花屋も「らんまん」に注目!紫の開運花ヘリオトロープを竹雄(志尊淳)に

斑目茂美 開運花師
更新日:2023-05-10 06:00
投稿日:2023-05-10 06:00

花言葉は「献身的な愛」「悲恋」

「ヘリオトロープ」は英名で、学名では「ヘリオトロビウム」。ギリシャ語では「太陽に向かって花が咲く」という意味だそうですが、この花は、ギリシャ神話にも登場しております。

 太陽の神アポロンに恋をした水の精クリティ。アポロンには恋仲の女性がいましたが、それを知ったクリティのちょっとした行動がまさかの展開で、恋仲だった女性は生き埋めにされ、死んでしまいます。自らの行動を恥じたクリティは太陽を見つめ続け、やがてヘリオトロープに姿を変えてしまった、というお話なのですが――。

 花言葉「献身的な愛」「悲恋」も、ヘリオトロープという甘美な響きも、深く魅惑的な紫色の小さな花も、いずれもワタクシがハマりまくって絶賛トキメキ中の竹雄のイメージにピッタリ! ヘリオトロープを見るたびに、ワタクシの妄想はどうにも止まらないのでございます。

ヘリオトロープの楽しみ方

 開花期間の長いヘリオトロープは、切り花でなく鉢植えにて購入可能。草のように見えて実は木ですが、春先の今頃、お花屋さんに出回るタイプは草に近い状態で出回ります。

 ハッキリ言って、地植えはオススメ致しません。寒いとすぐに死んでしまうからです。基本的には多年草ですが、冬越しが難しいので一年草だと思った方が気が楽でございます。お花屋さんのためにまた来年もご購入お願いよろしくお願い致しますw。

 乾燥に弱いうえに多湿も苦手というなかなかのワガママちゃんなので、水分&温度コントロールのしやすい鉢植えで管理するのがオススメですわ。

 冬越しをして大きく育てるのが希望とあれば、寒くなって霜が降りる前に室内に入れ、水は与えすぎず若干の渇き気味にて管理を。水をあまり飲まなくなる冬場の水分過多は根腐れの原因にもなりますので、気をつけてくださいませ。

 ヘリオトロープの大きな魅力のひとつである「香り」は、一度花が開き始めるとその威力をいかんなく発揮します。ヨーロッパではいにしえより「神様の薬草」と呼ばれ、花を財布やポケットに入れて金運アップのおまじないをしていた、ともいわれております。

 紫は高貴で心のリラックス効果も期待できる色。ヘリオトロープの鉢や咲いた花を摘みとってポプリやドライフラワーなどを寝室に置いて、心の健康と質の良い眠りを手に入れてください。香り、色ともに開運アップの要素のあるお花は、楽しみ方がいろいろですよ。お試しあれ。

 ヘリオトロープの甘美な香りがアナタを心の健康と若さに一役買ってくれますことを……遠いお空の向こうから応援しておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


タイパ? なにそれ。映画館で初対面の作品と出会う胸のときめき
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
リュウジ氏と港区女子の相容れぬ価値観「男子全奢り論争」諸悪の根源は?
 諸悪の根源はリュウジさんでも港区女子でもなく、ズバリ“あの人物”でしょう。 「バズレシピ」でお馴染みの人気料理研...
街が茜色に染まり始めた頃…ほんの1カ月前がすでに懐かしい
 夕暮れ前、ぼんやりしていたら辺りは真っ暗。少し前はそんなことなかったのに。  湿度を含んだ空気や強すぎる日差しが...
まるでリヴァー・フェニックス!美少年“たまたま”にうっとり
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
会社の飲み会「欠席LINE」の正解は? 感謝と断る理由では詰めが甘い
 何かをお願いされたり、誘われたりした時、断るのってとても気を使いますよね。  人によっては、本意ではないのにOK...
今どきの「良妻+賢母」ってどんな人?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
“女LINE”は秋の空!嫌味、派閥、狂乱…げに恐ろしき女だらけの職場
 女だらけの職場に勤めた経験はありますか? 学生時代から多くの人が感じるように、さっぱりしている男性に比べて、女性の人間...
2023-10-07 06:00 ライフスタイル
村上春樹氏、今年もノーベル文学賞ならず…「村上レシピ」で一人残念会
 スウェーデン・アカデミーは5日、2023年のノーベル文学賞をノルウェーを代表する劇作家ヨン・フォッセ氏(64)に授与す...
部屋が汚いときはどうすれば? 手始めにやる3つのこと&綺麗を保つコツ
 ちょっと気を抜くとすぐに散らかってしまう部屋。部屋が汚くなったとき、「とりあえず何から片付ければいいんだ?」と途方に暮...
田舎の秋の景色 この気持ちいい季節がずっと続いてほしい
 気づけば10月に突入。1年の後半のこのスピーディーな感じ、なんだか焦るなあ。  ずっとこの気持ちいい季節が続けば...
無理して笑うの、やめない?「ポジティブシンキング推し」に物申したい
 ここ数年でメンタルに関する情報は、SNSにも本にもたくさん出ています。それは良い傾向なのですが、やたらとポジティブに考...
MEGUMIの夫・降谷建志は不倫相手に息子を会わせた…ってどんな心理?
 タレントのMEGUMI(42)の夫で、「Dragon Ash」のボーカル・降谷建志(44)の不倫騒動が9月27日に「文...
40代“ぼっち”になった…友達が減った理由3つ&新しく無理なく作る方法
 40代を過ぎてから「友達が減った」と感じていませんか? 学生時代に親友と呼べるほど仲の良かった友達でも、気がつけば年賀...
まず財布が痩せる! ランニング沼にハマった40女あるある4選
 10月に入りすっかり秋めいてきましたね。「スポーツの秋」とはよく言ったもので、身体を動かすのにピッタリなシーズンになり...
40女も大満足な雑誌付録2選「高級ファンデ×激レアポーチ」は大正解!
 使い勝手が良さそうなスヌーピーの3段ポケットポーチや、試さずに購入するには勇気のいる値段のファンデーションが手軽な値段...
どうする? いらないお土産「いやげ物」はありがた迷惑ってやつです…
 旅行に行った友人やご近所さんからもらうお土産。もらって嬉しいものもある一方、「一体なんでこれを選んだの?」と思ってしま...