更新日:2023-06-10 06:00
投稿日:2023-06-10 06:00
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
ちゃんと付き合っているのかな?
絵里さん(仮名)は、43歳でバツイチ独身。半年ほど前から48歳のツトムさん(仮名)と深い仲になりました。しかし絵里さんは、このところツトムさんとの関係に大きな悩みと迷いを抱えていると言います。
「この年齢になって言ったら笑われるかもしれないんですけど……、ツトムさんとは半年ほど恋人のような関係にあるものの正式に告白を経たわけじゃないんです。
最初は既成事実が先行しただけかな……って思っていたのですが、週に1度は必ず会っているし、会えばどちらかの家やホテルで泊まる仲なのですが、ツトムさんが私とちゃんと付き合っているつもりなのか、まったくわからないんですよね。
そんなの本人に聞けば済む話じゃないかと思われるでしょうけど、なんていうか……、ツトムさんってそういう話を受け付けないような雰囲気を出しているので、なかなか単刀直入に聞くのが難しいんですよね」
告白を経て…って考えは幼稚?
絵里さんに再婚願望は今のところなく、ただツトムさんとどの程度親密な関係なのかを形式的であっても確認したいだけとのこと。
しかしツトムさんは気難しく神経質な面があるために、変な尋ね方をすると関係がこじれそうでためらっていると話します。
「お互いの年齢も年齢ですからね、『告白を経て』と考えている私の考え方が、幼稚なだけなのかなって思わされるときもあります。
でもやっぱり、『付き合いましょう』、『そうですね』という会話がないままズルズルと時間が経っていると、私としては不安なんです」
ラブ 新着一覧
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.125〜女性編〜」では、恋人・ナオトさん(47歳仮名)が過去の恋愛について自分に一切明かして...
不倫相手vs妻の修羅場は、映画「危険な情事」にあるようにすさまじく、そして壮絶に描かれてきました。娯楽としてスカッとす...
2023-01-14 06:00 ラブ
好きな彼がいるのについ出来心で浮気してしまったら、「私はなんてダメな女だ」と落ち込むでしょう。その浮気が原因で彼を失っ...
長引くコロナ禍で「恋の始めかたを忘れてしまった……」とぼやく女性が大勢います。
今までは知らない人と顔を合わせて交...
友情結婚とは、恋愛感情や体の関係がなくても「友情」という気持ちの繋がりで婚姻関係を結ぶこと。まだ認知度はさほど高くはあ...
なかなか本命の恋人関係になれず、友達止まりであったり、大人の関係になったりしていませんか?
誰かを好きになると、「...
今の彼との結婚を考えているなら、旅行がおすすめ。これまで見たことのない彼の本性がポロリと出る瞬間を見逃さないで! 結婚...
前回、離婚を考えた時に問題になる「お金」についてお話ししました。今回はもう1つ大きな懸念である「子供」について考えてい...
新年を迎えると、なんとなく身が引き締まりますね。昨年はやりきれなかった仕事や恋愛の目標に対して「今年こそは」と燃えてい...
大好きな彼と喧嘩してしまった時って、本当に落ち込みますよね。怒りにまかせて言ってしまったセリフに後悔したり、意地を張っ...
彼氏と最後にキスしたのはいつですか? 最近、彼氏がキスしてこなくなっているなら、静かに“別れのとき”が近づいているのか...
出会いの方法のひとつとして当たり前になってきた、マッチングアプリ。便利な反面、一見普通に見える男性の中に、地雷男が隠れ...
2023-01-07 06:00 ラブ
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.124〜女性編〜」では、アプリで知り合った恋人・ユウジさん(49歳・仮名)とのデートが、体の...
夫婦生活を送っていく上で、夫婦のベッドを一緒にするか別々にするかは意見が分かれる問題です。それぞれにメリットやデメリッ...