更新日:2023-04-15 06:00
投稿日:2023-04-15 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
家計は火の車なのに…
30歳の絵美さん(仮名)は、34歳の夫・サトルさん(仮名)と結婚3年目。しばらくはお互いに仕事を優先させたいとし、これまで子作りはしてこなかったそうです。夫婦ともにフリーランスで働いていて、コロナ禍を経て世帯収入は激減してしまったとのこと……。
「それなのに、ウチの夫は“エロ”に使うお金を節約してくれないんです。動画代や大人のおもちゃ、エロい漫画などにかけるお金は、収入が減る前と変わらないどころじゃなくむしろ増えています。
最近ではそれが原因で喧嘩になることが多くて、でも夫は『エロは俺の癒しだし、趣味だからここは削れない。削る気もない』と言い張ります」
性欲旺盛な夫、割り切って応じていたけど…
もともと性欲が旺盛なサトルさんは、結婚後も交際中と同じペースで妻を求め、絵美さんは「夫婦仲がこれで安泰なら」と割り切り、疲れていても応じるよう心掛けてきたとのこと。しかし最近では「エロにお金をかけすぎる夫に嫌悪感を抱き始めた」と話します。
「金の切れ目が縁の切れ目って本当だなぁって思いますね。私はもともと夫ほどエロに興味がなく、まぁ人並みという感じ。だから夫がエロにお金を使っても、私が一緒に楽しんできたわけではないんですよ。
今まではそれなりに生活にも余裕があったので、夫がエロにお金をかけていても黙認してきましたけど、物価も上がっていて収入も下がっている今は、そんなことにお金をかけている場合じゃないと考えています。
我が家の家計事情を何回説明しても理解してくれない夫には本当にガッカリですし、私から夫への愛情すらも危うくなっている状況です」
ラブ 新着一覧
昔から男性にモテる要素として「若さ」は非常に重要でした。でも、最近は一概にそうともいえないようなのです。今、本当にモテ...
涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越...
出会った頃や付き合いたてはラブラブだったのに、たった数カ月でカレから何かしてもらう機会が減ったり、何だか大事にされてな...
アウトドア派の女性の場合、彼氏がインドア派だとどうしても「一緒にいてつまらないな」と感じてしまうことってありますよね。...
彼氏ができたら「もっと愛されたい」と思うのは、自然なことですよね。とはいえ、いったいどんな女性になれば、男性から深く愛...
周囲の友達が離婚すると「私の結婚生活は長続きするかな?」なんて、不安になってしまいますよね。そこで今回は離婚経験のある...
好きな人ができてもいつも恋愛がうまくいかずに「もう疲れた……」と、思い悩んでいる女性は多いようです。そこで今回は、そん...
ファッションに対する男女の感覚は、少し違うようです。女性側がどんなに可愛いと思って着ていても、男性側は引いている……な...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.82〜女性編〜」では、新婚早々のセックスレスに真剣に悩む妻・瑞季さん(仮名・34歳女性)の苦...
誰だって、浮気しない彼氏と付き合いたいものです。でも、現実は理想と違って、交際後に裏切られて傷つけられた経験がある人も...
恋愛をしている人の中には、相手が既婚者でいわゆる「不倫」と呼ばれる関係にどっぷりはまっている人もいるでしょう。「いけな...
押しが強くて手が早い……。そんな“やんちゃ”な印象のある肉食系男性ですが、男らしい一面や女性を楽しませる方法を知ってい...
ホストクラブのホストが女性客に好意があるかのように振る舞い、彼氏だと錯覚させることを色恋営業といいます。コロナ禍以降、...
昔、好きだったあの人が忘れられない……。そんな恋愛経験がある女性は多いようです。でもそれって、今の恋愛と比較してしまう...
涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越...