島袋寛子の離婚はやっぱり?年の差2ケタの年上妻×年下夫“円満”の条件

コクハク編集部
更新日:2023-02-03 06:00
投稿日:2023-02-03 06:00

「SPEED」のメンバーで歌手の島袋寛子(38)と俳優の早乙女友貴(26)が離婚した。島袋は1月31日、インスタグラムを更新。《この度、早乙女さんとの婚姻関係を解消することとなりました。二人でじっくり話し合い 二人で出した結論です。早乙女さんのパートナーとして 過ごせたこと、心から感謝しています。》と、2人のシルエット画像を添えて、ファンに報告した。

 2人は2017年2月11日に結婚。早乙女は当時20歳で、12歳差の“年の差婚”が話題に。ゴールインからの約6年、島袋はインスタなどでたびたび夫婦ショットを公開していて、1年前の結婚5周年記念日にはおそろいのスニーカー履いて寄り添う写真をアップするなど、仲睦まじい姿を見せていた。

 しかし、離婚報道を受けてネットでの反応は厳しい声が多数。《別れると思ってた》《若い女に目が行くでしょう》と年の差婚のなかでも、男性が年上のカップルに比べ、姉さん女房への世間の目は冷たいようだ。

2ケタ以上の年の差夫婦は関係の継続が難しい?

 芸能界でも、女性が年上の年の差夫婦は少なくない。たとえば、先日結婚発表した俳優の新田真剣佑(26)のお相手は7歳上の元芸能人だと報じられている。2011年に結婚した女優の小雪(46)と俳優の松山ケンイチ(37)は当時8歳差で注目されたが、これまで夫婦仲の危機が報じられたことはない。

 だが、10歳下の俳優と女優の鈴木砂羽(50)、10歳下のカメラマンと女優の坂井真紀(52)、18歳下の書道家と女優の熊谷真実(62)、24歳下の一般人と磯野貴理子(59)など、女性が10歳以上の年上で、世間の注目を浴びた夫婦は続々と離婚している。坂井は元夫との間に子どももいた。

 2015年の国勢調査によれば、最も多い夫婦構成は夫が妻より年上の夫婦で69.3%。同い年の夫婦は12.9%、夫が妻より年下の夫婦は17.7%だ。決して姉さん女房は珍しくなくなっているが、2ケタ以上の年の差夫婦は関係の継続が難しいのだろうか。やっぱり、夫が若い女性と浮気するから?

「年上妻×年下夫」夫婦仲を維持する条件は…

 婚活アドバイザーで「マリーミー」代表の植草美幸氏が言う。

「年の差関係なく、浮気もするし、離婚もします。ただ、傾向としてかなり年上の女性と結婚する男性の多くは『尊敬』できる点を重視してパートナーに選んでいるわけです。もちろん、社会経験や収入もあるでしょう。ここでいう尊敬とは、大人の女性ならではの所作や知識、社会的な常識を教えてくれたり、感情的にならずに大目にみてくれる包容力など。同世代や年下の女性では満たせない部分に、頼ったり、魅力を感じています。

 しかし、結婚して家族になると互いに気を抜きますよね。同世代の夫婦なら、一緒に年をとっていきますからちょっと理想と違ってきても、違和感はそれほど覚えないのですが、年の差があるといざ男性が社会人として揉まれて知識や社会的責任が追いついて来た時、『妻に尊敬を持ち続けられなかった』と話すケースは多くみられます。その年上の役割を果たし続けられるかが、夫婦仲を維持するための条件です」

若い男性は見通しが甘い

 まだまだ男性が社会的に優位な日本では、頼れない年上妻は、男性が年上のカップルよりも“不利”になる。そして、先の浮気の原因にもなる。

「年の差カップルのお世話をしていると、若い男性の方が、若い女性よりも年上のパートナーの年を取った姿をイメージできていない印象です。24歳の男性が36歳の女性と結婚した場合、『36歳でキレイなんだからずっとこのままだろう』と思ってしまう。

 いまはアラフォーできれいで稼ぐ女性はたくさんいますが、年はみな平等にとります。それでも50歳、60歳になった妻をイメージできず、いざその時を迎えて同世代や若い女性と比べて幻滅するというのです。男性本人は若いわけですからね」(植草美幸氏)

結婚しても気が抜けない

 10歳以上年下の男性と結婚するなら、結婚しても気を抜かず、知性はもちろん、美意識も高く維持しなければならないと続ける。

「仲のいい夫婦は、夫側が『妻は10歳上の45歳だけど、自分の同級生の女性よりきれいだ』と自慢していますから。女性は気は抜けませんが、それだけの覚悟がなければ同世代の方と一緒になった方が安心して生活できるかもしれません」(植草美幸氏)

