4回の引越しで実感!家族で住みやすい土地にする3カ条、転勤族でも安心

tumugi・ひでまる ツレ婚夫婦ライター
更新日:2023-07-26 09:57
投稿日:2023-07-24 06:00

2. ママ友を無理に作らない

 2つめはママ友を無理に作らないこと。

 途中入学となると、ママ友との関係も気になりますよね。なかには、すでに古くから良好な関係が出来上がっており、話しかけづらい場合も……。しかし、ぶっちゃけそこは気にしなくてOK! それよりも、子どもたちがちゃんと学校や幼稚園に馴染めるかどうかの方が重要です。

 子ども同士が仲良くなれば自然とママさん方とも話すきっかけが増えるでしょう。

 私の場合、転勤先でその都度ママ友を作ってきましたが、引越しても連絡を取り合うのは数名のみです。無理にママ友を作ろうとはりきったところで、最終的に残るのは気の合う一部のママさんたち。

 そもそも、ママ友を作るのは難しいことです。子どもの年齢が一緒でも、ママ友と同じ世代とは限りません。3人の子育てをしてきたなかで、私の体感では話が合わないママさんの方が多かったなと感じています。

 また、ママ友がいないと必要な情報が得られないイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。困ったときは、小学校や幼稚園に直接聞けば大体のことは解決します。

 なので、変にママ友を作ろうと気負わなくて大丈夫です!

3. 自分のペースで生活するのがモットー

 3つめは自分のペースで生活すること。転勤族をしていて悩ましいのが、その土地の風習や文化を押し付けられることです。昔から住んでいる方々にとっては当たり前でも、こちらからしたら驚きの内容だったなんてことも!

 私もある土地に住んでいたときに、子どもがいるならマンションの組合のほかに子ども会にも入らなければいけないと言われました。もちろん、別料金です。

 どんな活動をするのか聞いてみると、月1回のイベントのために持ち回りで準備をしなければならないとのこと。そのために各家に集まりながらの会議や、人数が多ければ別場所(カフェなど)で行う必要があります。

 話を聞いて「あまりに大変&お金がかかり過ぎるだろ!」と衝撃を受けました。しばらく悩んだ結果、結局子ども会はお断りしました。

 子ども会に入らなかったことで裏でヒソヒソされていたかもしれませんが、いつまた転勤するかわからない身。このご近所付き合いが一生続くわけではありません。

 もちろん、常識の範囲で行わなければならないこともありますが、それ以外はスルーしてもいいのではないでしょうか。

「転勤したからその土地に早く慣れよう!」なんて思う必要はありません。郷に入れば郷に従えということわざがありますが、そんなのはもう古い!(笑)

 自分のペースで生活することが心の安寧につながります。

転勤族でも住みやすい土地にできるかは自分次第!

 3つのコツを紹介しましたが、転勤族でも住みやすい土地にできるかは結局のところ、自分次第です。無理に周囲と馴染まなくても、家族が楽しければそれで良し! 私は転勤するたびに、家族で楽しめるスポットを見つけるようにしています。

 最近は、近所のスポーツセンターでバドミントンをするのが我が家のトレンド。家族みんなで共通の趣味をみつけることで、休みの日がより楽しくなりました。

 転勤族だからといってあまり不安にならず、自分らしく生活してみてはいかがでしょうか。マイナスに捉えられがちな転勤族ですが、貴重な経験として家族でポジティブな楽しみ方に変えていきましょう!

tumugi・ひでまる
記事一覧
ツレ婚夫婦ライター
10代で結婚、20代で離婚した3人の子を持つ占い師ライターtumugiと、元妻に2回も不倫サレてバツイチとなった会社員のひでまるが出会い、ステップファミリー(子連れ再婚)に。夫婦ともにFPの資格を所持し、保険会社勤務の経歴を持つ。自らの体験から『ステップファミリーの本音』をテーマに情報発信をしている。ステップファミリーを目指す方の背中を押すべく占い×実体験のアドバイスを用いて活動中!
ブログYouTubeXInstagram公式LINE
◆相談はこちら

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


買い物と恋愛は似てる? 人はなかなか手に入らない物が好き
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
仏人男性が「仏花」を彼女に贈ってしまった…仏壇に供える花の定義とは?
 少し前にフランス人男性が、お仏壇に供える花束だと知らずに日本人のガールフレンドにプレゼントした話がSNSで話題になって...
自虐戦略に乗っかる? ドンキ新業態「ドミセ」のドすべりはなぜ不発だった
 ドン・キホーテ(以下「ドンキ」)の新業態「ドミセ」が話題です。売れると踏んで売り出したオリジナル商品の中で、目標売上額...
ぐにょっとした虫の感触が恐怖! トラウマ級エピと嫌いを克服する方法
 この季節、頭を悩ませるのが「虫」です。特に虫嫌いの人にとっては、生活するのに支障が出るくらい虫の存在は恐怖そのもの……...
猫のたまり場でパチリ! 憧れの茶トラ兄貴の立派な“たまたま”
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
街の「表と裏」 バックヤードからしか見えない風景がある
 人が行き交う華やかな表通りの裏の顔。  すべてがピカピカってわけじゃないけれど、人も街も一面的ではないからね。 ...
子育てしながら“がっつり”働く最適なタイミングは「年長さん」の結論
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
「色の白いは七難隠す」の「七難」は何を指すの?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や表現、地名など...
お嬢様、「ニーゼルミューカス」って何ですの? 上品すぎる“おLINE”3選
 育ちのいい女性は、言葉遣いも上品ですよね。特に、裕福な家庭のお嬢様は異次元に上品すぎる言葉遣いをしているもの……。  ...
何歳で片付ける? リビングに置いたベビーゲートを撤去した
 5歳と2歳半の子どもを育てています。先日、子どもが生まれてから設置していたベビーゲートをついに撤去した我が家。きっかけ...
ぽっちゃり体型見て妊娠と断言するなんて…ドン引きした「親戚エピ」5選
 非常識な人を見ると「あんな風にはなりたくないな」と距離を置いたりするものですが、非常識なのが親戚となると話は別。身内と...
耳がちょっぴり痛いかも?「世間知らずの大人」がたどる怖~い末路
「自分は世間知らずだな」と最後に思ったのはいつですか? もしも思い出せないくらい昔なら、ちょっと自分の住む世界が狭くなっ...
最後に乗ったのは誰? 観覧車の思い出と窓の中に見えた夢
 最後に観覧車に乗ったのはいつだったろう?  かつては親にせがんだものだけれど、いつの間にか自分がその立場になって...
共働きなのに不公平! 妻の不満が爆発する「育児の負担割合」問題
 近年では、夫婦共働きの家庭が増えています。実際に、夫の稼ぎだけで生きていくのは難しい時代になったと感じる人は多いはず。...
もうプレゼント選びに迷わない! 40代女性が欲しいものテッパン5選
 欲しいものは、年齢によって変化するものです。だからこそ、プレゼントを贈る時には、年齢に合わせた好みがわからないと迷って...
「ChargeSPOT」活用で充電忘れてもブルー回避! 2023.8.31(木)
 外出先でスマホのバッテリーが切れそうでピンチ! だからと言ってモバイルバッテリーを常に持ち歩くのも重いし、荷物になりま...