既婚者マッチングアプリで出会った男性と“お寿司ランチ”した

豆木メイ フリーライター
更新日:2023-02-21 06:00
投稿日:2023-02-21 06:00

「もし、良ければ食事でも行きませんか?」

 やり取りが始まって1週間ほど経った頃にAさんの方から「もし、良ければ食事でも行きませんか?」とお誘いがあり、平日の昼間に食事に行く約束をしたのです。

 私がお酒好きということを加味してAさんが選んでくれたのは、おしゃれなお寿司屋さん。かしこまり過ぎず、でも大衆向けという感じでもなく、とてもセンスの良いお店です。

 こんなお店を選ぶということは既婚者マッチングアプリを利用して何度もデートしているのか? と思いましたが、聞いてみるとアプリを使って会ったのは私が初めてとのこと。もちろん、Aさんが本当のことを言っていれば……の話ですが。

 というのも、私はアプリで知り合った人と会うのは実は2回目。それでも、「アプリを使って会ったのはAさんが初めてです!」と言っています。

 何度もアプリを使ってデートしているやつと思われたくない、という意識が働いて、嘘をついてしまいました。

好感度の高い彼の言動で唯一気になったこと

 食事をしながらお互いの仕事の話や、家族のこと、過去に不倫をしたことがあるか(笑)など、いろんな話をしました。

 Aさんは結婚後、数カ月だけ仕事で知り合った既婚者の女性と付き合ったことがある不倫経験者でした。「既婚者マッチングアプリ」を利用する人の中には不倫経験者が多いのかもしれません。

 見た目に清潔感もあり、会話もリードしてくれる、お酒がなくなったらすぐにおかわりを聞いてくれるなど好感度の高いAさん。一点気になったことといえば、カウンターで食事をしていたにも関わらず、大きな声で家族の話を聞いてきたことです。

 私たちはお互いが既婚者であると認識していますが、周りにいる人にとってはただの友人同士、もしくはカップルに見えているはず。しかし「旦那さんってどんな人なんですか?」という摩訶不思議な会話が聞こえてきたら、「一体どんな関係の2人なんだ……」と怪しまれてしまいます。

 ここについては少し配慮してもらいたいところでした。

 その日の2軒目の話とデートの感想、その後についてはまた次回に……。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


レス妻が共感! 公認不倫を採用する「1122」はセックスレス夫婦を救う?
 セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。  Amaz...
豆木メイ 2024-07-02 06:00 ラブ
既婚男性が不倫相手に冷めた残酷な瞬間6選 道ならぬ恋はやっぱりもろい?
「いつか彼と一緒になれるはず」と夢見て、既婚男性と不倫している女性もいるでしょう。でも相手があなたに冷めてしまったら、そ...
恋バナ調査隊 2024-07-03 15:22 ラブ
「うちに泊まる?」オタ友以上恋人未満の彼にそう言わせた。
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。20代でハマったメタル音楽のオフ会で知り合った男性に恋し...
mirae.(みれ) 2024-10-08 11:43 ラブ
付き合う付き合わないの二択だけ?マチアプの即決文化に馴染めない50男
「冷酷と激情のあいだvol.201〜女性編〜」では、マッチングアプリで知り合った男性と進展しない関係に悩む46歳の絵里さ...
並木まき 2024-08-17 08:58 ラブ
50まで恋愛したい46歳女。「私は暇つぶし要員?」マチアプ男に恋煩い中
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-07-03 13:58 ラブ
脳筋知ってる?筋肉LOVE彼氏をおバカで可愛いと思えるか判定LINE3選
「脳筋」とは、「脳みそまで筋肉」の略語。ポジティブな言葉として使われる時もあるけれど、とにかく頭を使うより体を使うのが得...
恋バナ調査隊 2024-06-29 06:00 ラブ
夫や彼氏からの「ドン引き誕プレ」5選 女ゴコロが1ミリも分かってないな
 夫や彼氏からの誕プレには期待しちゃいますよね。自分のことをよくわかっている相手ですし、誰よりも「喜ばせたい」と思ってく...
恋バナ調査隊 2024-06-28 06:00 ラブ
「私、CAの試験に受かっていたの」お見合い現場で遭遇する"怪しい経歴”
 アラフォー世代の婚活で見栄を張って“怪しい経歴”を語る方がいます。これまで何件か聞いたのが、航空会社のCA(客室乗務員...
植草美幸 2024-10-24 14:24 ラブ
やる気マンマン? 起業したい系男子が増殖中…本気か、金目当てか?
 年上の女性を狙う「起業したいんです」系男子が増殖しています。そのなかには起業を口実に女性からお金を引っ張ろうとするウソ...
内藤みか 2024-06-27 06:00 ラブ
田舎に住んでるとマッチングアプリは役立たず!? 婚活女性が涙した悲劇4選
 マッチングアプリが普及してからは出会いの幅が一気に広がりましたよね。ですが、田舎ではあまり役に立たないようです。いった...
恋バナ調査隊 2024-06-27 06:00 ラブ
1年365日少年すぎる夫の操縦法 うちの旦那はピュアなの? おバカなの?
 結婚すると、女性はより現実的な思考になる人が多いのに比べて、男性はいつまでも夢を追いかけがち。時には、少年すぎる考えの...
恋バナ調査隊 2024-06-24 06:00 ラブ
夫はバツイチ。元妻の「あんた」呼ばわり“カチコミ”LINEどう対応する?
 夫がバツイチだった場合、どうしても避けられないのが元妻との関係…。理解のある人ならいいのですが、夫に未練があったり、不...
恋バナ調査隊 2024-06-23 06:00 ラブ
ゾッコンした女は恋愛上級系?それなら…交際戸惑う48歳バツ1男の胸の内
「冷酷と激情のあいだvol.200〜女性編〜」では、たまたま入ったバーで出会った男性と友達以上恋人未満の関係が続き、40...
並木まき 2024-06-22 06:00 ラブ
40代、昔なら“無い男”と告白前旅行はアリ?恋の始め方を見失う45歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-08-17 09:01 ラブ
人気の電話占い師は20年前からお見通し 新しい彼氏が最速でできる方法
 恋をすると占い師に頼る女性がかなり多いのではないかと思います。特に梅雨時は、気持ちもじめっとしてしまうのか、思い悩んで...
内藤みか 2024-06-20 06:00 ラブ
略奪婚その後の幸せは確約されていない? 4人の女が直面したリアルな現実
 不倫の末に掴む幸せは、果たして長く続くのでしょうか?  今回は“略奪婚のその後”に迫ります。現在不倫中で、相手と...
恋バナ調査隊 2024-06-19 06:00 ラブ