大コケ「24 JAPAN」の二の舞懸念があったが…
イケメンというのは何をやっても絵になるものですね。「六本木クラス」（テレビ朝日系）の宮部新役の竹内涼真（29）を見てつくづく……。
当初、テレビ朝日が「梨泰院クラス」のリメイク版をやると聞いた時は、「あちゃー」と思ったものです。「24 JAPAN」の二の舞になるのでは、と。そうです、唐沢寿明が日本版ジャック・バウアーになったアレですよ、アレ。テレ朝の力の入れようはハンパなく、2クールぶち抜き放送でしたが、結果は……。
それはともかく、いがぐり頭の竹内涼真のビジュアルを見た時は「唖然」としましたよ。たしかに本家「梨泰院クラス」の主人公も特徴的ないがぐり頭でしたが、それやっちゃうんだ、と。
食わず嫌いはもったいない
というわけで、半笑いで見始めた「六本木クラス」ですが、これが結構面白く、今ではすっかりハマってしまいました。本家「梨泰院クラス」に比べるとチープさは否めませんが、竹内以下、麻宮葵役の平手友梨奈、楠木優香役の新木優子ら俳優陣も、韓国版に寄せてきたようで、その違いを見比べるのもまた楽し、です。
本家「梨泰院クラス」ファンの人も、食わず嫌いは止めて、一度は見て欲しいと思います。本家との違いを見つけて、ああだこうだというのもよし。日本版も頑張っていますから。
「国宝級爽やかイケメン」のイメージが崩壊…
話は戻って、竹内涼真です。プライベートでは3年近く交際し、同棲し、結婚まで考えていた女優に一方的に別れを告げ、「ビズリーチ！」。新しい女優の彼女に乗り換えたと週刊誌などに報じられて以来、「女子の敵」「サイテー」とそのイメージは最悪のものとなりました。
それが理由かどうかはわかりませんが、女性ファンが一斉に手を引き、当然、入っていて良さそうなイケメンランキングなどもまさかのランク外に……。
そんな目で見ると今回のいがぐり頭は反省の坊主頭にも見えますね。もうそろそろ許してあげてもいいのでは、と思えるから不思議です。真っ直ぐに誠実に生きてきた新と竹内本人が同化し、すっかり竹内涼真がいい奴に見えてきました。
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