櫻坂46菅井友香卒業 欅坂46改名を経た過酷なキャプテン<前>

こじらぶ ライター
更新日:2022-11-13 13:48
投稿日:2022-11-12 06:00

「もう一度、櫻坂46で東京ドームに立つ」

 それでも菅井はまだまともにCDシングルを出せていなかった2期生のために、「もう一度、櫻坂46で東京ドームに立つ」、その日まで卒業しないと公言してきた。

 欅坂46楽曲を封印し、2期生の森田ひかる(21)、田村保乃(24)、山﨑天(17)らが櫻坂46楽曲のセンターを務める中で、菅井は他の1期生と共に後方からパフォーマンスを支えた。また欅坂46時代同様、音楽番組のMCやバラエティ番組出演で笑顔を振りまき、グループの顔として奮闘した。一時は「解散」「活動休止」といった言葉までスタッフから浴びせられていたグループの再出発をなんとしても成功させたかったのだろう。

続く1期生の卒業、そして欅坂46楽曲の解禁

 櫻坂46は、CDをリリースし楽曲が増えるごとに、そして櫻坂46楽曲だけで構成するライブを重ねるごとに、グループとしての一体感を増していった。2期生も欅坂46時代とは比較にならないほど自信をつけ、堂々としたパフォーマンスを見せるようになった。

 そうした姿に安心し、渡邉理佐(24)ら、欅坂46で一時代を築いてきた多くの1期生が櫻坂46を卒業し自身の未来へと羽ばたいていった。その中で徐々に、卒業生にまつわる欅坂46楽曲も解禁されてきた。

 ただ、今回の全国ツアーが始まった時点で菅井の卒業は発表されていたが、東京ドーム以前の地方公演は菅井が前面に出ることはなく、櫻坂46の楽曲だけで攻めた。激しくクールなダンスナンバーを連続披露したかと思えば、弾けるようなポップチューンや会場を包み込むようなミディアムナンバーなど多彩な表情を見せた。

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