イケメン大渋滞「舞いあがれ!」大化け“2TOP”は赤楚衛二と…

コクハク編集部
更新日:2022-10-07 10:18
投稿日:2022-10-07 06:00

「舞いあがれ!」の見どころはイケメン俳優陣!

 10月3日に放送開始したNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』の俳優陣に期待が集まっている。

 舞台は1990年代から現代。ヒロインの岩倉舞(福原遥=24)がパイロットにあこがれ、ものづくりの町である東大阪と自然豊かな長崎五島列島でさまざまな人と出会い絆を育みながら、空を駆ける夢へ向かうストーリーだ。

有名どころからネクストブレーク待機組まで

 今回の朝ドラの注目は、何といってもイケメン揃いなことだろう。大人メンバーでいえば、ヒロインの父親・浩太(高橋克典=57)、兄・悠人(横山裕=41)、航空学校の教官・大河内守(吉川晃司=57)が登場。

 真打ち候補はヒロイン舞をめぐって恋愛模様を繰り広げるとみられる幼なじみの梅津貴司(赤楚衛二=28)、舞が入学する「浪速大学」の人力飛行機サークルの先輩・刈谷博文(高杉真宙=26)。

 そして、航空学校に入ってから出会う、柏木弘明(目黒蓮=25)、中澤真一(濱正悟=28)、吉田大誠(醍醐虎汰朗=22)、水島祐樹(佐野弘樹=28)の面々だ。

“時の俳優”綾野剛も朝ドラで本格ブレーク

 これまで、朝ドラでヒロインの相手役や脇役からブレークした俳優は少なくない。有名どころでいえば、2011年放送の「カーネーション」で、小原糸子(尾野真千子=40)の不倫相手を演じた綾野剛(40)、12年放送の「梅ちゃん先生」で、堀北真希さん演じるヒロインの幼なじみで、のちに夫となった松坂桃李(33)、20年放送の「スカーレット」でヒロイン・川原喜美子(戸田恵梨香=34)の夫役をつとめた松下洸平(35)だ。

 では今回の注目株は? TVコラムニストの桧山珠美氏が言う。

「最近の朝ドラはすでにブレークしている俳優を使っている傾向にありますが、前回の『ちむどんどん』のように失敗しなければ国民的スターになれるチャンスは大アリです。

 そのなかでも、やっぱり赤楚くんでしょう。ヒロインの幼なじみで、福原さんを支える役柄。おそらく“いい人”になるはずですから、多くの視聴者が好印象を持つでしょう。

 彼は17-18年の特撮テレビドラマ『仮面ライダービルド』(テレビ朝日系)で女性ファンをつかみ、20年にドラマ初主演の『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)で認知度が急上昇、各局でドラマ出演を果たしました。

 ホップ・ステップときての今回の朝ドラ。王道のキャリアの集大成となるべく、朝ドラ俳優として揺るがない地位につけるチャンスですね。

 次に、Snow Manの目黒蓮くん。俳優としてのキャリアは乏しいものの、21年に新春スペシャルドラマ『教場Ⅱ』(フジテレビ系)では事務所先輩のキムタクと共演し、話題になりました。

 同時期にデビューしたSixTONES・松村北斗(27)くんのように、グループ内の俳優枠としてファンを獲得する機会になると思っています」

 高杉真宙にとっては21年に独立し、個人事務所で勝ち取った朝ドラの仕事。桧山氏は「演技力が期待されている証拠」と分析する。

赤楚と目黒の“一騎打ち”?

