女性用風俗デビューで人妻の白濁蜜液、射精寸前でゴムを外されて… #4

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-07-04 20:06
投稿日:2023-06-16 06:00

HPには★5つの高評価

――濃厚なお話を、一気に話してくださりありがとうございます。その後をお聞かせください。

「はい、そのあとは2人でお風呂に入ってイチャついて、ホテルは別々に出ました。別れた後は、DMで『今日はありがとうございました。気をつけてお帰りくださいね』とお礼を告げてその日の仕事は終わりです。

 とても緊張しましたが、カスミさんという素晴らしい女性が初めてのお客様になってくれて、僕としてはとても嬉しかったですし、セラピストとしての自信もつきました。

 翌日、店のHPの口コミ欄に以下のような口コミがあったんです。

『新人のジン君にM女プレイをリクエストしました。彼、優しくて希望どおりに言葉責めもしてくれて(ここでは書けないそれ以外のプレイも?)、クンニも最高に上手でした。


 すごくイケメン! また指名しようと思います』

 そして五段階評価で★5つをいただけたんです。ありがたかったですよ。

 口コミの威力ってすごいですね。カスミさんのおかげで、その後はコンスタントに指名が入るようになったんです。

『性のドクター』と謳っているため、『中イキできない悩み相談』『男性に触れられるのが苦手だから、克服したい』とか『アダルトグッズで責めてほしい』など、多くのお客様と出会いましたね」

交際相手がLINEの遅さを心配するように

――それは嬉しいですね。ジンさんの頑張りが認められたということですものね。

「ただ……困ったことも出てきました。付き合っているネイリストの彼女に『最近LINEの返信が遅いね』と心配されることが増えたんです。

 セラピストの仕事中はスマホの電源を切っていますし、女風の仕事はそもそも内緒ですし……。

 彼女がネイリストとして独立した時の開業資金のためと思っていましたが、本末転倒で、彼女を不安にしてしまったことを大いに反省しました。

 なので、『ごめんね。実は2人の結婚のためにも今新しい仕事を手掛けているんだ。これからはもっと2人の時間を持つから』と謝りました。

 何とか理解してもらいましたが、以来、LINEはマメに見るようにして、休日も彼女との時間も大切にするようになりました。女風の仕事は、墓場まで持っていくつもりです」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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