更新日:2022-12-03 11:04
投稿日:2022-11-19 06:00
夜の生活に乗り気でない彼女にイライラ
しかし、仕事を理由に夜の生活にも乗り気ではなくなってきた奈々恵さんに対して、ソウイチさんは大きな不満があるとのこと。
「もともと僕は友だち付き合いも下手くそなので、彼女ができたら彼女とベッタリでいたいタイプ。せっかく同棲を始めたんだから、夜の生活もできれば毎日したいですね。
でも奈々恵は仕事で疲れているというか、今は関心が僕たちのことよりも仕事に向いているのがわかるんです。
だからエッチに誘ってもまったく乗り気ではないみたいだし、そんな奈々恵を見ているとイライラしちゃって」
このままだと、結婚なんて夢のまた夢だとため息をつくソウイチさん。奈々恵さんと別れたくはないけれど、一緒に暮らしている今の生活に幸せや満足感がない以上は「こういうパターンは、いつか別れるべき男女ってやつですかね?」と不安そうです。
別れを意識しながらの同棲はつらい
「すぐに別れるとは思っていないけれど、冷静に考えれば、僕らみたいなふたりはアンバランスなのでしょうね。僕だって、好きってだけで同棲や結婚がうまくいくとは思っていません。
今はふたりとも引っ越すだけのお金もないから、しばらくは一緒にいると思いますけど。奈々恵がいつか“実家に帰る”って言い出すんじゃないかと思って、ちょっとビビっています。
そうなったら引き止めるべきか、別れるべきか……、そんなことばかり考えて同棲しているので、ものすごく疲れます」
◇ ◇ ◇
恋人同士であれ、夫婦であれ、100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。
まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。
ラブ 新着一覧
信一さん(仮名・56歳眼科医/妻子アリ)は、地元のスナックで知り合った美香さん(仮名・46歳無職/夫と死別・子供なし)...
大勢の男性から「いいね」がやってくるマッチングアプリ。たくさんのコンタクトのなかから、誠意ある男性を見抜く方法はあるの...
多くの女性が羨むのが、玉の輿。「イケメンでお金持ちな男性と結婚して、悠々自適な人生を送りたい!」と思ったことが、女性な...
「結婚する前にちょっとだけ遊んでおきたい…」「とにかくモテたい」なんて願望があり、浮気に興味がある人もいるのではないでし...
大人の恋愛といわれる、不倫。「決して結ばれることのない、禁断の恋」をしている自分に酔って不倫に燃えてしまう女性も多いで...
パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で意を決して女風を予約し、セラピストと一緒に初のラ...
mirae.(みれ)
2024-10-08 11:46 ラブ
どうして夫という生き物は、無神経な一言を発してしまうのでしょう。最も身近な存在で理解してほしいのに、何気ない一言が容赦...
「冷酷と激情のあいだvol.213〜女性編〜」では、夫を連れて実母のもとで暮らしたい妻・有紀子さん(48歳・仮名)の心情...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
1人で子どもを育てるシンパパに、恋愛感情を抱いている女性もいるでしょう。ただ、気持ち的にも時間的にも恋愛する余裕がなさ...
9月15日、米ロサンゼルスで行われた「第76回エミー賞」で、俳優の真田広之(63)が主演・プロデューサーを務めたドラマ...
信一さん(仮名・56歳眼科医/妻子アリ)は、地元のスナックで知り合った美香さん(仮名・46歳無職/夫と死別・子供なし)...
夫婦喧嘩をしている時は相手の言動に心底腹が立つものですが、何を言ってもいいわけではありません。夫婦喧嘩にも絶対に使って...
結婚をしてもさまざまな理由で「子なし夫婦」として生きていく人はたくさんいます。でもなかには「老後はどうしたらいいのだろ...
アラフィフで婚活を始める女性が増えています。同い年か年下の男性を希望する人が多いのですが、結婚相談所からはシニア層ばか...
40代でバリバリ仕事をこなし、自由な生活を満喫している独女たち。でも、ふとした瞬間に「あぁ…彼氏が欲しい」と実感するこ...