 でもって若手俳優を発掘するなら、ヒロインが航空学校に入学後のストーリーが盛り上がるはず……。

濱くん醍醐くんですね。濱くんは、18-19年の特撮テレビドラマ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(テレ朝系)の出演後、脇役ながらドラマの出演が急増しています。醍醐くんは舞台『弱虫ペダル』や『千と千尋の神隠し』など2.5次元枠で注目株。朝ドラが主演俳優へのチャンスになるのでは」(前出の桧山氏)

 ちなみに、桧山氏はヒロインと結ばれる俳優は赤楚だと予想。あちこち寄り道をしても、最終的には幼なじみと結婚する「梅ちゃん先生」パターンだと読んでいる。

 さてどうなる? いずれにしても、今期は朝から“目の保養”がたっぷりできそうだ。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


『バチェラー6』第8話(最終話)を正直レビュー! ラスト予想、当たった人いるの? 制作サイドにまんまと騙されました
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第8話。本編最終回です。小田...
中村未来 2025-07-25 15:23 エンタメ
曽田陵介、FANTASTICS佐藤大樹と“縁”に驚き「青春時代の人が隣にいた!」甘酸っぱい中学生の頃
 2019年に俳優デビューをきっかけにドラマ、映画、舞台とさまざまな作品に出演。そして先ごろ放送を終了した『いつか、ヒー...
望月ふみ 2025-06-23 07:00 エンタメ
【募集】2025春ドラマの感想は? 面白かった&ガッカリを教えて!『対岸の家事』『最後から二番目の恋』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「面白かった」作品や「...
72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第6話を正直レビュー!小田美夢の“あまりにあざとい”テクニック。キス連発は最初から決めてた?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第6話。前回のラストで、早朝...
中村未来 2025-06-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」清(二宮和也)は出る出る詐欺じゃなくて一安心。岩男とリンはやっぱり“チリンの鈴”だった
 銃撃された岩男(濱尾ノリタカ)は、嵩(北村匠海)にリンはよくやったと言って息絶える。八木(妻夫木聡)は、リンは親のかた...
桧山珠美 2025-06-19 17:28 エンタメ
『バチェラー6』第5話を正直レビュー。自然体の笑顔をやっと見れた。で、なんで突然キスした?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第5話。もう折り返しなんて早...
中村未来 2025-06-19 06:00 エンタメ
令和ロマンくるま、吉本退所でも絶好調の今。もう一度「M-1」優勝を狙ってみてはどうか
 4月末で吉本興業との契約を終了した令和ロマン高比良くるま。一時期活動休止していたが、5月末には復帰。現在、精力的に活動...
帽子田 2025-06-19 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第4話を正直レビュー。石森さんまさかの本命? みんな久次米さんの魅力をもっと伝えて~!
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第4話。ホワイトローズを受け...
中村未来 2025-06-18 06:00 エンタメ
奥平大兼、世間とのギャップに戸惑い「僕のプライベートを見たら驚くと思う」悩んだときの考え方は?
 長澤まさみさんと共演した映画『MOTHER マザー』でのデビューに始まり、映画やドラマで常に心に残る芝居を見せている奥...
望月ふみ 2025-06-18 06:00 エンタメ
田中圭ショックか?木梨憲武、玉木宏ら「夫婦円満」をアピールするイケメンたち。向井理も丸くなった
 サントリー「角瓶」のCMが新しくなりましたね。「♪ウィスキーがお好きでしょ」の歌をバックに、バーテンダーの井川遥と客の...
「あんぱん」嵩(北村匠海)と健ちゃん(高橋文哉)コンビが心強い。岩男には“嫌な予感”しかない…
 嵩(北村匠海)は、絵の才能を見込まれ宣撫班勤務を命じられる。宣撫班では紙芝居を見せていた市場でひと騒動があったといい、...
桧山珠美 2025-06-16 16:45 エンタメ
前田敦子の「アイドル否定発言」に物議。卒業後に佐藤健と撮られても、現役時は“偶像”を演じきったプロなのに
 先月、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した元AKB48の前田敦子。番組内で「『アイドルになりた...
堺屋大地 2025-06-16 06:00 エンタメ
ジュニア退所は「timeleszのせい」…何かと荒れるタイプロ界隈、それでも彼らは“必要だった”といえるわけ
 6月2日、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所。以下、SE社)のジュニア内グループ・Go!Go...
こじらぶ 2025-06-23 18:09 エンタメ