更新日:2022-07-27 06:00
投稿日:2022-07-27 06:00
お花屋さんにとっては「夏の贅沢」
前述の通り、お花屋さんにとって「蓮の実」とは花托を指し、夏の青く茎のついた蓮の実は、いわば「夏の贅沢」の一つでございます。
7月と8月のお盆には必須アイテムで、実に限らず蓮の花や葉も同様でございます。夏のほんの短い期間でしか楽しめないフレッシュな蓮の3点セット(花・葉・実)は、ワタクシにとってはまさに「夏の贅沢品」でござんすよ。
蓮の花の寿命は3、4日といったところ。花弁がハラハラ散り始めると、中から蓮の実(花托)が登場しワクワクが止まりません! この蓮の実は仏花に使われるだけでなく、ワタクシはグリーン花材の一つとして爽やかな夏のアレンジメントの仕上げに迷いなく使いますわよ。
意外と知られておりませんが、秋や冬にも乾燥した花托はよく使われております。「ロータスヘッド」とシャレオツな名前でクリスマスリーズやアレンジメントなどのインテリアグッズとしてもメッチャ使ってます。
キリストのお祭りに蓮が使われているなんて、お空の上でお釈迦様もビックリじゃないですかね。
ドライフラワーにしても素敵です
夏はフレッシュで美しい蓮の実を飾れる特別な季節。お花もいいですが、より長く安心して楽しめる蓮の実をフラワーベースに飾ってみてはいかがでしょうか?
鮮やかなライトグリーンの色は爽やかで、あたりに清々しいオーラを放ち、見るからに良いことがありそうな予感。天上と仏の花「蓮」が開運をしないわけがなく、まさに花言葉「清らかな心」や「神聖」そのものでございますわよ。
気分良く眺められる蓮の実が茶色く変色し始めたら、水からあげて逆さに吊るしてドライフラワーに。そこからさらに楽しめますのでお試しあれ。
天上の花「蓮」の実が、アナタに幸運をもたらしてくれることを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。
ライフスタイル 新着一覧
【連載第94回】
ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!
「しっぽのお...

アラサーアラフォーになると部下や後輩の割合が増えてくるもの。そんな自分より立場的に下の人たちへ無意識に“圧”をかけてい...
コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
タワーマンションが立ち並ぶ街・東戸塚に暮らす麗菜。現在は育休中であるが、復帰後もバリバリ働く予定だ。年収2000万超え...
タワーマンションが立ち並ぶ街・東戸塚に暮らす麗菜。現在は0歳児の長女の育休中で、第二子を妊娠中である。先々を見据えてラ...
山森麗菜はタワーマンションが林立する街に暮らしている。
と、いっても豊洲や有明などの湾岸エリアでもなく、武蔵小...
『リンネル』2025年5月号の付録は、人気アウトドアブランド「コールマンの収納ポーチ付きバッグ」です。
大容量な...
今回は、距離を置きたくなった“ママ友の怖い言動”をピックアップしました。明るいママ友だと思っていたのに裏があったり、嫌...
彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
もっちり食感と香ばしさが魅力の胡麻どうふ。何となくとっつきにくい食材だと思っていませんか? 個人的にはちょっといい和食...
40代になって「このままでいいの?」と悩みを抱える女性は少なくない様子。すでにプレ更年期に突入している30代後半の女性...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
猫店長「さぶ」率いる我がお花屋の仕事には、歩道や公園の脇に造成された花壇への草花納入もあります。その中には近隣も含まれ...
最近何かと話題になる「ルッキズム」。近年、美容医療が芸能人だけでなく一般の女性にとっても身近な存在になったせいなのか、...
女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
SNSを覗いてみると、「丁寧なくらしをする私はいい嫁アピール」が激しい投稿をよく見かけます。
そりゃあ、日々の生活...