SNSで見つけた女性限定「猥談オフ会」に初参加→「性」相談してきた

ミクニシオリ フリーライター
更新日:2023-08-04 06:00
投稿日:2023-08-04 06:00

環境も年齢も違う女性同士で語り合う「性の悩み」

「猥談」というざっくりとしたテーマで集合したメンバーではあるものの、話題は性の話や、恋バナっぽいものがほとんど。

 みな口々に「こういう話、周りの友人には話せないですし」と言いながら、「セックス」という言葉を恐れることもなく、心に抱えていた気持ちを吐き出していきます。

 とある女性は、結婚前のパートナーとセックスレスに陥ってしまった悩みを相談していました。

 会には、同じくセックスレスの悩みを抱える既婚者も参加しており、互いの現状を説明しながら、全員でセックスレス解消に向けた案を出し合いました。

男性サイドからのセックスレス情報も

 性産業に従事する女性からは、女性側のスタンスに関してもアドバイスがありました。その職業に関わっていることを告知してもらってから話を聞ける機会はそうそうないので、男性サイドから家庭のセックスレス話を聞くこともあるという彼女の話は、参考になりました。

 逆に彼女からは、自身の職業について彼氏に打ち明けられていないという相談もありました。それぞれ悩みは全く違いますが、向き合ってみると語りがいがあり、あっという間に時間が過ぎていきました。

 私自身は、パートナーとの行為のマンネリ化を防ぐにはどうしたらいいか、と相談。性の楽しみ方に詳しいメンバーたちが、おすすめのおもちゃや誘い方のコツをシェアしてくれて、個人的にもかなり参考になりました。

「悩んでいるのは自分だけではなかった」と安心。初対面だからこそ深く語り合える

 オフ会に参加した一番のメリットは、若い頃のように、恋や性の話を女性と語り合えるのを心から楽しめたことです。

 仕事で繋がる人や家庭のある友人など、身の回りでは話しづらさを感じることが多かったのですが、初対面の女性同士では、むしろ盛り上がりすぎるくらい楽しく話せました。

 若い頃は、恋バナと言えば親友にシェアするのが当たり前でした。しかし、大人になった今、自身の環境をよく知らない人の方が、フラットに話を聞いてもらいやすいことが分かりました。

 自分以外の人が抱える悩みの多様さを知れたことも、私にとって大きなメリット。性交痛や更年期など、自分は抱えたことのなかった悩みもありつつ、同じ悩みを抱えたことがある人と知り合えたのです。

 悩んでいるのは自分だけではないのだと気づけた時は、いいようのない安心感を覚えました。

3時間では足りなかった!

 3時間程度の会でしたが、最後は全員で「話し足りなかったね」と笑い、それぞれのSNSなどを交換。メンバーの清々しい表情を見ていると、自身が抱えていたものを素直に吐露できる機会の大切さにも気づきました。

 オフ会と一言で言っても、規模はさまざまです。私の場合は個々の話をじっくり聴きたかったこともあり、少人数制を選び、参加費は自身の飲食代のみでした。

 大人数になればなるほど、全員の話をじっくり聞くというよりは、会を主催するインフルエンサーの講演を聞く時間が長いタイプが増えていくと思います。

 大規模な会であれば、交流で嫌な思いをする可能性は低くなるでしょう。

 しかし、交流をメインでしたいなら、少人数の会に参加する方がおすすめです。

ミクニシオリ
記事一覧
フリーライター
フリーランスの取材ライター・コラムニスト。ファッション誌や週刊誌、WEBSITEメディアなどで幅広く活動。女性向けのインタビュー取材や、等身大なコラム執筆を積極的に行う。いくつになってもキュンとしたい、恋愛ドラマと恋バナ大好き人間。
XInstagram

