愛撫は、ヒップへと…
――聞いていて、ドキドキが伝わってきます。続けてください。
「やがて彼の愛撫は、ヒップへと下がっていきました。お尻を捏ねまわされた私が腰をくねらせると、ナイトドレスが足元から脱がされました。
(うそ……うつぶせで……?)
私は欲情しました。パンティ1枚にされたのも当然ですが、うつぶせで服を脱がされたのは初めてだったからです。彼の目には薄紫色のパンティに包まれたヒップが映っていると思うと、体の芯がさらに熱くなって……。
そして、ゆっくりとパンティが脱がされていきました。
――ああっ……はぁ……。
後ろ向きで秘部を見られてしまう恥ずかしさと興奮が、体中を行き交いました。
彼の性格でしょうか。私が声を漏らしても、彼はほとんど声を出さないんです。それがまたミステリアスで、女心に火をつけられました。
私はうつぶせのまま、完全に裸にされました。そして、またも思いがけないことが起きました。
彼、私のヒップにキスをしたんです。両手でヒップを揉みながら、何度もキスをし、唇をすべらせて……そして、わずかに鼻をクンクンと鳴らしたんですね。
(いや……恥ずかしい匂いを嗅がないで)
そう思いながらも、体はじっとりと潤っていくんです。
舌で愛される快楽
そして、彼の接吻はお尻から太もも、ひざ裏のひかがみまで続いて――。そのたび、私は『ああっ……ン』とくぐもった声を出していましたね。
脚を撫でられながら、内ももやひざ裏を唇と舌で愛されるんですよ。もうたまらなくて……私はいくどもシーツに爪を立てながら、よがりました。
どれくらい経ってからでしょうか。やっと、求めていた場所に、舌が近づいてきたんです。
ええ、アソコにです。自分でも分かるほど、甘酸っぱい匂いが充満していましたが、早く舐めて欲しくて……でも、クンニリングスもうつぶせのまま? と思ったところで、
――M子……仰向けになって。
そう言われたんです。私は呼吸を整えながら、乳房を手で隠し、仰向けになりました」
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