第一子出産の蒼井優は朝ドラ「ブギウギ」で復帰報道
4月26日、2023年後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」に女優の蒼井優(37)が出演すると女性自身が報じた。ヒロインのモデルは、戦後の歌手で「ブギの女王」と呼ばれた笠置シヅ子さんで女優の趣里(32)が演じる。蒼井はヒロインが所属する歌劇団の先輩役を務め、すでに撮影のために大阪に滞在中という。
蒼井は、22年8月に夫の南海キャンディーズ・山里亮太(46)との間に長女が生まれたことを公表していた。朝ドラが出産後の初復帰作となるが、最近は30代の主演女優の結婚・出産が続々。石原さとみ(36)は20年に一般男性と結婚後、昨年4月には所属事務所を通して出産を報告、24年公開の主演映画「ミッシング」(ワーナー・ブラザース映画)で母親役を演じる。
安藤サクラ“働くママ”の苦悩に共感の嵐
20年に俳優の松坂桃李(34)と結婚した戸田恵梨香(34)は、昨年11月に第一子妊娠を明らかにし、まもなく出産と報じられている。ママさん女優が注目されるなか、一歩リードしているのが、12年に俳優の柄本佑(36)と結婚した女優の安藤サクラ(37)だ。
安藤は今年3月、「第46回日本アカデミー賞授賞式」に出席。映画「ある男」で最優秀助演女優賞を受賞した際のスピーチが話題になった。涙ながらに「いまのところ私にとって、子育てと撮影はうまくできない」「家族会議をしながら、みんなで協力しながら、悩みつつ頑張って、また大好きな現場に戻れたらいいなと思っています」などど、子育てと仕事の両立の難しさを“ありのまま”語ったのだ。
活躍の場は広がる
芸能リポーターの川内天子氏はこう言う。
「ママと女優業の両立問題に切り込んだことは、芸能界に大きな影響を与えるでしょう。週刊誌では、蒼井さんがNHKが手配したベビーシッターを利用して撮影にのぞんでいると報じています。主演女優を抱える事務所は、30代になるとヒロイン役からの方向転換に悩みます。長澤まさみさん(35)や綾瀬はるかさん(38)のようにアクションや怪演ができるなどの特技のある女優は別として、独身で恋愛模様を繰り広げる等身大の女性役がハマっていた女優の場合は役が狭まります。
40代に向けて母親役や不倫相手役、犯人役といった2番手、3番手も求められ、転機となる結婚や出産が女優としての価値を高めるともいわれています。今後は少子化や女性の社会進出の大義名分もあり、ママさん女優への事務所のサポート体制も厚くなるでしょうし、活躍の場は広がるとみています」
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