「妻はいつも被害者ぶる!」義姉からの別居提案に激昂する男

並木まき ライター・エディター
更新日:2023-04-08 06:00
投稿日:2023-04-08 06:00
冷酷と激情のあいだvol.137〜女性編〜では、子育てや家事への協力の条件として、夜の生活を強要してくる夫に悩む妻・千晶さん(仮名・35歳)の心情をお届けしました。千晶さんは夫婦間で話し合っても先に進まないと考え、姉を通じて夫・マコトさんに別居の打診をすることに……。
 では、千晶さんの夫であるマコトさんは、現状をどう捉えているのでしょうか。

第三者の介入にうんざり

夫婦の問題じゃないの?(写真:iStock)
夫婦の問題じゃないの? (写真:iStock)

「話がどんどん大きくなっていて、面倒くさいですね。妻がなんでここまで僕との関係を第三者に頼ってまで変えようとしているのか、意味不明です」

 不機嫌な表情で、こう話すマコトさん。夫婦関係について、妻の姉であっても第三者が介入することに不満を隠せません。

妻はいつでも被害者ぶる

家事や育児までやらせようというのか(写真:iStock)
家事や育児までやらせようというのか (写真:iStock)

「妻のこういうところが、昔から本当に嫌なんですよ。いつも自分だけが被害者で、僕が悪者にされるっていうね。

 今回の件だって、僕からすれば妻のわがまま。だいたいね、妻のほうが僕より自由時間が多いんだから、子育てだって妻中心でやればいいだけの話だし、家事だって妻のほうが収入が低いし勤務時間も短いんだから妻がメインでやってくれって話ですよ。

 それを、自分がやりたくないからってだけで、“最近の夫婦は平等に負担している”って偉そうに言い出して、僕になんでも押し付けようとするんですから」

 世帯収入の多くを、妻ではなく自分が稼いでいることに誇りを持っていると口にするマコトさん。その分、妻は自分よりも“労力”を家庭や子育てに提供するべきだと考えています。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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