イタイ女かもしれないけど「人妻になってもモテたい」は気持ち悪いこと?

豆木メイ フリーライター
更新日:2023-05-16 06:00
投稿日:2023-05-16 06:00

1. 愛情不足説

 幼い頃から両親の愛情を受けていない、学生時代にモテなかったとかそういう生い立ちが原因なのか? とこれまでの人生を振り返ってみますが、決してそんな訳ではありません。

 私が昭和生まれなので当然、両親は「愛してるよ!」とか「好きだよ!」とか口に出して言う世代の人ではありません。

 しかしながら、別に愛情を注がれず育った訳でもありません。

 また、学生時代や独身の頃にモテなかったから今でもその願望が捨てきれないのではないか? とも思いましたが、これも当てはまりません。それなりにモテました(笑)。

 自分で言うなよって感じですが……。

2. セックスレス

 私の発信の源である「セックスレス」。

 これが理由なのでしょうか? 確かにセックスレスが要因のひとつではあるかもしれません。

 ただ、日本の婚姻関係にあるカップルの約50%がセックスレスといわれている現代で、みんながみんなモテたい! と思っているのかといわれるとそんなはずはないと思います。

 しかし長年のセックスレスが、配偶者から女性として見られていないストレスになり、私のモテへの執着に変化している可能性はあります。

3. 夫が年上

 うちは夫が10歳以上年上の夫婦です。

 この事実が私の中でどこか「結婚してあげた」なんて意識が潜在的にあるのではないか? と思うのです。

 当時の私には他の選択肢もあったけれど、あなたを選んであげたんだという驕りがあるのではないか。

 こうやって文章にしてみるとなかなか最低ですね。
 
 夫はきちんと働いていますし、家事育児にはある程度協力的でやるべき役割は果たしています。

 ですので夫婦としては平等な立場ですが、潜在的にこう思っているのがいつまでもモテたいと考える要因かもしれません。

4. モテが人間の価値

 私の場合、「モテる=人としての存在価値」なんて認識を持っている節があります。

 いいトシして何言ってんだよっ……て感じですが。
 
 独身時代は営業職で毎日それなりに忙しく働いていましたが、昇進して役職を与えられた経験はありません。

 社会人として会社に認められた経験が乏しいので、女性としてモテることへの執着に繋がっているように思います。

 こんな風にこじらせた考えになってしまうから、女性も仕事に全力投球した方がいいです。

「モテる=人としての価値」なんて古い考えを持ってるのは痛々しいです。自分でも思います。

結婚してもモテたいのは悪いことではない

 ここまで自分がなぜ結婚してもモテたいと思うのかを分解してみました。
 
 自分で振り返ってもイタイ女だな、とは思うのですがモテたい欲求自体は決して悪いことではありません。

 モテたい気持ちがいつまでも若々しくいられる秘訣ですし、異性に限らず他人の目を気にしているので見た目にも気を使います。

 ただしモテることが自分の承認欲求の全てを満たす、という考えはあまりに虚しいので、その欲求は、仕事や子育てなど他のことで満たせるようになれたらいいですよね。

豆木メイ
記事一覧
フリーライター
アラフォー2児の母。2人目の子供を出産後からセックスレスになる。各SNSでセックスレスのつらさについて発信したところ多くの方から反響をいただく。5年後離婚するために経済的自立を目指して奮闘中。趣味は飲酒。
XInstagramnoteYoutube