 一般人よりも美意識の高いはずの芸能人でも離婚している。現実は厳しいようだ。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


赤いミサンガの女・美佐江、来た~!“放置エピソード”の回収がお見事
 寅子(伊藤沙莉)と優未(竹澤咲子)の姿を見ていきなり号泣した杉田(高橋克実)。実は杉田は昭和20年の長岡空襲で娘と孫を...
桧山珠美 2024-07-29 16:45 エンタメ
目黒、ニノを“沼落ち”続出の松村北斗「西園寺さん」が猛追!視聴率やTVerではない意外なデータが急上昇
 7月も後半に入り、2024年夏期主要ドラマの初回がほぼ出揃った。その中でも特に、STARTO ENTERTAINMEN...
こじらぶ 2024-07-27 06:00 エンタメ
「ごめんなさい」を連呼する航一。“戦時中の何か”は来週判明する?
 玉(羽瀬川なぎ)の将来を奪ったのは自分だと、涼子(桜井ユキ)も悩んでいた。寅子(伊藤沙莉)は2人の決断を応援するため、...
桧山珠美 2024-07-29 15:49 エンタメ
涼子さまの消息も明らかに…「ヒロインじゃない面々」のその後を描く意味
 寅子(伊藤沙莉)は「学校に友達はいない」という優未(竹澤咲子)の発言が気にかかる。  出勤すると、杉田(高橋克実...
桧山珠美 2024-07-23 15:45 エンタメ
夏ドラマ何見てる?『新宿野戦病院』『ブラックペアン2』への本音を調査
 2024年7月スタートの夏ドラマが出揃ってきましたね。今期もたくさんのドラマが放送していて、どれを見ればいいのかわから...
“カウンセラー”星航一(岡田将生)、ちぐはぐぶりがチャーミングだった件
 父親の話が聞きたいと言う優未(竹澤咲子)に、寅子(伊藤沙莉)は優三(仲野太賀)の話をすることができない。寅子は航一(岡...
桧山珠美 2024-07-18 15:50 エンタメ
なぜ塚地武雅、藤井隆はドラマ出演が続く? 不人気芸人との決定的な違い
 7月に入り、2024年夏の新ドラマが次々にスタートしています。なかでも話題になっているのが、宮藤官九郎脚本の『新宿野戦...
高橋克実「ショムニ」超えの名演技に注目!歴代朝ドラで舌打ちといえば…
 山の境界線をめぐる現地調停で書記官の高瀬(望月歩)と申立人の森口(俵木藤汰)との間にトラブルが発生。寅子(伊藤沙莉)も...
桧山珠美 2024-07-17 15:30 エンタメ
木村拓哉は逆に演技がうまい! わざと「いつもキムタク」を貫く役者魂
 最新主演ドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)が高視聴率でフィニッシュし、かつての人気ドラマの映画版...
堺屋大地 2024-07-17 06:00 エンタメ
【写真で振り返る】『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3の名場面
【この写真の本文に戻る⇒】我々は何を見せられていたのか…さよなら『バチェロレッテ・ジャパン』S3
我々は何を見せられていたのか…さよなら『バチェロレッテ・ジャパン』S3
 毎週木曜日のお楽しみ『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3がついに完結しましたよ!
【写真特集】美脚が眩しい、ワンピース姿の小池栄子
【この写真の本文に戻る⇒】 『新宿野戦病院』小池栄子の英語、海外はどう思う?「下手というより…」
『新宿野戦病院』小池栄子の英語、海外はどう思う?「下手というより…」
 7月より開始した宮藤官九郎脚本ドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系)。小池栄子と仲野太賀がW主演を務める本作は、岡部た...
霜降り明星・真の天才はせいや? 粗品の暴走をあえて止めない理由
 6月30日に結婚式を行い幸せ絶頂の霜降り明星・せいや。2018年に『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)のチャンピオンと...
堺屋大地 2024-07-11 06:00 エンタメ
粗品と令和ロマンの「テレビ嫌い」に焦る業界 若手芸人が抜擢された背景
 霜降り明星の冠番組「霜降りバラエティX」(テレビ朝日系)が終了し、7月よりナイチンゲールダンスと9番街レトロの新番組「...
帽子田 2024-07-10 06:00 エンタメ
おやおやおや、寅子の言動がNGだらけで“アメション”田中絹代と重なる
 昭和26年。視察のためにアメリカに行っていた寅子(伊藤沙莉)が帰国する。刺激を受けてますます張り切る寅子に、新しい時代...
桧山珠美 2024-07-08 18:20 エンタメ