ラブ 新着一覧


「年齢で変わる恋愛観」妥協さんor高望みさん、後悔どっち?
 アラサー&アラフォーになると「この年齢だから恋愛に妥協しよう」と考える人と、「この年齢だから、最高の人を見つけよう!」...
恋バナ調査隊 2022-04-14 06:00 ラブ
人気じわり「令和版レンタル彼氏」知られざる実態を“覗き見”
 彼氏をレンタルすることが、コロナ禍にじわじわ広がっています。マンツーマンでの対応なので、ホストクラブよりも密にならない...
内藤みか 2022-04-14 06:00 ラブ
「ドーターに恋をした自称ダメ男」ハイスぺお爺ちゃまの恋文
 涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越...
涼香 2022-04-27 14:28 ラブ
傷つく恋愛いらん!付き合っていないのに手をつなぐ男性心理
 付き合っていないのに手をつなぐ男性っていますよね。若いうちなら、少しの火遊びも冒険心で楽しめるもの。でも、年を重ねるご...
恋バナ調査隊 2022-04-13 06:00 ラブ
30代40代の恋愛…なぜ片思いはつらい、逃げたいって思うの?
 若い頃は、たとえ片思いでも好きな人がいるだけで幸せな気持ちを味わえていたでしょう。でも、大人になるにつれて片思い自体が...
恋バナ調査隊 2022-04-13 06:00 ラブ
夫に幻滅する5つの瞬間 しんどい夫婦生活を1ミリでも改善!
 大好きな人との結婚が決まった時、多くの人は幸せでバラ色の生活をイメージしていたでしょう。しかし、月日が経つにつれて「こ...
恋バナ調査隊 2022-04-13 06:00 ラブ
アナタを好きになっちゃう会話術 共通の話題がなくてもOK!
 同じ趣味の話題で盛り上がっている男女を見て、羨ましいと感じたことはありませんか? せっかくデートまでこぎつけたのに、共...
若林杏樹 2022-04-13 06:00 ラブ
いざ離婚!公正証書作成で養育費月6万円、元夫は顔面蒼白に
 ステップファミリー5年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
彼と価値観が合わない…コロナ禍で浮き彫りもすぐ別れるな!
 コロナ禍になり、生活スタイルが変わった人は多いでしょう。恋人がいない不安や寂しさから恋活に力を入れる人が増えた一方で、...
恋バナ調査隊 2022-04-12 06:00 ラブ
本気で結婚したいなら「遊び終わった男性」が買いって本当?
 過去に浮気をされた経験がある人は、彼氏を選ぶ時に「浮気するタイプかどうか」を基準にしている人が多いでしょう。中には、女...
恋バナ調査隊 2022-04-11 06:00 ラブ
男が失いたくない彼女って? 若さより“人生経験”に勝算あり
 アラサー&アラフォーになると「これを最後の恋にしたい」「失いたくないと思われる彼女になりたい」など、切実に思うようにな...
恋バナ調査隊 2022-04-11 06:00 ラブ
排卵検査薬ない? 絶賛不倫中の子から届いたドン引きLINE5選
 芸能人や著名人による不倫報道はたびたび世間を騒がせていますが、あなたの身の回りでも、不倫をしている人は意外と多いかもし...
恋バナ調査隊 2022-04-10 06:00 ラブ
デートがしたいだけ! 女性から誘う時の秘訣3つと男性の本音
 恋愛中に「彼からデートに誘ってくれたらいいのに!」と思う女性は多いでしょうが、現実はそう甘くはありません。でも、だから...
恋バナ調査隊 2022-04-10 06:00 ラブ
ビビビッを信じて!「一目惚れカップル」の恋は意外に長続き
 恋に落ちる瞬間は人によってさまざま。時には「一目惚れ」をしてしまうこともあるでしょう。一目惚れは成就しづらいというイメ...
恋バナ調査隊 2022-04-09 06:00 ラブ
男性は繊細な生き物デス…彼のプライドを傷つける彼女の言葉
 男性には「男のプライド」があります。雄々しく見えるこのプライドですが、実はちょっとした彼女の言葉でも傷ついてしまうデリ...
恋バナ調査隊 2022-04-09 06:00 ラブ
結婚10年目で発覚!“鬼嫁”と吹聴する夫に不信感が募る38歳妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-04-09 06:00 ラブ