愛される「ちゃっかり者」の共通点 人気NO.1の瞬間を目撃!

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2022-07-15 06:00
投稿日:2022-07-15 06:00
 ”ちゃっかり者”って言葉を聞いた時、みなさんはどんな印象を持ちますか?
 私はちょっと、ずるい印象がしてしまいます。ですが、ちゃっかり者ってめちゃくちゃ愛されキャラだったりしませんか?
 そして、なぜか自分もそういう人には甘くなっちゃったりして……。これって、どうしてなんでしょうか?

 

 

 

ちゃっかり者は頭のキレるしっかり者

 ちゃっかり者がなぜ愛されるかの結論は、しっかり者だから。これにつきます。

 正反対のように聞こえるかもしれませんが、しっかり者でなければ、ちゃっかり者にはなれません。スナックなんかで働いていると、人気のあるお姉さんは、ほぼ100%ちゃっかり者です。

 私は誰かに甘えたり頼ったりするのが苦手で、ホステスさんのそういう部分がちょっとイヤでした。もちろん、理解して飛び込んだつもりでしたが、心のどこかで「ずるい」と感じていたように思います。

正体は“しっかり者”

 ある日、お姉さんがお客さんに小さなプレゼントを渡している場面を目撃しました。バレンタインとか誕生日とか、特別なイベントではない普通の日に、突然のサプライズです。

 お姉さんは、「いつもお世話になってるから」と深々頭を下げ、お礼を言っていました。お店ではちょっとワガママなキャラクターなのに、なんて礼儀正しいんだろう! と、ビックリしました。当然、お客さんは嬉しそう。

 お店では、そんな振る舞いを感じなかったので余計に驚いたのと、腑に落ちる納得感で私は得した気分になってしまいました。

「本当はしっかり者」という正体を知っていれば、許せる範囲も広くなりますもんね。みなさんの周りにいるちゃっかり者も、案外「根回しがうまいしっかり者」かもしれませんよ。

登場人物紹介

モジョ子:自信がほしい主人公。いいホステスになるためには、悪女な面も必要なのかと悩んでいたが、少し考えが変わったみたい。えびせんは大好き。

マキさん:どろんぱのナンバーワンホステス。毒舌で主導権を渡さないタイプだが、お客さんからの人気は絶大。おっとりしてそうで、かなりしっかり者。3人の子持ち。

ママ:どろんぱのママ。仕事にはあまり口を出さず、女の子それぞれのスタイルを大事にしているが、必要な時は厳しいことでも臆さずビシッと言う。安いえびせんは食べないらしい。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

ライフスタイル 新着一覧


連れて帰りたい! 人懐っこすぎる“たまたま”の激レアショット
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
茜色に心和むひと時、だからこの時間が好きなんだ
 忙しない街にも訪れる特別な時間。  足早に歩く人々は顔を上げ、しばし空を仰ぎ見てから、また現実へと戻っていく。 ...
女+家=嫁…「嫁ぐ」と「結婚」の違いはある?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ほっこり癒し漫画/第68回「コウメばあちゃんはどこ?」
【連載第68回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
貸したお金を催促するのにこんな手が…! モヤモヤを解消するLINE3選
 人にお金を貸した後、なかなか返してくれなかったら、とても嫌な気持ちになりますよね。  とはいえ、お金の話は、言い...
電マの営業からラブホの清掃員へ…羞恥心とも戦うストリッパーが思うこと
『電マの営業・新井です!』(略して「電マの新井」)という新作が大変好評だ。  書店員にとっての新作といえば「新しく...
口喧嘩で負けたくない! 勝ちたい時に使えるマル秘戦術3選
 みなさんは誰かと口論になった時、どんな戦法で勝ちにいきますか?  方法は十人十色ですが、今回は代表的な勝ちパターン...
凍り付いた湖の夜が更けて
 もしも突然、この瞬間に、氷が解けたらどうなるんだろう。  そう思いながら、凍て付いた湖の上に立つ自分が結構好き。...
「レンジでゆたぽん」人気じわり..足を温めると眠りやすい!
「レンジでゆたぽん」を知ったのは、年末年始に長野県の義実家に行った時。寒がりな私を気遣って、義母が用意してくれたのです。...
青空にオレンジボディが映え“たまたま”の見返りメンチにキュン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
私って性格悪い? 自分のダークサイドを自覚した4つの瞬間
 誰の心にだって、優しい部分と優しくない部分が存在するもの。そうわかっていても、自分の心のダークサイドを自覚すると「もし...
卒入学、彼岸、送別会【花屋が教える】予算内で理想の花束を贈る7カ条
「斑目さん、今年こそは頑張って期限内にお願いしますよ!」  お正月がなんとなく終わったばかり、なんて思っていたら、我が...
「とにかく盛り上がるやつ頼むよ」ってさぁ 先輩の無茶ぶりLINEがすぎる
 お笑い芸人の松本人志とその後輩芸人たちによるアテンド飲み会が話題になっていますね。  ニュースの真偽はともかく、...
2024-02-21 06:00 ライフスタイル
仕事のサボりがバレた瞬間4選 リモートワークは意外と見られている!
 近年では、リモートワークやフレックスタイムなどの制度が導入されて、数年前よりも働きやすくなりました。  一方で、自由...
真似から始まったファッションも、いつか体に馴染むもの
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
年の差婚の弊害?夫の“昭和の価値観”を持つ息子の将来が不安すぎる件
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  私の夫は10...