「僕を奴隷にしてください」20歳下ドM男からの衝撃LINE!#1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-11-04 17:52
投稿日:2022-10-28 06:00

甘美で倒錯的な世界へようこそ

20歳下のボーイフレンドはM男クン!(写真:iStock)
20歳下のボーイフレンドはM男クン! (写真:iStock)

 皆さんは「M男」と訊いてどのような印象を受けるだろう。

「変態」「気持ち悪い」——多くの方が嫌悪感を持つかもしれない。あるいは「倒錯的で、ちょっと危険な匂いをはらんで、好奇心をくすぐられる」と好意的に受けとめる人もいるだろう。

 今回取材に応じてくれたのはP子さん(41歳主婦/子供アリ)だ。

 結婚前は六本木のホステスをしていたという彼女は、黒いロングヘアと切れ長の瞳が印象的なクール美人。しかし、容姿のクールさとは一転、話すとフレンドリーで姉御肌。テキパキとドリンクをオーダーしてくれる様子から、機転が利いてサービス精神も旺盛だ。

 そんな彼女は現在、20歳年下のM男のボーイフレンドがいるという。単なる「20歳差の不倫愛」にとどまらない、その甘美で倒錯的な関係に、筆者が迫ってみました。

好みのルックスにときめいて

出会いは知人との食事会(写真:iStock)
出会いは知人との食事会 (写真:iStock)

——早速ですが、20歳下のM男クンとの出会いをお聞かせください。

「ホステス時代の知人の紹介です。私は過去に六本木の高級クラブのホステスをしていましたが、今も数カ月に一度集まって食事会をするのが恒例なんです。そこに知人のひとりが、のちに私の『M男』として付き合うTクン(21歳学生/独身)を連れてきたんです」

——なるほど、彼の第一印象はいかがでした?

「まず年齢を聞いて驚きました。20歳も離れているんですよ。ただ、ルックスは私好みでした。スラリとした体に、眉が濃くて彫りの深いハーフ顔。私は元々、濃い系の顔が好きなので、ちょっとときめいてしまいましたね(笑)。

 Tシャツにデニムというシンプルなファッションでしたが、彼のかっこよさが引き立っていて……すると、知人のひとりが彼に見とれる私に気づき、『やっぱりP子のタイプだと思ったのよ』と言って、彼を半ば強引に私の隣の席に座らせたんです」

イケメン名門大学生と飲めてラッキー!

恐縮した様子だったけど…(写真:iStock)
恐縮した様子だったけど… (写真:iStock)

——続けてください。

「私は年甲斐もなくドキドキしましたね。彼のほうは『初めまして。Tと言います』と礼儀正しく挨拶し、私も自己紹介をしてビールで乾杯。話しているうちに、彼は奄美大島の出身で、今は都内の名門大学に通う学生だということも分かりました。

『優秀なのね』と私が目を細めると『いえいえ、とんでもない』と恐縮した様子で……。Tクンを連れてきた女友達とは飲み会で知り合ったそうで、そのあたりは深く聞かなかったのですが、私は若くて優秀でイケメンの彼と一緒に飲めてラッキーと、心の中でガッツポーズをしました」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


セルフプレジャーを早く知りたかった 男女比では大きな差が
 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  私が個人で運営してい...
まめ 2024-02-06 06:00 ラブ
あなたの恋力&魅力を引き出す香りは? 1分で得するフェロモンジャッジ
 今回は、バレンタインに向けた【フェロモンを引き出すメンズ香り術】です。  素敵な男性が近くにいるとフェロモンが爆...
太田奈月 2024-02-06 06:00 ラブ
不倫相手と夫を比べるのって変?憂鬱な気分を捨てて本当に幸せになる方法
 不倫中の人が陥りやすい苦しみの一つに、「不倫相手と夫を比べてしまう」点が挙げられるようです。同時に2人の人と付き合えば...
恋バナ調査隊 2024-02-05 06:00 ラブ
東出昌大TV露出で“色気ある”と話題に やんちゃしても女が途切れない男
 俳優の東出昌大(36)が1月30日、フジテレビ系「突然ですが占ってもいいですか? 2時間SP」に出演し、話題になってい...
「地方の大学受験はNGだった」妻大反対でも長年の夢を叶えたい夫の決意
「冷酷と激情のあいだvol.180〜女性編〜」では、突如として都心を離れ地方に移住したいと言い出した夫の決断に対し途方に...
並木まき 2024-02-03 06:00 ラブ
地方移住してカフェ運営? 第2の人生を独断で決めた夫に怒る48歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-02-03 06:00 ラブ
効率よく! 医者が好きな女性のタイプになれば話は早いんじゃない?
 経済的に豊かな結婚生活を夢見ている女性は、「医者の男性と結婚したい」と思う人もたくさんいるはず。でも、もし医者の男性と...
恋バナ調査隊 2024-02-03 06:00 ラブ
「声が似てる人がいて…」連絡途絶えた元カレとのご縁復活“自然な”LINE
 元彼や、いい感じだったのに連絡が途絶えてしまった男性とのLINEを復活したくても、なかなかLINEを送る勇気は出ないも...
恋バナ調査隊 2024-02-03 06:00 ラブ
ご存じ?「カレーをスパイスから作る男とは付き合うな」説のナゾ解き
 美容師・バーテンダー・バンドマンの男性の総称「付き合ってはいけない3B」は皆さん知っていますよね。では「付き合ってはい...
恋バナ調査隊 2024-02-02 06:00 ラブ
両乳房と卵巣を失った40代主婦、婚外恋愛の彼と関係が狂い始めて #1
 現在、マッチングサイトやマッチングアプリでの出会いは珍しくない。  婚活や趣味仲間、そして、愛するパートナーがい...
蒼井凜花 2024-02-15 09:46 ラブ
「40代で無職の女」は恋愛対象外ですか? モテと非モテの境界線を解説
 40代で未婚の女性の中には、無職のまま実家に住んでいる人もいますよね。無職である事情はさまざまだと思いますが、「無職だ...
恋バナ調査隊 2024-02-02 06:00 ラブ
「既婚女性以外と恋愛できない」人妻好きの独身男子が微増しているワケ
「人妻が好き」と公言する独身男子が微増中です。  周囲に同世代の独身女性がいても、あえて年上の、しかも既婚者と関係を持...
内藤みか 2024-02-01 06:00 ラブ
30代で結婚できない女の特徴4つ 売れ残りとか行き遅れとか耳が痛いけど
 20代後半から30代前半にかけて続く、結婚ラッシュ。周りの友人が結婚していくなかで、「私も30代に差し掛かったのに、結...
恋バナ調査隊 2024-02-01 06:00 ラブ
めっちゃストレスやねんけど!関西人の妻が東京人の夫にキレる5つの瞬間
 出身地域によって、常識や価値観が違うのは当然です。当たり前だと思っていたことが通じないと、どうしてもイライラしてストレ...
恋バナ調査隊 2024-01-31 06:00 ラブ
だるい女の特徴6選 男が「こいつ無理だわ」と重く感じる言動
 男性に「だるい」「重い」と感じられると、一気に距離が広がってしまいます。  相手が彼氏の場合、最悪別れを告げられる可...
恋バナ調査隊 2024-01-31 06:00 ラブ
正直しんどい子どもの習い事…でも夫婦の一致団結には効果大
 セックスレスや婚外恋愛、セルフプレジャーをテーマにブログやコラムを執筆しているまめです。  子育てをしていると、...
まめ 2024-01-30 06:00 ラブ