パワハラ虫に遭遇、最悪!でも「したたかな準備」で反撃可能

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2022-10-21 06:00
投稿日:2022-10-21 06:00
 仕事でもプライベートでも、パワハラ気味な人に遭遇してしまうと最悪ですよね。
 災難だと思って諦めることもできますが、私はどうせなら一矢報いたいと思います! そういう時に、オススメしたい方法があります。
 もしも誰かの参考になれば嬉しいです。どろんぱでは、モジョ子がママに何か相談してるみたい。

 

 

 

(漫画:おくげちゃん)
(漫画:おくげちゃん)

 

パワハラマンに情けは無用、したたかな準備を

 パワハラする人って、もうあちこちでやってますよね。

 そして多くの人が「あの人はそういう人だから……」と大人の対応をするので、永遠に誰かに圧をかけ続けるんです。で、自分がパワハラしていると気づけない。なんともまあ哀れな生き物です。

 しかし、ここがパワハラ人間の弱点でもあります。

 彼らは人に圧をかけたり、無駄に怒ったりするのは得意なのですが、自分が怒られたり圧をかけられたりするのには全く慣れていません。なので実は、けっこう脆かったりするんです。

 自分より弱いと思っていた相手に反撃されると、なお弱い。ですが、どろんぱのママみたいにブチギレるのはなかなか難しいと思うので、まずは黙って”怒っている空気”を出す練習から始めてみるのはいかがでしょうか?

草の根運動で周りを味方につけて

 例えば愛想も元気もない、無機質な返事だけで対応するとか。ちょっと勇気のいる行動なので、簡単ではありませんが、効果はあります。そしてもう一つ重要なのが、相手の被害者ぶる勢いに飲まれないこと。

 パワハラマンって、自分が受けた被害をやたら覚えていて、10倍くらいに盛って周りに話します。

 ここで「確かに私の態度はよくなかったな」などと優しい心で反省したりすると、鬼の首をとったかのように責められます。なので、自分だけで我慢せず、周囲にしんどい状況であるのをマメに報告して根回しするのがオススメです。

 パワハラなんてあってはならぬことですが、パワハラマンに日本語は通じません。

 自分を守るためにも、したたかな下準備は必須です。気後れせずにじわじわ攻めていきましょうね❤︎

登場人物紹介

モジョ子、ママ(漫画:おくげちゃん)
モジョ子、ママ (漫画:おくげちゃん)

モジョ子:自信がほしい主人公。いつもビクビクしていてミスをするのが怖い。そのせいでパワハラなどを受けやすいタイプ。ガツンと怒れないので、腹が立つと泣いてしまう。ママやお姉さんたちへの憧れが強い。

ママ:どろんぱのママ。生まれた時から自信しかない女。若いホステス時代はパワハラを受ける時もあったが、凹むどころかやり返したみたい。昔の嫌な出来事を思い出すとハラワタが煮えたぎる執念深いタイプ。

おくげちゃん
記事一覧
漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


雪解けの水とハミングと。
 雪解けの水がすごい勢いで山からくだってくる。  流れの音に耳をすませば春の訪れを知る。  澄んだ空気を感じ...
ぽかぽか陽気♪ ノスタルジーな小道で見つけた“たまたま”君
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「立ちんぼ女子」は売春行為や街娼を指すことばではなかった
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
朝立ち、オマン湖、チンチン!普通の会話なのに下ネタかました的なLINE
 普通に会話しているだけなのに、相手からしたらどう考えても下ネタにしか聞こえない言葉ってありますよね。引きつった相手の表...
大谷の“一平ちゃん騒動”で不安 友人との金銭トラブルQ&A~弁護士解説
 ドジャースの大谷翔平(29)の専属通訳を務めていた水原一平氏(39)が、違法賭博に関与したとして球団から今月20日、電...
【スナック超入門編】どんな場所?若葉印のホステスが実感する5大特徴
 みなさんは、そもそも「スナック」がどんなところかご存知でしょうか?  キャバクラやガールズバーとは何が違うの?...
高級クラブのホステス→ギャラ飲み嬢に 面識なしで突然10万円ギフトが…
 経営者や著名人、人気のインフルエンサーも利用する「ギャラ飲み」なるサービスって知っていますか? 東京都内のみならず、全...
「正しくないこと」が「美しくない」とは限らないと知った
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
松田聖子まさかの中大法学部を卒業! 通信制の学び直しで成功する人は?
 先日、歌手の松田聖子さん(62)が中央大学法学部の通信教育過程を卒業したことが話題になりました。近頃、通信制大学で学び...
瞬き厳禁! 春到来の歓びを表現する黒“たまたま”を見逃すな
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スタレビの名曲が聞きたい!仏教と深い関係のある「木蓮」とその仲間たち
 猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、ただいま卒業式や送別など春特有のイベント仕事で、いつにも増して花まみれの毎日...
“炎上常連”麻生さん級の「ルッキズム失言」していませんか?
 最近、よく耳にするのが「ルッキズム」という言葉です。政治家や芸能人が、何気なく言った一言で「ルッキズム発言だ」と叩かれ...
女の敵は女だから?忘れた頃にぼっ発する「専業主婦論争」をガチで考える
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  X(旧Twi...
職場の同僚ランチが苦痛すぎる…一人の時間を確保する4つの冴えた処世術
 業務内容へのストレスより、職場でのランチタイムが苦痛という人は多いですよね。正直、仕事で疲れているのに、休憩時間まで同...
離婚→シンママになり、心底よかったこと4つ 我慢は美徳っていつの話?
 世間では、離婚してシンママになった女性に対して「かわいそう」「大変そう」といったイメージがあるかもしれません。  で...
春まであと少し?
 残雪の甲斐駒ヶ岳を背にすっかり葉も落ちた葡萄畑  春まであと少しが意外と長い