関連キーワード

ラブ 新着一覧


男性のうざい武勇伝は強制終了が正解!ベストなあしらい方
 男はかっこつけようとする生き物。目の前に気になる女性がいるとしたら、その意識は格段と強まります。  そこでやらかしが...
恋バナ調査隊 2023-02-24 06:00 ラブ
宅飲みに誘われた!付き合っていない男だよ、上手な断り方は
 まだ付き合っていない男性から、宅飲みに誘われたらどう断っていますか?「もう少し相手のことも知りたいから、断って嫌われた...
恋バナ調査隊 2023-02-24 06:00 ラブ
40代彼女の“草”発言にゲンナリ…「あ、無理」と感じる男性たちの本音
 今回ご紹介するのは、40代の彼女を持つ男性の不満。直接彼女には言えないけれど、ひそかに「そこ無理!」と思っていることが...
恋バナ調査隊 2023-02-23 06:00 ラブ
優良物件!妻や彼女を大事にする「いいマザコン」の見抜き方
 恋愛や結婚相手を選ぶ際、あなたは何をNG条件にしていますか? 人それぞれとはいえ、きっと「マザコンだけは避けたい!」と...
恋バナ調査隊 2023-02-23 06:00 ラブ
「僕からは動きません」マッチングアプリで急増する“定型プロフ”に要警戒
 コロナ禍以降、すっかり市民権を得たマッチングアプリ。その中には首を傾げたくなるようなプロフィールをアップしている男性も...
内藤みか 2023-02-23 06:00 ラブ
デートのお礼LINEは二の矢三の矢を!「また今度」の社交辞令回避テク
 素敵な男性とせっかくデートまでこぎつけても、2回目につながらずフェードアウトしてしまう恋はたくさんありますよね。実は、...
恋バナ調査隊 2023-02-22 06:00 ラブ
本命彼女になりたい…男性を沼らせて手放せない女になる方法
 いつも彼女になれず、都合のいい女止まりになってしまう。彼女になっても全然大切にされない……。  男性になかなか大事に...
若林杏樹 2023-02-22 10:58 ラブ
既婚者マッチングアプリで出会った男性と“お寿司ランチ”した
「コクハク」の本コラムで、「既婚者マッチングアプリって?実際に使ってみた感想と注意点」を書いたのですが、今回はさらに深掘...
豆木メイ 2023-02-21 06:00 ラブ
黒歴史!借金、束縛、浮気常習…別れてよかった元カレ大集合
 交際中に「この人しかいない」「絶対結婚する!」と、相手に執着してしまう女性もいるでしょう。でも、もしかしたら“別れたほ...
恋バナ調査隊 2023-02-21 06:00 ラブ
マンネリ打破に!夫婦のラブホテルデートはメリットだらけ
 新婚の頃は夫への愛情でいっぱいだったのに、結婚生活が長くなり、子供が生まれてみると、すっかりときめきがなくなってしまっ...
恋バナ調査隊 2023-02-20 06:00 ラブ
サレ妻が浮気夫に復讐!ダメージ100倍・スカッと1000倍エピ
 世の中には、浮気や不倫をして、愛していたはずの妻を「サレ妻」にしてしまう夫が存在するようです。でも現代において、黙って...
恋バナ調査隊 2023-02-19 06:00 ラブ
私のテクじゃつまらない? 交際1カ月でのレスに悩む37歳女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-02-18 06:00 ラブ
ムラムラするのに反応しない! 予想外の事態に困惑する50男
「冷酷と激情のあいだvol.130〜女性編〜」では、交際中の恋人と交際1カ月にしてすでにレスに悩んでいる女性・里香さん(...
並木まき 2023-02-18 06:00 ラブ
夫の2回目の不倫が発覚! 冷静にソッコーで手を打つべきこと
 一番信頼している人に「不倫」という形で裏切られた妻は、たくさんの葛藤や苦しみと戦いながら、必死で笑顔を作ろう、前に進も...
恋バナ調査隊 2023-02-18 06:00 ラブ
一周回って親の紹介から始まる恋愛ってアリ♡ と思えるエピ
 お見合いと聞くと、古くて堅苦しい印象を持つ人も多いですよね! でも実は、時代が変わり、最近では親の紹介で恋愛をはじめる...
恋バナ調査隊 2023-02-18 06:00 ラブ
シンクが豚脂まみれ!妻が離婚を考えるほど困る「夫の趣味」
 趣味を持つのはとてもいいことですよね。でも、一口に趣味といってもいろいろな種類があります。中には、離婚を考えさせてしま...
恋バナ調査隊 2023-02-17 06:00 ラブ