今年の日焼けはヤケドレベル? “常備薬”アロエの美肌効能でクールダウン

斑目茂美 開運花師
更新日:2023-08-02 06:00
投稿日:2023-08-02 06:00

アロエの種類と効能

 有名なのは、家庭向けに売られている「キダチアロエ」、食用や化粧水などに使われる「アロエベラ」、医薬品の「ケープアロエ」。ワタクシも子供の頃「キダチアロエ」と「アロエベラ」にはよくお世話になりました。

 軽い火傷や虫刺され、日焼けでヒリヒリ痛い肌にはアロエの果肉にあるあのヌルヌルを肌に塗りたくるか、果肉を肌に直接貼り付けてクールダウンしていました。それもそのはず。アロエには抗炎症作用や抗菌、抗酸化作用が期待できるミラクル植物で、別名“医者いらず“と呼ばれているのでございます。

 数ある有名な効能の中でも、特にゲキ推ししたいのは「美肌効果」「肌トラブルの解消」。今夏の痛いくらいの日差しは日焼け止めの効果も限界値を超え、ワタクシの肌はジワジワと日焼けを起こし始めました。

 そんな初老の肌でも、救済処置でなんとかしたい! そういえば、植物を使った民間療法のスペシャリストで美肌だった祖母は毎日アロエの手入れをするたびに、ごく小さな若芽をポキッと折ってはかじっておりました。

 当然肌はきめ細やかでシットリで真っ白。ワタクシの汚い手で祖母のスベスベな頬を触っておりましたわ。

常備薬アロエをどう使う?

 近年アロエの効能が脚光を浴び、整腸作用に期待したヨーグルトなどの健康食材以外にも、化粧水やジェルなど手軽にアロエ成分を摂取できる世の中になりました。

 とはいえ「果たしてどんだけアロエが入ってる?」と思えば、目にみえる形で確認しながらアロエ成分取り入れたいと思うのが、欲張りなオンナの性……。ならば答えは簡単! アロエをアナタのお家にお迎えすればいいのです。

 スキンケアなどで生葉を使う場合は、煮沸消毒をする必要があります。熱湯にくぐらせるか、かけるかで雑菌を消滅させるのですな。

 アロエは効き目が強く、軽い火傷などはテキメン。ただ冷やすよりもアロエの外皮と棘を取り除いたゼリー状の果肉をしばらく貼るだけで、痛みが治ります。ゆえにあらかじめパッチテストをし、アナタの肌に合うかどうかを調べてから使用するのをおすすめいたします。

 果肉を食べる場合は、食べ過ぎにはご注意を。少量を慎ましくにてお願い致します。

 アロエは知ってるけど、ちょっと縁遠い~と思っているアナタ。観葉植物としてお迎えしてはいかがでしょう。観葉植物としてのアロエは、ミラクル開運アイテム! 「アロエベラ」はなかなかの見応えでございますよ。

 見てよし、食べてよし、塗ってよしのアロエ。ぜひお試しあれ! ミラクル植物アロエの効能が美しいアナタの毎日を支えてくれますことを……遠いお空の向こうからお祈りしておりますよ~。

斑目茂美
記事一覧
開運花師
半導体エンジニアを経て花業界に転身。イベント・ホテルなどの装飾も手がける生花店を営む傍ら、コンテストで優勝・入賞を重ね、雑誌・新聞等に作品を発表する。神奈川各所にて花教室を開催。障害者支援も花で実践。悩ましくも素敵なお客様を「花」で幸せへと導く道先案内人。ブサかわ猫店長「さぶ」ともに奮闘中。Facebookやってます。

ライフスタイル 新着一覧


見ず知らずの人に電車代を貸せる? 一生大切にしたい人が分かった話
 みなさんは人を信用しやすい方ですか? それとも疑い深い方ですか?  私はどちらかといえば後者で、人を簡単には信用で...
切り取られた街を見上げる 「もっと見たい」は人間の性かな
 ふと見上げたら、切り取られた街が隙間からのぞいていた。  これもチラリズムなのか。全体を見せられるよりも刺激され...
海外駐在妻の驚愕実態!閉鎖的な女のドロドロ、とかくママ友が面倒くさい
 海外駐在ママというと、どこか華やかで羨ましいイメージがありますよね。でも、中には、現地でのママ友との面倒くさい関係に疲...
パワハラ認定は回避を…叱り上手な人が実践するコツ5つ&間違った叱り方
 人を叱るというのは、意外と難しいものですよね。部下や後輩が失敗した時「ビシッと言ってやろう」と思いながらも、パワハラだ...
「俺を撮ってくれよ」な“たまたま”様、地を這うカメラマン冥利です
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
球根いつ仕込む?「秋」の今でしょ!植えっぱなしにオススメの花は7種類
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋は、神奈川の真ん中の片田舎で商売をさせていただいておりますが、今年も悩ましい秋でございま...
とことん落ちないと浮上できない 放っておいてあげる優しさ
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
「花屋前にいる」「どこ?どこにでもいる顔だから」実は傷つきLINE3選
 誰かの何気ない一言に深く心が傷ついた経験は誰しもあるはず。  相手の性格にもよりますが、ほとんどは相手に悪気がな...
お疲れ様はNG、お元気様はOKのナゼ…職場のうざいローカルルール5選
 社会一般ではない通じない「職場独特のローカルルール」が存在する会社って多いですよね。入社したての社員からすれば、ドン引...
青空に踏切の音が映える 季節は秋でも絶対に手放せないもの
 ここ数年ですっかり浸透したものに男性の日傘がある。 「男が日傘なんて」という謎の気負いも、死を覚悟する日差しには...
たまたまもゴロンと全開!幸せそうなにゃんたま様に昭和CMを思ふ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
中年のババア、もとい「中年女性」になった私たちへ
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
「聞いてよ!」「で、結論は?」せっかち君のLINEはタイパ重視ですって
 世の中には、1秒でも時間を節約したい「超せっかちな人」が存在します。なぜ生き急いでいるのかはわかりませんが、とにかく少...
#1 芸能界に執着する35歳女の密かな楽しみ。裏アカで吐き出す腹黒い本音
「いらっしゃい、シゲさん今日は早いんだね」  阿佐ヶ谷駅の北口の飲み屋街・スターロードにひっそりたたずむ小さなスナ...
平日夜8時、話題のオーケー銀座店の惣菜コーナーに行き完全敗北した件
 10月17日、東京・銀座3丁目のマロニエゲート銀座2内に「オーケー銀座店」がオープンして話題になっていますね。銀座の一...
#3「バカにされてる?」元彼のイヤミがつらい。女が椎名林檎を歌う理由
【#1、#2のあらすじ】  阿佐ヶ谷のスナックに勤務している紘子は、役者を目指しながらもくすぶっている日々。そんな...