更新日:2022-07-02 06:00
投稿日:2022-07-02 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷”“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
結婚前提の同棲だったのに
30代前半の佳奈さん(仮名)は、交際1年半の恋人・ケンイチさん(仮名)と同棲中。ぼちぼち結婚へと関係を進めたいと考えていますが、ケンイチさんの結婚に向けてのテンションがだんだんと下がっているのではないかと不安を抱えています。
「同棲をスタートさせるときに、ダラダラと同棲するのは嫌だったので“結婚を前提に”って約束したんです。私は同棲1年以内に入籍をするつもりでいたのに、気づけばもう一緒に暮らして1年が過ぎようとしています。
生活費や家事の分担もうまくいっているほうだと思うので、ケンイチとの生活に大きな不満はありませんが、結婚の話が進まないことには焦りがありますね」
結婚の話を避けてる?
佳奈さんはフリーランスで働いているので、基本は自宅で仕事。ケンイチさんは会社員ですが、リモートワークが中心なので一緒に過ごす時間は多いほうだそう。そんな環境でも大きな喧嘩をすることもなく、穏やかな生活が続いていることに佳奈さんは満足しつつも、結婚へと進まないことだけが気がかりとのこと。
「夜の生活もちゃんとありますし、いい関係できているのに結婚の話がまったく出ないどころか、私がそういう話をしようとするとごまかされるのが気になっています。
まるで、結婚の話を避けているように見えるんですよ。
『結婚の話を避けてるの?』って質問したときには『違うよ。避けてない』って返事がくるんですけど、私としてはやっぱり違和感がありますね。
ただ、あんまりしつこく言って、ケンイチを追い詰めるのも嫌なので、あまり深い話はできずにいます」
ラブ 新着一覧
「冷酷と激情のあいだvol.238〜女性編〜」では、離婚となる“決定打”はないものの、結婚4年目の夫に不満な妻・奈緒さん...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
咲子さん(30歳日系CA/独身)は、子供時代から「かわいい」と言われて育った美女だ。大学卒業後、大手エアラインのCAと...
彼氏の母親は、結婚すればあなたの義母になります。その義母が癖のある人でも、彼氏と結婚したいと思えますか?
「マッチングアプリはやりたくない」という女性が少なくありません。カラダやお金が目的の男性が多く、本気の恋愛を求めている人...
不倫していた彼に未練がある女性もいるのではないでしょうか? でも彼はすでに気持ちを切り替えているかも。不倫相手と別れた...
誰しも一度は「別れた恋人とヨリを戻したい」と考えたことがあるのではないでしょうか。ですが、壊れてしまった関係を修復する...
パートナーとのセックスレスに不満や寂しさを感じる女性もいるでしょう。しかし「むしろ嬉しい!」と喜ぶ女性もいるようです。...
年齢とともに恋愛観も変わりがち。アラフォーになれば多くの女性が結婚を意識するため、より「今の彼氏でいいのか」と迷いが生...
「冷酷と激情のあいだvol.237〜女性編〜」では、結婚話から逃げ続ける恋人に苛立っている柚月さん(仮名・34歳)の心情...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
男性に相談を持ちかけて、無理に恋愛に持っていこうとする「相談女」。厄介な彼女たちには、どのような特徴があるのでしょうか...
「ルッキズム」が謳われて久しい。やはり「若さと美貌」を兼ね備えた女の人生は圧倒的に有利――そう考える人も少なくないのでは...
「この人を生涯かけて愛していくんだ」「一生添い遂げるんだ」と思ってしたはずの結婚。でも、毎日一緒にいると、「日に日に太っ...
「アラフォーになったら女として見てもらえなくなった」という声をよく聞きます。アラフィフになったらなおさらで、女磨きに力が...
口が悪い彼氏を「かっこいい」「男らしい」と感じる女性もいるでしょう。しかし、口の悪さが一線を越えるようなら、別れたほう...