更新日:2023-03-03 06:00
投稿日:2023-03-03 06:00
リアルで会うことを決意
しかし、美しいリクさんが「実は男性だ」と伝えても、意外にもセックスに応じる女性が多かったという。
「レズビアンだと思い込んでいても、実はバイセクシュアルの女性が多い」というのが、リクさんの見解だ。
それをA子さんに告げると、
――私もバイセクシュアルだと思う。だって、リクと出会うまで、男の人としか付き合わなかったし……。同性に興味を持ったきっかけは、女子プロレスやレズビアン映画、宝塚観劇をして、ショートヘアのカッコいい女性にときめくようになったから……。スカートを履いたロングヘアの女性には全く興味がわかないの。
――女性が好きといっても、どこかボーイッシュで男性的な面を持ち合わせている同性が好きなんだね?
――うん……。
その後、リクさんから思わぬ提案があった。
――もし、ユイさえ良かったら、会わないか? 僕はひげも生えていないし、体毛も薄い。生理的にユイが嫌いな男ではないと思う。
結局、2人は新宿で会うことになった。
待ち合わせのドン・キホーテ前で、スッキリと整った顔立ちの美青年が微笑を向ける。肌は白くきめ細かで、写真で見た以上に『王子様』的な印象だった。
その後、2人はラブホテルに向かった。部屋に入ると、熱い抱擁のあと、唇を重ねる。
順番にシャワーを浴びてベッドに入ると、A子さんをリクさんが後ろ抱きしてきた。
(ああ……)
彼の体はしなやかな筋肉に覆われて、体毛もほとんどないすべらかな肌だ。そして、熱い勃起がA子さんのヒップにあてがわれた。
待望のラスト回!
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