パンツ脱ぐより恥ずかしい マスクを外す勇気が出るアプデ3つ

内藤みか 作家
更新日:2023-03-09 06:00
投稿日:2023-03-09 06:00

洋服のアップデート

 次いで、洋服です。

 ずっと部屋着に毛が生えたようなものしか着ていなかったので、今どんなものが流行っているのかもわかりません……。

 こういう時は、「雑誌読み放題アプリ」が助かります。1カ月読み放題でワンコイン以下ですが、ファッション雑誌をまとめて眺められるのです。

 今はピンクやグリーンやイエローなど、華やかな色合いが流行っているようです。明るい色は、コロナ禍で鬱々としていた気分を優しく癒してくれそうです。差し色にこうしたカラーを使うのもいいかもしれません。

マンツーマンでメイクのアップデート

 そして最後はメイクです。雑誌読み放題でチェックすると、ピンクや赤を効かせている目元が主流なようです。

 コロナ前の化粧品は破棄する覚悟で、マンツーマンでメイクの先生に教えていただきました。メイクレッスンも大人気でなかなか予約が取りづらかったのは、マスクを外す前の駆け込みの女性が押し寄せているからだと思います。

 私の今までのメイクは「古い」と却下され、代わりに勧められたのは、艶感のある下地や、肌を輝かせるハイライト。ナチュラルでキレイなアイテムや最新コンシーラー、韓国製のキレイ色ルージュなど。鏡を見ると、雰囲気がかなりふわっと柔らかくなった自分がいました。

 正直、メイクを教わらなければ、赤系のアイシャドーや色付きマスカラなど、使う気持ちになれなかったでしょう。けれど、濃さや、適切な塗り範囲なども含め、丁寧に教えていただいたおかげで、無事に現代に追いつけた気がしました。

 それまでは時代に置いてかれているような感覚があったのですが、それもなくなったのです。

「今」に追いつく

 こうしてどうにかアフターコロナの世界に追いついた結果、マスクを外す時の抵抗感も激減し、取ってもいいかな? と思い始めている自分がいます。

 外せない理由として、時代に遅れているのでは……という恥ずかしさがあったのです。けれどそれらをひとつひとつクリアしていった結果、多少なりとも自信を持てるようになりました。これでイケメンの前でも、マスクを外せそうです。

 マスクを外せない人の中には、コロナ前から変わっていない、もしくは劣化した自分がいるのでは? といった不安がある人もいると思います。今ではオンラインで、格安でメイクを教えてくれる人もいます。

 誰かに「大丈夫、あなたは時代遅れじゃないよ」と背中を押してもらえるだけで、安心できるはず。

 マスクを外して晴れやかな顔を見せるために、利用できるものは利用して、自分をアップデートさせていきましょう。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

ライフスタイル 新着一覧


自分を変えるのがイヤなら場所を変えればいいんじゃない?
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
がっつーん、でも友達でよかった!酒に溺れた廃人寸前の女性を救った一言
 持つべきものは友達といいますが、本当につらい時に支えてくれるのは、利害関係のない家族や友達など身近な人たち。  ...
墓じまい=不幸になるは迷信です ご先祖様も子・孫も安心なメリット5つ
 跡取りがいない、遠方でお墓参りができないなどと、墓じまいを考える人が増えています。しかし、いざ現実的に墓じまいしようと...
夏の終わりはもうすぐか 去ろうとすると寂しくなる不思議
 早く過ごしやすい季節が来ないかと祈っていたけど、いざ夏が去ろうとすると寂しいもの。  自分は誰かの好意に気づかな...
毎月14日は恋人の日!韓国のカップル事情、ぶっちゃけ本当に祝ってる?
 韓流ブームが始まって以来、おさまることを知らない人気っぷりの韓国ドラマ。特にエキサイティングな愛情劇を繰り広げる恋愛系...
2023-09-29 11:10 ライフスタイル
家事も仕事も“100点”なんて無理だから!完璧主義に疲れた時の対処法5つ
 家事や仕事、子育ても「完璧にこなしたい!」と頑張りすぎていませんか。すべてを完璧にこなせれば気持ちいいけれど、完璧主義...
ご立派!器のデカさと“たまたま”の大きさは比例するのかも☆
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
おかずは最低3品!? うちの義母は連絡魔、LINEの通知来るたびにしんどい
 結婚するとほぼ漏れなくついてくるのが「義母問題」です。仲良くなれたら悩みはないのですが、そう簡単にうまくいくケースは少...
看護婦さん? それとも看護士さん? 看護師さん??
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
KALDIサマサマ☆ALL500円以下! “プチプラ”ハロウィンおやつ5選
 暑い暑いと言っている間に、いつのまにか9月も終盤。秋の気配が色濃くなってきました。  となると、気になるのはハロウィ...
「卒業」ばりに花嫁略奪!事実は名画より奇なり、破天荒な友人がヤバすぎ
 破天荒とは、「誰もしなかった前代未聞の行動をする」ことを意味します。そして、世の中には、まさに「破天荒」の言葉にふさわ...
ほっこり読み切り漫画/第58回「サクラ鳴く」
【連載第58回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 生きものたち、...
夏空が秋にかぶさる風景 季節がバトンタッチする時期がきた
 夏空が秋にかぶさる。そうだ、あしたはもう「秋分の日」。  ここまでくると「いよいよ今年も後半戦」という感じがして...
気づけば10年前のまま…大人のメイクは年単位で見直すべし!
 みなさんはぶっちゃけ、メイクの勉強をしていますか? 私はお恥ずかしながら、10代の時に雑誌を参考にして習得した以来、や...
妊娠5カ月、4畳のシェアハウスへの単身引越しに踏み切った話
 先日、夫の実家で親戚の子どもたちと上の子の5歳の誕生日を祝いながら、ふと「ってことは、自分も人の親という立場に置かれて...
気が付けば先輩社員の立場に…「職場で憧れられる存在」に5つの共通点
 仕事がバリバリできて見た目も完璧な女性は、職場の頼れる存在であり、憧れる存在でしょう。「私も少しは後輩から憧れられる女...
2023-09-21 06:00 ライフスタイル