしょうがないくらいです。ヤンキードラマということで、敬遠される方も多いのかもしれません。ヤンキーなどもはや昭和・平成の遺物でしかないですから。
金字塔は「ごくせん」シリーズ
でも、思い出してください、あの仲間由紀恵が熱血教師ヤンクミを演じた「ごくせん」(日本テレビ系)を。3年D組の生徒たちのなんとイケメン揃いなことか(チコちゃんのナレーション風に)。
2002年の第1シリーズは嵐の松本潤を筆頭に小栗旬、石垣佑磨、成宮寛貴に、上地雄輔、松山ケンイチ、ウエンツ瑛士と錚々たる顔ぶれでした。
さらに2005年の第2シリーズは、KAT-TUNの亀梨和也、赤西仁、速水もこみち、小池徹平、小出恵介、高良健吾に水嶋ヒロもいました。
2008年第3シリーズは、Hey! Say! JUMPの髙木雄也と三浦春馬をリーダー格とし、三浦翔平、ジャニーズWESTの桐山照史、ユージ、若葉竜也などなど。もうイケメンだらけ。たしかにドラマも面白かったのですが、イケメン生徒たちに釣られて見ていたというのも正直なところです。
イケメン偏差値を上げる「ナンバMG5」の面々
ヤンキードラマにイケメンあり! これはもうテレビドラマの鉄則といってよいでしょう。
そこで「ナンバMG5」です。生徒役はモブ程度の存在なのですが、その分、主人公の友人として、“国宝級イケメン”の神尾楓珠とSixTONESの森本慎太郎を配し、ドラマ全体のイケメン偏差値を底上げ、これに主人公・難破剛役の間宮祥太朗(29)が加わるともう完璧です。
間宮が演じる難破剛は、ヤンキー一家の二男。千葉最強といわれた父・勝(宇梶剛士)、元レディース総長の母・ナオミ(鈴木紗理奈)、そして、高校在学中に関東を完全制覇した兄・猛(満島真之介)、妹・吟子(原菜乃華)と、濃ゆい家族に、全国制覇を期待されるも、ケンカだけの生活に疑問を持ち、普通の学生生活を送りたいと、家族に内緒で白百合高校に入学。家を出る時は特攻服、途中、公園のトイレで着替えて真面目な学生に変身するという二重生活を送ることに……。
アラサーでも詰襟が似合う男・間宮祥太朗
と、まあそんな感じでドラマは進みますが、注目はなんといっても御年29歳の間宮が、学生服と特攻服を普通に着こなせているところ。アラサーでこんなにも詰襟が似合う俳優がいるでしょうか。
しかも、ピュアな高校生と最強のヤンキーをきちんと演じ分けているところが素晴らしい。普段の慈愛に満ちた優し気な目から一転、特攻服の殺気溢れるスルドい目つきになるなど、眼光を自在に操れるのだからたいしたものです。
間宮といえば、毎年毎年、ネクストブレイク俳優といわれながらも、なかなかブレイクしない残念イケメンでした。
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